パソコンの買取にはメルカリがおすすめ！相場やメリットをご紹介

パソコンの買取にはフリマアプリのメルカリを活用するのがおすすめです。この記事では、メルカリでパソコンを売るメリットとデメリット、その売り方をご紹介します。

メルカリなら特にノートパソコンの買取がおすすめ

ノートパソコンは、メルカリで高く売れやすいアイテムのひとつです。

メルカリのユーザー層は、パソコンのライトユーザーが多いため、高スペックで場所を取りやすいデスクトップパソコンよりは、スペックはそこそこでもコンパクトなノートパソコンを選びたいというユーザーが多い傾向にあります。

逆に、中古パソコンを実店舗で買おうと考える人は、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンを選ぶ傾向が高いため、かえってノートパソコンの買取額は低くなりがちです。

こうした事情から、ノートパソコンであればメルカリで売るほうがメリットが大きくなりやすいと言えます。

パソコンの買取を検討している方は、ぜひメルカリに出品してみてください。

メルカリでパソコンを売るメリット・デメリットとは

メルカリでパソコンを売るメリット、デメリットには、以下のようなものがあります。

メリット：高値で買い取ってもらえる可能性がある

一般的なパソコンの買取業者は、業者としての利益を出すために、現行ユーザーから安く買い取って、新規ユーザーに高く売る必要があります。

そのため、市場の売値に比べて大幅に安い金額でしか買い取ってはくれません。

その点メルカリを利用すれば、中間手数料として取られていた分が大幅に縮小されるため、売り手側が受け取れる金額が大幅にアップしやすいのです。

デメリット：パーツだけだと売れにくい

実店舗での買取の場合、例えば、デスクトップパソコンの一部のパーツのみで買い取ってもらうこともできます。

しかし、メルカリではスマホユーザーが多く、パソコンに詳しくない人も少なくありません。

そのため、パソコンパーツ単体ではなかなか売れない可能性が高いのが現状です。

パソコンの買取相場は？

自分の持っているパソコンが、どれくらいの価格で買い取ってもらえるのか気になる方も多いでしょう。

そこでここでは、メルカリの実際の取引データをもとに、メルカリ内でのパソコンの相場をご紹介します。

※2025年2月1日～2025年2月28日に出品された商品が対象

パソコンの状態別の相場

ノートPC

状態	平均価格	取引件数	平均売却日数
新品、未使用	約108,400円	約230件	4.0日
未使用に近い	約83,100円	約520件	4.0日
目立った傷や汚れなし	約38,400円	約4,640件	3.8日
やや傷や汚れあり	約24,300円	約3,600件	3.9日
傷や汚れあり	約16,800円	約1,050件	4.0日
全体的に状態が悪い	約8,500円	約570件	3.0日

新品や未使用に近い商品の平均価格は高く、取引件数もそれなりにありますが、売却までの日数に大きな差はありません。

また、状態が多少悪くても一定の需要があることがわかります。

デスクトップPC

状態	平均価格	取引件数	平均売却日数
新品、未使用	約126,300円	約130件	2.4日
未使用に近い	約108,500円	約150件	2.8日
目立った傷や汚れなし	約40,400円	約930件	4.2日
やや傷や汚れあり	約25,300円	約600件	4.3日
傷や汚れあり	約14,500円	約170件	4.7日
全体的に状態が悪い	約8,500円	約70件	2.7日

状態が良い商品ほど取引価格が高く、売却までの日数も短い傾向にあります。

「目立った傷や汚れなし」が取引件数で圧倒的に多く、価格設定の妥当性や状態が購入者にとって重要であることが推測されます。

ブランド別の相場

ノートPC

ブランド	平均価格	取引件数	平均売却日数
アップル [Apple]	約64,800円	約2,690件	3.4日
フジツウ [FUJITSU]	約20,200円	約910件	4.0日
エヌイーシー [NEC]	約16,500円	約810件	3.9日
レノボ [Lenovo]	約25,100円	約780件	3.9日
ダイナブック [Dynabook]	約23,300円	約720件	3.8日
パナソニック [Panasonic]	約25,700円	約630件	4.2日
デル [Dell]	約28,600円	約490件	4.0日
エイチピー [HP]	約31,600円	約330件	4.6日
マイクロソフト [Microsoft]	約54,300円	約310件	3.9日
トウシバ [TOSHIBA]	約13,300円	約310件	3.8日

