食品をネットショップで販売する際に、商品説明はどのように書いたらよいのでしょうか。必ず明記しなければならない必要事項はあるのでしょうか。この記事では食品を取り扱う時に知っておくべきことや、検討しているお客さまへ商品の魅力を十分にアピールするためのコツなど、説明文の書き方についてもわかりやすく解説します。
食品販売はメルカリShopsがおすすめです
これからネットショップを開設し、食品販売をはじめるならメルカリShopsを断然おすすめします。メルカリShopsは、スマホがひとつあれば、かんたんな操作でネットショップの開設から運営までをこなせます。
食品のネットショップを運営していく中で、商品の扱い方にはいくつか注意すべきことがあります。その中でも配送については、とくに安全面や衛生面などに気を配らなくてはなりません。
商品によっては、冷蔵・冷凍での配送が不可欠です。メルカリShopsには、食品販売に最適な配送システムであるクールメルカリ便が利用できます。他のクール便と何が違うのでしょうか。
クールメルカリ便のメリットは5つ。
1.サイズ別全国一律料金
メルカリShopsのクールメルカリ便では、通常ならば、別途費用がかかってしまう本州以外の北海道や離島なども、サイズ別全国一律料金で配送可能で、最大57%送料を抑えることができます。
2.宛名書き不要
配送用の二次元コードを利用することで、会計や宛名書きが不要でかんたんで便利に発送できます。出荷の手続きが素早くスムーズに進みます。
3.配送状況を確認できる
発送した商品がどのような状況にあるのか、メルカリアプリの取引画面で出店者側・お客さま側ともに配送状況をかんたんに確認できます。出荷後に、万が一配送トラブルがあった場合にも、早急に対応できます。
4.プラス30円で集荷可能
複数の発送や、重量が嵩んでしまった場合には、サイズ別料金プラス30円で集荷してもらえるので便利です。集荷に来てもらえれば、ショップから配送業者に持っていく間の保冷を気にする必要もなくなります。
5.匿名配送せず、出店者の情報を明記することであんしんあんぜん配送
クールメルカリ便では出店者の匿名配送には対応していません。食品は、お客さまが口にするものであるため、信頼できるショップから購入したいと考える方がほとんどです。この観点から、出店者情報を記載することで、お客さまへあんしんあんぜんをアピールできます。
メルカリShopsの主なメリットは、クールメルカリ便をはじめ、国内シェアNo1のフリマアプリ「メルカリ」内に出店するため、集客に力を入れなくても多くのお客さまに見てもらえるチャンスがあることや、手厚いサポートが充実している点、決済方法が多様である点などが挙げられます。
また、メルカリShopsではひとつのショップを複数のスタッフアカウントで管理することも可能です。スタッフアカウントには、管理者権限と担当者権限の2種類の権限があります。注文管理や在庫管理などの操作を複数のアカウントで作業できるようになったので、多くの発送作業があったり、何人かで運営しているショップにおすすめです。
スタッフアカウント削除
- オーナー:〇
- 管理者権限スタッフ:〇※1
- 担当者権限スタッフ:×
権限(役割)変更
- オーナー:〇
- 管理者権限スタッフ:〇※1
- 担当者権限スタッフ:×
メールアドレス変更
- オーナー:×※2
- 管理者権限スタッフ:×※2
- 担当者権限スタッフ:×※2
スタッフ名変更
- オーナー:〇
- 管理者権限スタッフ:〇
- 担当者権限スタッフ:〇※3
パスワード変更
- オーナー:×
- 管理者権限スタッフ:〇※4
- 担当者権限スタッフ:〇※4
電話番号変更
- オーナー:×
- 管理者権限スタッフ:×
- 担当者権限スタッフ:×
※1:自分の権限(役割)変更とアカウントの削除はできません。オーナーのみが変更可能です。
※2:メールアドレスの変更不可。メールアドレスは別に新しいものを利用して、スタッフアカウントを再登録してください。
※3:担当者権限スタッフは、自分のスタッフ名のみ変更できます。
※4:パスワード変更については、他のスタッフアカウントのパスワードを変更することはできません。自分のアカウントのみです。
2022年9月時点では、web版のメルカリShopsでのみ利用可能な機能です。スマホからもブラウザ版からログインすることで運用することができます。出店者にとって様々なメリットのあるメルカリShopsで、ネットショップを運営しましょう。
