メルカリShopsでネットショップを開設する場合、ショップ開設申請をして審査を通過する必要があります。提出書類に不備があると通過とならないため、どのような点に気をつけていただくかを項目別にご紹介します。
メルカリShopsで出店するなら、まずは開設申し込みをして審査を受けよう!
フリマアプリ「メルカリ」内に、自分のお店が持てるモール型サービスのメルカリShops。
メルカリShopsは、初期費用・月額利用料金は一切かかりません。料金が発生するのは商品が売れたときと、売上金を口座に振り込むときの手数料のみです!
さらにメルカリShopsは、月間利用者2,000万人以上のフリマアプリ「メルカリ」上のお客さまに向けてお店の商品をアピールできるため、ネットショップ運営がはじめての方にもおすすめです。
また、メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」と違い、出店時に審査があります。
この記事では、審査を通過するために気をつけていただきたいことを項目別にご紹介していきます。
書類に不備があると審査に通らない!
メルカリShopsの審査には、個人情報や振込先口座情報などの書類が必要です。これらの本人確認情報の入力や書類などに、不備があると審査が通らないことがあります。
必要なものをしっかり確認して、事前に用意しておきましょう。
メルカリShopsの審査に落ちないために気をつけること
メルカリShopsの開設申し込み時に気をつけることは、以下の項目です。
- 事業種別
- 住所
- 許認可画像および申請情報
- 振込先口座情報
- 法人情報
- 本人確認書類および入力情報
- 禁止商材
それぞれを詳しく解説していきます。
事業種別
メルカリShopsでは、「個人」「個人事業主」「法人」の3種類の事業種別があり、事業種別によって用意すべき書類が異なります。
一度、開設手続きの申請をおこなうと、後から事業種別を変更することはできないため、はじめにしっかりと理解しておきましょう。
メルカリShopsでの事業種別の違いは、以下の通りです。
- 個人:開業届を提出していない個人の方
- 個人事業主:開業届を提出している個人で、法人を設立していない方
- 法人:株式会社や有限会社など法律上、法人として認められている
住所
メルカリShopsでは、入力いただいた住所と、提出していただいた本人確認書類や許認可証画像・登記簿情報の住所に相違があると審査を通過することはできません。
住所で間違いが多いのは、以下の通りです。
- 建物名の記載が抜けている
- 市町村の記載が抜けている
- 番地情報が抜けている
住所を入力する際は、建物名や市町村、番地などの抜けがないように正確な住所を入力してください。
許認可画像および申請情報
メルカリShopsで販売する商品によっては、許認可証が必要なものがあります。特に食品や化粧品、医療部外品を取り扱う場合には、許認可証がなければ販売できません。
許認可証が必要かどうかは、事前に確認しておきましょう。
ここでは、許認可証が必要な商品の一例を紹介します。
【自家製の食品】
- 商品例:自家製のお菓子や飲料などの加工食品
- 必要な許認可:食品衛生法に基づく営業許可など
※2021年6月から野菜や果物、米穀類も届出が必要になりました。
【冷蔵・冷凍保存が必要な生鮮食品】
- 商品例:生肉、生の魚介類、乳製品
- 必要な許認可:食品衛生法に基づく営業許可など
- メルカリShopsでの審査条件:配送方法をクール便もしくはクールメルカリ便にしていること、事業者として販売実績を有していること
【酒類】
- 必要な許認可:酒類の通販に必要な「通信販売酒類小売業免許」または「酒類製造免許」、「(1989年以前に取得した)酒類販売業免許」
※メルカリShopsでは「一般酒類小売業免許」「酒類卸売業免許」「期限付酒類小売業免許(令和3年3月31日をもって有効期限が満了しているもの)」では酒類の販売はできません。
【中古品(古物)】
- 商品例:仕入れた古着、古本、中古CD・DVD・レコード、骨董・古美術品など
- 必要な許認可:古物商許可
【自家製の化粧品】
- 商品例:手作りの化粧品(石けん、香水など)
- 必要な許認可:化粧品製造販売業許可