圧倒的にアップルが多く、価格も比較的高めで売却までのスピードも速いです。

また、マイクロソフト製品も高価格帯で比較的早く取引される傾向があるようです。Windows系のブランドは価格が手頃で取引件数も多く、日常的に使われるノートPCの需要が高いことが読み取れます。

ブランドごとの特徴を理解し、出品価格や商品のアピール方法を工夫すると、さらにスムーズな取引が期待できそうです。

デスクトップPC

ブランド	平均価格	取引件数	平均売却日数
アップル [Apple]	約45,300円	約440件	4.5日
デル [Dell]	約19,600円	約190件	3.9日
エイチピー [HP]	約16,900円	約90件	5.0日
フジツウ [FUJITSU]	約15,800円	約80件	4.2日
レノボ [Lenovo]	約19,800円	約60件	3.2日
エヌイーシー [NEC]	約15,400円	約60件	4.3日
ヒューレットパッカード [Hewlett-Packard]	約19,800円	約50件	4.4日
マウス [Mouse]	約23,000円	約20件	3.7日
インテル [Intel]	約12,500円	約20件	1.0日

アップル製品が高価格帯でも圧倒的な人気を誇っており、ブランド力と信頼感が取引のしやすさに繋がっていると考えられます。

また、インテルは売却速度が特に早く、価格設定が適切であれば即売れしやすいブランドであると推測できます。

パソコンを売るときの注意点

パソコンを売るときには、いくつか注意しておきたいことがあります。

個人情報は完全に消去する

外部に売るときは、自分自身の手で個人情報を消去することが必須となります。

専門業者に買い取ってもらった場合は業者側で対応してくれることもありますが、個人情報保護の観点から、データ消去はなるべくユーザーの自己責任で行うことをおすすめします。

できるだけキレイな状態で買い取ってもらえるよう掃除する

ノートパソコンの場合は本体外側、デスクトップパソコンの場合は本体外側とカバーの内側を掃除します。

特にデスクトップパソコン本体の内部はホコリが溜まりやすいため、これまで1度も掃除をしたことがないのであれば、開けて中を確認しておくことをおすすめします。

丁寧な梱包をする

配送中のトラブルで本体が故障した場合、クレームの原因となります。

もし保管しているのであれば、購入時に本体が入っていた箱やケースを利用して送りましょう。ケースがないのであれば、パソコン本体が入るサイズのダンボールに、クッション材を詰めて発送します。

より安心安全に発送したいのであれば、専用包材のあるヤマト運輸のパソコン宅急便を利用するといいでしょう。

必要なコード類の同梱忘れ・バッテリー外し忘れに注意

パソコンの起動に必要なコード類やバッテリーの同梱し忘れには注意が必要です。

また、輸送中の万が一のトラブルを避けるため、ノートパソコンのバッテリーは本体から外した状態で発送することをおすすめします。

リチウムイオンバッテリー使用品は大きく注意書きを

ノートパソコンに一般的に使用されているリチウムイオンバッテリーは、気圧の変化によって発熱・発火・爆発などを引き起こすリスクがあります。

そのため、航空便での輸送が制限されています。

配送時に誤って航空貨物になるのを避けるために、箱のどの面からみても「リチウム電池が梱包されている」ということが分かるよう、大きくハッキリと記載する必要があります。

メルカリを活用してフリマでパソコンを買ってもらおう

今回はパソコンの買い取りについて解説しました。

フリマアプリを活用することで、通常の店頭買取価格よりも高い値段でパソコンを買ってもらえる可能性が高くなります。

ただし、発送時に注意しなければいけないことは多く、第三者の目を通ることがないため、しっかりと確認しながら発送作業を行う必要があります。

この記事も参考にしながら、ポイントを押さえた上でぜひメルカリにパソコンを出品してみてください。