食品販売に必要な商品説明の記載事項
食品を販売するにあたって、必ず記載しなければならない事項は何が該当するのか、まず確認する必要があります。
そして、商品の良さがより伝わりやすくアピールできるような文章にすることも重要です。商品の特徴など、出店者としてお客さまに知っていただきたい情報もしっかりと書き留めましょう。
商品の特徴だけでなく、購買意欲をかき立てて実際に購入していただけるような商品説明が理想的です。ここでは、商品説明を記載する上でのポイントや、必ず記載しなければならない事項について解説します。
お客さま目線の商品説明をする
出店者側からの意見だけでは、自己満足を押し付けてしまっているかもしれません。商品を売るということは、お客さまがあって成り立つものです。
お客さまの立場から自身の商品を選ぶつもりで商品説明のコンセプトを考えてみましょう。
専門性にとらわれ過ぎず、お客さま側にも分かりやすい言葉を使うことも大切です。また、受賞歴や販売累計数などがある場合は、そういった情報についても記載すると、信頼度や人気度のアップにより効果的です。
食品表示や消費期限を必ず記載する
食品販売の際には「食品表示法」とよばれる法令に従って記載する必要があります。具体的な表示ルールは「食品表示基準」で定められていて、大きさやグラム数、産地や作った場所など、商品の具体的な数値や名称を記載することは、この食品表示の法令で義務付けられています。違反があった場合は罰則が設けられているため注意が必要です。
食品表示事項は、大きく分けて「品質事項」・「保険事項」・「衛生事項」があります。消費(賞味)期限と食品表示の事項もそのひとつで、重要なポイントになりますので、詳しく説明していきます。
消費(賞味)期限と食品表示は、商品説明に必ず記載する事項です。商品説明に記載しない場合は、食品表示がわかる画像の掲載などでもわかりやすくて良いでしょう。
下記の表は表示事項の一例です。
- 生鮮/加工
- 食品の種類
- 表示事項
- 生鮮食品の表示概要
- 農産物
- 畜産物
- 水産物
- 玄米および精米
- 名称・原産地・放射線を照射した食品・特定保健用食品・機能性表示食品・遺伝子組み換え農産物・乳児用規格適用食品
など他
- 加工食品の表示概要
- 国内で容器包装に入れられたものが対象
- 名称・保存の方法・消費期限または賞味期限・原材料名・添加物・原料原産地名・内容量または固形量および内容総量・栄養成分の量および熱量・食品関連事業者の氏名または名称および住所・製造所または加工所の所在地および製造者または加工者の氏名または名称
など他
例えば、生鮮食品の農産物/畜産物/水産物は「名称」「原産地」など、玄米や精米は「名称」「原産地」に加え、個々の品目の特性に伴って表示する事項もあります。加工食品について販売する食品が冷蔵・冷凍を必要とする場合には、必ずその旨も明記し、発送の際には冷凍・冷蔵便を利用しお届けします。
消費(賞味)期限の表示は以下のいずれかを記載します。
- 発送から○○日以内
- 賞味期限○○/○○/○○
- 製造から○○日以内(製造日○○/○○または発送当日に製造)
保存方法で記載が必要なのは、食品表示法で保存方法の表示が義務付けられている食品の場合です。また、福袋・詰め合わせ商品を販売する際には、トラブルを避けるために「福袋・詰め合わせ商品」であることを商品説明に必ず記載してください。
実際の商品よりもお得感をあおったり、実物と異なる内容を記載することは、お客さまを誤解させてしまい、景品表示法に反する懸念があるので、注意してください。
「福袋・詰め合わせ商品」にも、賞味期限、消費期限を必ず記載してください。すぐに賞味期限や消費期限が切れてしまうものの販売はできる限り避けましょう。
魅力的な商品説明を書くコツ
商品説明は、その商品がどのようなもので、なぜ買う価値があるのかを説明する大切な役割を果たします。商品の特徴や詳細に関する情報をお客さまに分かりやすく伝え、いかに商品を魅力的に見せられるか、購入したくなるように働きかけられるかが焦点です。
まず、どのようなお客さまにこの食品を購入していただきたいのかターゲットを絞ってみます。
お客さまはどのようなことを知りたいのか。そして、どのようなことに不安を感じるか。また、どのような情報があったら嬉しいかなど、購入するお客さまになったつもりで考え、お客さまの視点に合わせた商品説明を心がけましょう。
