自社商品の販路拡大として、フリマアプリ「メルカリ」での販売を考えている場合、メルカリで商品を販売して利益を出すことができるのか知りたいところ。法人でもフリマアプリ「メルカリ」の市場に商品を販売できるメルカリShopsでは、利益を確保しやすい環境やサービスが充実しているため、ネットショップ初挑戦でも大幅に利益を拡大できるチャンスがあります。この記事では、メルカリShopsで実際に利益を出している実績や、利益率についてご紹介します。

ネットショップの利益を上げるならメルカリShopsがおすすめ！

法人名義でフリマアプリ「メルカリ」市場で商品を販売して利益を上げたいなら、メルカリShopsを利用するのがおすすめです。メルカリShopsは、ネットショップ作成サービスなのですが、商品を販売することでフリマアプリ「メルカリ」内に販売中の商品が掲載されます。

そのため、フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しんでいるお客さまへ向けてかんたんに自社商品をアピールできます。

また使い方も難しい操作はまったくなく、かんたんに使えるので、これからネット販売を始めたいという企業の方でも迷うことなくネットショップの開設から運営までできるのも嬉しいポイントです。

ネットショップで利益を拡大したいと思っているなら、ぜひメルカリShopsのご利用を検討してみてください。

法人名義でフリマアプリ「メルカリ」に出品は推奨されていない

フリマアプリ「メルカリ」は、個人間の利用を目的としたフリマアプリサービスなので法人名義では利用できません。

フリマアプリ「メルカリ」は不用品を売りたい個人の方へ向けたフリマ形式のサービス

フリマアプリ「メルカリ」で出品しているのは、自分が使っていたアイテムが不要になったからお金に変えようと思う個人の方が主に利用しています。原則、中古品でも良いから安く買いたいという個人の方へ向けた個人間の取引を目的としたサービスです。

メルカリShopsを利用すればフリマアプリ「メルカリ」市場に商品を販売できる！

ここでは、フリマアプリ「メルカリ」とメルカリShopsの違いをご紹介します。

フリマアプリ「メルカリ」と変わらない手数料！販売手数料と振込手数料のみで利用可能

メルカリShopsでかかる費用は、販売手数料の10%と1回200円の振込手数料の2種類だけです。

この費用はフリマアプリ「メルカリ」と変わりません。

フリマアプリ「メルカリ」の検索画面上で販売できるため多くのお客さまに向けて商品をアピールできる

メルカリShopsで商品を販売すると、フリマアプリ「メルカリ」へ出品した場合と同様に、トップページや検索画面へ新着順に表示されます。

そのため、フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しんでいるお客さまに商品を見つけてもらいやすくなります。

フリマアプリ「メルカリ」を通じてのサービスのため操作もかんたん

メルカリShopsは、「メルカリ」アプリからショップの運営ができるため、直感的な操作ですべてを行えます。

難しい操作は一切ないので、商品の販売や管理などがかんたんに行えるのが嬉しいポイントです。

メルカリShopsならではの販売・管理に便利な機能も充実しているため法人利用に最適

メルカリShopsは、ネットショップでの商品販売を事業として行う法人や個人事業主の利用を前提としたサービスなので、販売や管理に役立つ機能が充実しています。

例えばフリマアプリ「メルカリ」では、商品をひとつずつしか出品できませんが、メルカリShopsなら最大1,000商品まで一括で登録できます。

また注文一覧や売上一覧もダウンロードできるので、管理も楽なので商品数が多い法人利用にも最適です。

メルカリShopsで利益を出す法人が続々登場している！成功事例を紹介

メルカリShopsでは、数多くの法人が出店をしており、利益を上げているショップも多く登場しています。ここでは、その中でも2つの法人をご紹介します。

古着買取BAZZSTORE

「古着買取BAZZSTOR」さんは、東京都内に14店舗（※2023年2月現在）展開しているファッションアイテムのリユースショップです。

メルカリShopsをはじめ複数のネットショップを運営している「古着買取BAZZSTOR」さんですが、始めたばかりの頃は、月商50万もなかったそうです。現在は、月商が10倍以上まで伸びたそうで、その中でもメルカリShopsでの売上の成長が大きいとのこと。

メルカリShopsのユーザー層は、他のネットショップとの被りが少ないため、新たなユーザー層を獲得できたそうです。そのためなんとオープンから半年で、他のネットショップの月商に比べてメルカリShopsでの月の売上が2倍から3倍まで伸びということで、メルカリShopsが中古品の販路拡大に大活躍しました。