※自社で化粧品の製造や輸入をする場合は、化粧品製造販売業許可だけでなく、化粧品製造業許可必要
【自家製の医薬部外部】
- 商品例:オリジナルの薬品化粧品など
- 必要な許認可:医薬部外品製造販売業許可
※自社で化粧品の製造や輸入をする場合は、医薬部外品製造販売業許可だけでなく、医薬部外品製造業許可が必要
これらの許認可証は取得だけでなく、メルカリShopsのショップ開設申し込み画面で、情報の入力および画像の提出が必要です。
許認可画像および申請情報の提出をしていない方は、許認可証が必要な商品の販売をすることができません。
振込先口座情報
メルカリShopsの開業申し込みでは、売上金を振り込むための口座情報を入力します。メルカリShopsの開業申し込みに入力する振込先口座情報の「個人」「個人事業主」「法人」では、注意点が違います。
事業種別で注意すべき振込先口座情報は、以下の通りです。
【個人】
- 原姓の本人名義の口座であること
- 本人情報と口座名義が一致していること
- 屋号や法人名が入った口座は利用不可
【個人事業主】
- 本人の氏名名義に含まれているまたは、屋号単位の名義であること
- 本人氏名が名義に含まれている場合、本人情報と口座名義の氏名が一致していること
- 「株式会社」「有限会社」などが入った口座は利用不可
【法人】
- 法人名が含まれた口座であること
- 事業者名と振込先口座の法人名が一致していること
法人情報
法人情報に不備があると、審査を通過できません。
法人情報によくある不備は、以下の通りです。
- 法人名が登記簿情報と異なる
- 代表者情報が登記簿に登録されている代表者と異なる
代表者氏名の欄に法人名が記載されていたり、代表者氏名の欄にメルカリアカウントの所持者の氏名が記載されていることがあるので、法人名の欄に登記簿情報通りに入力してください。
本人確認書類および入力情報
メルカリShopsで個人事業主を選択した方は、本人確認書類の提出が必要です。
受付できる本人確認書類は、以下の通りです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 在留カード
- 住民基本台帳カード
- 住民票
- 特別永住者証明書
一方、受付対象外となる書類は、以下の通りです。
- マイナンバーカード(個人番号カード・通知カード)
- パスポート
- 外国人登録証明書
- 年金手帳
- 福祉手帳
- 印鑑登録証明書
メルカリShopsで提出できる本人確認書類の氏名、現住所どちらも、完全に一致している必要があるので、間違いのないように入力しましょう。
運転免許証の場合は、表面と裏面の提出が必要です。健康保険証の場合は、「保険者番号」および「被保険者等記号・番号」「QRコード」を隠した状態で撮影してください。
禁止商材
メルカリShopsでは、禁止商品の販売や禁止行為があると、審査を棄却する可能性があります。
メルカリShopsでの販売禁止商品は、以下の通りです。
- 法令に違反または違反のおそれがある、違反を助長する商品
- 犯罪に使用される恐れのあるもの
- 換金性の高いまたは換金目的のもの
- チケット類
- たばこ
- 医薬品、医療機器関係、非科学的商材
- 危険物や安全性に問題があるもの
- 農薬、肥料
- 受け渡しに伴う手続きが複雑または、専門的な知識が必要な商品
- サービスや権利など実体のないもの
- 手元にないもの
- 健康食品、サプリメント、化粧品を除く美容用品
- 自動車および自動二輪車、原動機付自動車
- 不適切と判断されるもの
販売禁止商品の販売をしていなくても、法令や公序良俗に反する行為や、迷惑行為、トラブルに発展しやすい行為、メルカリShopsで不適切と判断された行為などの禁止行為を行った場合も審査を棄却する可能性があります。
審査通過後も、出店・販売後の商品に対してチェックを行います
メルカリShopsでは、登録時の厳重な審査や、出品・販売後の商品に対するチェックを行っています。
メルカリShopsは、個人や法人情報、振込先口座情報などをきちんとご登録いただかないと審査を通過できません。また出品後の商品も、禁止されている商品が販売されていないかや、禁止行為が行われていないかなど、チェックを行っています。