また、長々と商品の詳細だけを明記するのではなく、退屈な文章にならないようわかりやすく具体的に書くことが大切です。魅力的な書き方のコツは、その要素を使ってストーリーを膨らませて書くことです。
物語やエピソードを含んだ文章のほうが人を引きつけたり、記憶に残ったりすることもあります。ストーリーを盛り込んだ方が、読んだ人の気持ちを揺さぶるような感情的な商品説明が描けるという大きなメリットが隠されているのです。
そして、食品の感覚的な表現は、直接脳に働きかけ、脳が能動的に働き、想像力を刺激します。たとえば、オノマトペのような感覚に直接訴えかける、パリパリ、つるつる、もちもちのような言葉を上手に文章に取り入れてみましょう。さらに、お客さまの感覚を刺激して購入したい衝動へ誘い込みましょう。
伝えたい魅力を6W2Hでアピール
お客さまが必要としている情報をほどよく伝えるには、「6W2H」という骨組みを使うと便利です。
6W2Hの内容は、What ・ When ・ Where ・ Who ・ Why ・ How (5W1H)に、「Whom」「How much」をつけ加えたものです。まずは、必ず伝えたい内容とお客さまが知りたい情報を「6W2H」に当てはめて抽出します。
下記の表を参考にしてください。
What
- 何
- 商品情報(商品名、型番、色、サイズ、特徴、機能など)
When
- いつ
- 販売期間、セール期間、旬、季節
Where
- どこで
- 販売店、販売ルート、発送方法
Who
- 誰が
- 生産者、歴史、由来など
Whom
- 誰に
- ターゲット(性別、年代、職種、環境など)
Why
- なぜ
- ストーリー、商品が提供できる価値など
How
- どうやって
- 商品の選び方、使い方、お客さまの声、特典、保証など
How much
- いくらで
- 販売価格、セール価格、お試し価格、支払方法など
この骨組みを活用すれば、情報が漏れたり抜けたりすることがなくスムーズに商品説明を組み立てやすくなります。
その商品を食べたくなるようなベネフィットを描写する
お客さまに商品の詳細情報を伝えることも大切なのですが、それだけでは購入してもらえるような魅力的な商品説明にすることは難しいです。
重要なのは、その商品を購入することでお客さまにどのようなベネフィット、つまりその商品で得られる満足感や充足感などがあるのかを伝えることです。
具体的にこの商品がもたらすベネフィットや購入後のストーリーが商品説明の中に盛り込まれることで、商品の魅力をより強く訴求できます。
商品の弱みや欠点がある場合は注意点なども隠さず記載する
商品のメリットやベネフィットだけでなく、もし商品に注意すべき点がある場合は、きちんと隠さず記載しましょう。そうすることでお客さまへの信頼度もアップします。
実際の商品に対してお客さまのイメージや認識とのずれがあったり、お客さまに不利益が生じた場合、ショップとの信頼関係が損なわれ、もう購入していただけなくなる場合もあります。
例えば、見栄えが悪いと言う注意点をただ記載するのではなく、正規品と味に違いがない等の場合は、合わせてお客さまに紹介することであんしんあんぜんをアピールできます。
商品への付加価値をつける
食品の場合には、生産者の顔写真やコメントを掲載して、安心感や信頼性をアピールしたり、数量限定や期間限定で特別感を持たせたり、送料無料やセット割引、特典付き、即日発送などのサービスを強化する方法もあります。
このようなお客さまへのアドバンテージでひきつけ、この食品はここでしか味わえないと言うメリットやベネフィットなどをさらに盛り込んでみましょう。
競合商品との差別化を図るために付加価値を付ければ、興味を持ってくれたお客さまの購入を後押しできるでしょう。
その付加価値としてのストーリーをイメージして説明文を書くことも大切です。出店者側の気持ちや生産者ならではの視点や商品自体の希少性・こだわりなどが強調され、唯一無二の商品説明になります。
説明文のわかりやすさやリードビリティー(可読性)を加味する
必要事項を交え、商品の魅力を盛りだくさんに含んだ商品説明を作ったとしても、読みにくいなどの理由できちんと内容を見てもらえなければ意味がありません。
商品説明の内容だけでなく、お客さまに読んでもらいやすいように説明文の配置を考えることも大切です。行間を内容ごとにあけてみたり、小見出しと分かるように記号をつけてみたりするなどして、読みやすさも重視するよう心がけましょう。