PC DEPOT メルカリ店

「PC DEPOT メルカリ店」は、パソコンやスマホを中心に中古品を取り扱っているショップです。メルカリShopsを利用する前は、他のネットショップでは中古品の売れ行きが良くなかったそうです。

しかし、フリマアプリ「メルカリ」は中古品との相性も良く、メルカリShopsで中古品を販売したことで、売れ行きが伸びたとのこと。

メルカリShopsの利益率はどのくらいになるのか？

商品を販売する際に気になるのが、しっかりと利益率を確保できるかです。ここでは、利益率の計算方法と、メルカリShopsでかかる費用をご紹介します。

利益率の計算方法

利益率を計算する際は、「売上総利益÷売上高×100」の計算式で算出するのが一般的です。売上総利益とは、売上から売上原価を引いたものです。

例えば、原価500円の商品を1,000円で販売した場合、以下の計算式で売上総利益率を計算できます。

1,000円（販売価格）-500円（原価）=500円（利益）
500円（利益）÷1,000円（販売価格）×100=50%（売上総利益）

ネットショップでの販売の場合、手数料や梱包費、送料などを販売価格から差し引いた金額で計算します。

販売価格は売る商品によって異なるので、同じような商品を取り扱っている競合ライバルの販売価格を参考にすることも大切です。

メルカリShopsでかかる費用

メルカリShopsで商品を販売するためには、以下の5つの費用が必要になります。

• 商品の仕入れ費・製造費
• 発送に必要な梱包資材費
• 送料
• 販売手数料
• 振込手数料

それぞれどのような費用なのかご紹介します。

商品の仕入れ費・製造費

ネットショップでは、仕入れた商品または自社で制作した商品を販売します。商品を仕入れる場合は仕入金額や仕入れにかかった送料、自社で製作する場合は材料費や制作費にかかった人件費や施設費など、商品を用意にかかったすべての費用を入れます。

発送に必要な梱包資材費

商品が売れた後は、お客さまに届けるために商品に合った梱包をします。梱包には、ダンボール箱や封筒、緩衝材などが必要になるので、商品1個あたりにかかった資材費をすべて入れます。

送料

送料は、お客さまの元に届ける際にかかった配送料です。できるだけ送料を抑えた方が得られる利益は上がりますが、配送トラブルなどを考えると保証サービスなどが付いたものを利用するのがおすすめです。

メルカリShopsなら、全国一律送料でお得な「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」が利用できます。

販売手数料

メルカリShopsでは、商品が売れた際に販売価格の10%が販売手数料かかります。販売手数料が差し引かれた金額を売上金として受け取れます。

振込手数料

振込手数料とは、売上金を自社の銀行口座に振り込む際に発生する費用のことです。メルカリShopsでは、1回につき一律200円がかかります。

メルカリShopsで利益率を上げる方法

メルカリShopsで利益率を上げる方法には、以下の3つがあります。

• 商品単価を上げて売上原価を下げる
• 客単価を上げる
• リピーターを増やす施策を行う

商品単価を上げて売上原価を下げる

販売価格を上げて仕入れ費または製造費を下げることができれば、商品の利益率を上げることができます。

仕入れ費を下げるためには、仕入れ費が安い卸先を探したり、問屋から直接仕入れられないかなど、仕入れ先を見直すことが大切です。安く仕入れられる仕入れ先が見つからない場合は、交渉をして仕入れる量を増やす代わりに単価を下げてもらえないかを確認してみるのもいいでしょう。

商品単価は、商品に付加価値を付けることで、他社よりも販売価格が高くても、お客さまが納得できれば高くても買ってもらえます。競合ショップとの差別化を図って、自社で買う理由を商品に付けましょう。

客単価を上げる

同じお客さまが一度に買う金額を上げられれば、利益率が上がります。客単価を上げる方法はいくつか方法がありますが、複数の商品をまとめ売りするのもひとつの方法です。

複数の商品をセットにして、個別で買うよりも安い販売価格にすることでお得感が出るので売れやすくなります。

複数の商品をセットにする場合は、利益率の低い商品と高い商品を組み合わせるのがコツです。

ただ組み合わせは何でもいいわけでなく、関連している組み合わせや同時に使用する商品を組み合わせるようにしましょう。お客さまにとってメリットになるセットにしないと売れにくいです。