メルカリShopsは、審査を通過した方でないと商品を販売することができません。出店者さま・お客さまの両方にあんしんしてご利用いただくために、事務局によるチェックをしっかりと行なっております。
メルカリShopsがおすすめの理由
ネットショップを開業するなら、メルカリShopsがおすすめです。
メルカリShopsをご利用いただくうえでのメリットはいくつかありますが、主な魅力は以下の4つです。
- スマホひとつで個人でもかんたんにネットショップが開業できる
- 月間利用者2,000万人以上のお客さまに向けてかんたんにアピールできる
- ショップ開設初月に月商1,000万円超を達成したショップがある
- 初期費用・月額料無料
それぞれを順番に見ていきましょう。
スマホひとつで個人でもかんたんにネットショップが開業できる
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内でネットショップ運営ができます。審査を通過する必要がありますが、商品登録や出品方法はフリマアプリ「メルカリ」と同じなので、スマホが1台あればかんたんにネットショップ運営が可能です。
個人はもちろん、フリマアプリ「メルカリ」とは違い、個人事業主や法人でも自分だけのお店を持つことができます。
すでにフリマアプリ「メルカリ」を使っている方なら、同じ画面で出店・出品ができるので、かんたんに商品の販売をしていただけます。
使い慣れたフリマアプリ「メルカリ」画面で、商品が出品できるため、ネットショップ運営が初チャレンジの方でもあんしんしてご利用可能です。
月間利用者2,000万人以上のお客さまに向けてかんたんにアピールできる
フリマアプリ「メルカリ」は、月間利用者2,000万人以上のお客さまが利用するサービスです。
メルカリShopsで商品を出品すると、「メルカリ」アプリのトップ画面や検索画面に表示されるため、かんたんに数多くのお客さまに向けてお店の商品をアピールできるのが嬉しいポイントです。
基本的にネットショップを開業した当初は、商品を見てくれるお客さまが少ないため、売れるまで時間がかかることがほとんどです。集客問題の悩みは、ネットショップ初心者がつまずきやすい問題です。
しかしメルカリShopsなら、月間利用者2,000万人以上のお客さまにかんたんにアピールすることができます。
ショップ開設初月に月商1,000万円超を達成したショップがある
メルカリShopsでは、2021年10月のサービス開始前に、プレオープンを行いました。プレオープンの参加者のなかには、ネットショップ開業初心者にもかかわらず、開設初月に月商1,000万円超を達成された方もいらっしゃいました。
またメルカリShopsのプレオープンでは、先行申し込み者のうち57%がEC初出店者で、サービス開始後も多くのEC初出店の方がネットショップ出店にチャレンジしています。
そのため、いまからネットショップに初挑戦しようと考えている方でも、ライバルに負けないような運営ができます。
初期費用・月額料無料
メルカリShopsは、初期費用や月額利用料金などは一切かからないため、初期費用なしでネットショップを開設いただけます。
費用が発生するのは、商品が売れたときの手数料(10%)と、売上金を受け取るときの振込手数料のみです。
商品が売れるまでは費用がかからないため、無駄なコストをかけずに、ネットショップを運営いただけるのも、挑戦しやすい理由のひとつです。
メルカリShopsを始めるなら開設申し込みから審査を受けよう!
メルカリShopsは初期費用や固定費をかけずに、個人でも法人でもフリマアプリ「メルカリ」内で、ネットショップを運営できるサービスです。ただメルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」と異なり、出店するためには審査を通過する必要があります。
審査を通過するには気をつけるべきポイントがいくつかあるので、この記事を参考にしてください。
ぜひ開設申し込みから審査を受けて、メルカリShopsに出店してみてくださいね。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!