魅力的な商品説明の枠組みを作る
ここまでは、商品説明に盛り込むことや注意点を解説してきましたが、いちから商品説明を書くとなると、なかなか難しい作業です。そこで、お客さまへ商品の魅力を伝えるための商品説明を作るための枠組みを準備しました。この枠組みを活用してより良い商品説明をまとめてください。
1.商品の大きな特徴を3つ挙げる
より伝わりやすくするためには、ひとつの項目にいろいろな要素を詰め込みすぎないことを意識しましょう。
2.産地や作り方などこだわりをあげる
どのような見た目なのか。類似商品との違いはどこなのか。味わいや香りなどにもこだわりのある部分は何なのかなどをピックアップしてみましょう。
3.苦労した点などをヒントにする
食品の生産者や開発者であれば、試行錯誤したことや苦労したこともあるはずです。企業努力の成果などを少々盛り込んでみるのも良いでしょう。ぜひ、お客さまにも知っていただき、購入へのアプローチをできるような文章にしてください。
メルカリShopsにショップを開設するメリットとは
メルカリShopsの便利な機能として、アプリの通知機能があります。お客さまがフォローしてくれた場合、新しい商品を出品すると、「プッシュ通知」で自動的にお知らせを通知してくれます。プッシュ通知でお客さまにアピールすることで、売上に貢献できます。
ほかにもメルカリShopsには多くのメリットがありますが、ここでは、主な3つをご紹介します。
はじめての方でもネットショップの出店・運営がかんたん
メルカリShopsならスマホがひとつあれば、かんたんにショップ開設できるため、幅広い年齢層に利用されています。先行出店した57%がネットショップをはじめて利用した方です。
ネットショップの運営は、場合によって、在庫管理や運営が難しかったり、売上につながりにくい場合があったりすることもありますが、メルカリShopsであれば、スマホひとつでかんたんに操作することができるため、はじめての方でもあんしんしてご利用いただけます。
また、月間利用者2,000万人以上が利用しているフリマアプリ「メルカリ」内に出店するので、力を入れて集客しなくても多くの利用者にアピールすることが可能です。
初期費用や固定費を抑えることができる
複数のネットショップを運営する上で固定費はなるべく抑えたいところです。そういった負担を軽減したい方にも、メルカリShopsはおすすめです。
メルカリShopsは、出店料などの初期費用や固定費はかかりません。料金が発生するのは、商品が売れたときの販売手数料10%と売上金が振り込まれるときの手数料200円だけです。全ての費用は商品が売れたあとに発生するシステムのため、あんしんしてご利用いただけます。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
ネットショップへの挑戦に不安があるという方にも、メルカリShopsはおすすめです。
メルカリShopsでは、はじめてネットショップに挑戦したという方で、初月から月商1,000万円超を達成した実績もあります。かんたんな操作に加え、誰でも利益を伸ばせるチャンスがあるため、はじめての方でもチャレンジしていただきやすいことも特徴のひとつです。
商品説明の書き方を理解してメルカリShopsに出店してみよう
商品説明とは、商品の画像以外に言葉で商品を魅力的にアピールするコピーライティングです。ある程度、購入していただきたいお客さまのターゲットを明確にすることで、より購買意欲をかき立てる説明文を書くことができます。
また、食品の商品説明で重要なことは、食品表示や消費期限を必ず記載することです。法令や販売ルールに準じた内容を、説明文に盛り込みましょう。出店者の思いやブランドストーリーなども盛り込むと良いでしょう。
メルカリShopsは、月間利用者2,000万人以上のお客さまがショッピングを楽しんでいるフリマアプリ「メルカリ」内で出店できるので、集客がしやすく、よりたくさんの方に自分の商品を知ってもらえる可能性があります。
食品のネット販売は、あんしん・あんぜん・かんたんに利用することができるメルカリShopsをぜひご活用ください。手厚いサポートがあるので、ネットショップ初心者でもあんしんして出店いただけます。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!