不要になったマフラーを手放すなら、買取方法を上手に選ぶことが大切です。店頭や宅配買取、リサイクルショップ、そしてフリマアプリなど、様々な選択肢があります。本記事では、それぞれのメリットをわかりやすく解説。さらに、初めての方でも安心して取引ができるメルカリという選択肢を提案します。
マフラーの買取にはこんな選択肢がある
マフラーの買取方法は実はたくさんあります。それぞれの特徴を知ることで、自分に合った方法を選びやすくなります。
買取サービス(店頭・宅配・出張)
買取サービスには主に3つの形態があります。
店頭買取では、その場で査定を受けて現金化できる手軽さが魅力。特にブランドものなど、価値の分かりにくいマフラーは、プロの目で見てもらえる安心感があります。
宅配買取は、家にいながら手続きができる便利さが特徴です。箱に入れて送るだけなので、忙しい方にもぴったり。最近は写真で事前査定をしてくれるサービスも増えています。
出張買取は、大量のマフラーをまとめて査定してもらいたい場合におすすめ。重たい荷物を運ぶ必要がなく、家で待っているだけでOKです。
リサイクルショップ
リサイクルショップの良いところは、マフラー以外の不要品も一緒に持ち込めること。1回の外出で複数のアイテムを処分できる効率の良さが特徴です。
また、店舗スタッフに直接相談できるのも魅力的。「この程度の傷なら買取できますか?」といった相談もその場でできますし、状態に応じた適正価格の目安も教えてもらえます。
マフラーの買取にフリマアプリ「メルカリ」をおすすめする理由
マフラーを手放す方法として、メルカリはとても魅力的な選択肢です。スマートフォンがあれば誰でも始められ、取引の手続きも簡単です。以下でメルカリをおすすめする具体的な理由を見ていきましょう。
利用者数が多くマフラーのニーズもある
メルカリは国内最大のフリマアプリです。多くの購入希望者の目に触れやすいため、マフラーを売るのにとても適しています。実際の取引データを見ると、1か月で2万件以上ものマフラーが取引されています。
アプリが使いやすく、初心者でも簡単に出品できる
メルカリの魅力は、スマートフォンがあれば誰でも簡単に始められること。写真を撮って、商品の説明を書いて、値段を決めるだけで出品完了です。
配送方法も豊富で、コンビニから発送できる手軽さも人気の理由となっています。
鑑定サービスが利用できるので、ブランドマフラーの出品も安心
高価なブランドマフラーを売る際には、あんしん鑑定サービスが利用できます。これは、購入者が希望した場合に利用できる有料オプションで、専門家による鑑定を経て商品が届くため、取引の信頼性が高まります。
データでわかる、メルカリでのマフラーの取引傾向
実際の取引データを分析すると、メルカリでのマフラー取引の特徴が見えてきます。
人気ブランドの取引件数と平均価格
メルカリでの人気ブランドの取引状況を見てみましょう。
- BURBERRY(バーバリー):1,600件、平均6,600円
- Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド):750件、平均5,900円
- POLO Ralph Lauren(ポロラルフローレン):600件、平均3,900円
- Louis Vuitton(ルイヴィトン):550件、平均32,700円
- Uniqlo(ユニクロ):500件、平均1,600円
- BURBERRY LONDON(バーバリーロンドン):450件、平均6,300円
- Acne Studios(アクネストゥディオズ):400件、平均10,800円
- Johnstons of Elgin(ジョンストンズオブエルガン):350件、平均9,300円
- FENDI(フェンディ):300件、平均8,400円
- LOEWE(ロエベ):300件、平均20,500円
幅広い価格帯のブランドが取引されており、高級ブランドから手頃な価格帯まで、様々な選択肢があることが分かります。
商品の状態ごとの取引件数と平均価格
商品の状態別で見ると、以下のような傾向があります。
- 「目立った傷や汚れなし」:全体の48.4%(11,650件)で平均5,600円
- 「新品、未使用」:28.7%(6,900件)で平均5,800円
- 「未使用に近い」:13.9%(3,350件)で平均7,300円
- 「やや傷や汚れあり」:7.4%(1,750件)で平均4,800円
- 「傷や汚れあり」:1.4%(350件)で平均3,600円
- 「全体的に状態が悪い」:0.2%(50件)で平均2,300円
状態の良い商品が全体の約77%を占めており、やはり状態の良さが価格に影響することが分かります。
また、状態が悪くなるほど取引件数が少なく、平均価格も下がる傾向にあることが見て取れます。
売れるまでの時間
分析によると、出品から売れるまでの平均時間は約161.6時間(約6.7日)。最短では出品後すぐに売れた例もあります。
価格帯別で見ると、3,000円から10,000円の商品が比較的早く売れる傾向にあります。
メルカリでマフラーを売るときに押さえておきたいこと
メルカリで効率よく売るためには、いくつかのコツがあります。適切な準備をすることで、より多くの購入者の目に留まりやすくなります。以下のポイントを意識して出品してみましょう。
検索でヒットしやすいタイトルをつける
タイトルは購入者の目に最初に入る大切な要素です。以下の情報を含めましょう。
- ブランド名:正式名称を記載(例:BURBERRY、バーバリー)
- 素材:「カシミヤ」「ウール」など、素材名は必ず記載
- 色や柄:「グレー」「チェック柄」など、特徴的な表現を使用
- 商品の状態:「新品」「美品」など、状態を簡潔に表現
- シーズンやモデル:発売時期や型番がわかる場合は記載
このように必要な情報を整理して記載することで、購入検討者の目に留まりやすくなります。
商品説明を丁寧に書く
商品説明は購入の決め手となる重要な情報源です。以下のポイントを意識して記載しましょう。
- 商品の基本情報
- 正確なブランド名
- 素材の詳細(混率なども)
- サイズ(縦×横のサイズ)
- 購入時期や使用期間
- 付属品の有無
- 状態の詳細説明
- 使用による毛羽立ちの有無
- シミや傷の位置と大きさ
- クリーニング歴
- 保管方法
- 匂いの有無
気になる箇所は特筆事項として明記することで、購入者との認識のズレを防ぐことができます。
商品写真にこだわる
写真は商品の価値を最も効果的に伝えられる要素です。
- 全体写真のコツ
- 自然光を使用し、影ができにくい場所で撮影
- 白やグレーの背景で商品を引き立てる
- 畳んだ状態と広げた状態の両方を撮影
- カラーバランスを実物に近づける
- 細部の撮影ポイント
- ブランドタグやケアタグをクリアに撮影
- 織りの質感がわかる接写
- 毛玉や傷がある場合は、その範囲がわかるように撮影
- フリンジやステッチの状態も忘れずに
最大20枚まで写真が掲載できるので、商品の状態を余すことなく伝えましょう。
出品タイミングを工夫する
季節や時期を意識した出品で、商品が見つかりやすくなります。
- ベストな出品時期
- 秋口(9月下旬~10月):防寒アイテムを探し始める時期
- 気温が下がり始めた時:需要が高まる
- セール時期の前:新品を定価で購入する前の購入者をキャッチ
また、平日の夜や週末など、購入者が多くアクセスする時間帯の出品も効果的です。
メルカリでマフラーを出品する手順
実際の出品作業は、とてもシンプルです。スマートフォンで写真を撮り、必要事項を入力するだけで完了します。順番に手順を確認していきましょう。
メルカリアプリを開いて、ホーム画面下部の「出品する」を選択
- 最大20枚までアップロード可能
- 全体像、タグ、細部など、様々な角度から撮影
- ファッション > レディース > 小物 > マフラー
- ファッション > メンズ > 小物 > マフラー
「新品、未使用」から「全体的に状態が悪い」まで、適切なものを選択
- 上記で準備した情報を漏れなく記載
- 価格は類似商品を参考に設定
送料込みか着払いかも選択
入力内容を確認し、「出品する」をタップ
メルカリでマフラー買取を始めよう!
メルカリでのマフラー販売には、たくさんのメリットがあります。多くの購入希望者に出会えるチャンスがあり、自分で価格を設定できる自由度の高さも魅力です。
まずは1点から始めてみましょう。この記事で紹介した撮影のコツや説明文の書き方を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。
※この記事でご紹介したメルカリの取引データは、以下のカテゴリにおける、2024年11月1日〜11月30日に行われた取引が対象です
- ファッション > レディース > 小物 > マフラー
- ファッション > メンズ > 小物 > マフラー
※実際の売却時間や取引価格は、商品の状態や市場需要によって変動します