リピーターを増やす施策を行う

商品が売れるまでの集客コストや広告費も利益率に影響します。そのため、利益率を上げるためには、リピーターを増やすことも大切です。

リピーターを増やすためには、アフターサービスを充実させたり、コミュニケーション機会を増やしたりしましょう。

またリピーターは過去に1回以上ショップを利用したことのあるお客さまなので、客単価が上がりやすいのもポイントです。自社商品をすでに使ったことがある方なので、再購入してもらえるということは商品の魅力が伝わっているということです。

購入した商品以外の他の商品もアピールすれば興味を持ってもらえる可能性があるので、新商品などを発売する際は、お知らせメールを送るなどして積極的にアピールしましょう。

ネットショップの利益を上げたいならメルカリShopsがおすすめ！

ネットショップの利益を上げたいなら、優れた集客力や売れやすい環境が整っているメルカリShopsを利用するのがおすすめです。ここでは、メルカリShopsのメリットの中から特に魅力的なポイントを8つご紹介します。

月間2,000万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」に商品を掲載できる

メルカリShopsで商品を販売すると、フリマアプリ「メルカリ」内に表示されるため、お客さまにかんたんに商品をアピールできます。フリマアプリ「メルカリ」は、月間2,000万人以上のお客さまが利用するプラットフォームなので、集客力に優れているのが魅力です。

メルカリShopsなら、商品を販売するだけで多くのお客さまに見てもらえるため、その分売れやすくなっています。そのため、ネットショップを始めたばかりで苦戦しがちな集客活動に悩まされることなく、売上を伸ばせるチャンスを秘めています。

初期費用・月額費用は不要！固定コストを抑えながら開業・運営ができる

メルカリShopsは、初期費用や毎月の固定費が発生しません。かかる費用は、商品が売れた際に発生する10%の販売手数料と、売上金を振り込む際の200円の振込手数料の2点のみ。

商品が売れるまでは一切の費用がかからないので、ローコストでネットショップの開業と運営ができるのも魅力です。

独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」で送料を抑えられる

メルカリShopsで、売れた商品を発送する際にかかる配送コストを抑えたいなら、「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」を利用するのがおすすめです。

「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」ともに、サイズ別に全国一律送料で、

通常の送料よりもお得に利用できます。送り先が日本全国どこであっても送料は変わらないので、販売価格を決める際も送料を調べる手間が省けます。

さらに「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」は、送料以外にも、宛名書き・支払い不要で、追跡サービス、保証サービスがついているのも嬉しいポイントです。

「クーポン発行」や「タイムセール機能」など集客アップを狙える機能が豊富

メルカリShopsには、集客アップを狙える嬉しい機能が数多く揃っています。

例えばショップクーポン機能では、ショップ独自でフォロワー向けに発行できます。ショップクーポンは、有効期間内なら途中でフォローしたお客さまでも利用できるため、定期的に発行していくことで、新たなファンを獲得するきっかけを作れます。

タイムセール機能は、一定期間の販売実績がある商品を、お得なセール価格で販売できる機能です。タイムセールを実施すると、期間中にトップページや一覧ページに掲載されるので、露出機会を増やせます。

フォロワー以外にも、新規のお客さまにもアピールしやすいので、集客効果と販売促進につなげられます。

ショップの規模が大きくても管理がしやすい便利な機能が充実している

Web版メルカリShopsを利用すれば、商品の一括登録や注文・売上管理などが行えるため、ショップ規模が大きくなっても管理が楽なのも魅力です。

Web版メルカリShopsの管理画面からCSVファイルを利用すれば、最大1,000個までの商品をまとめて登録できます。CSVファイルをダウンロードして、商品情報を入力後、商品画像を一緒にアップロードすれば、商品登録の手間がかかりません。

注文内容や売上内容も一覧でダウンロードできるので、商品が多くてもミスが防げたり、売上金の確認がかんたんにできます。

スタッフアカウントを使えば複数のスタッフで効率的に運営できる

メルカリShopsでは、スタッフアカウントを利用すれば、複数人でひとつのアカウントを管理することができます。スタッフアカウントには、オーナーと管理者権限スタッフ、担当者権限スタッフの3種類があり、担当する作業によって使い分けることが可能です。

例えば、商品登録と在庫管理するスタッフと、梱包・発送作業をするスタッフなど、作業分担をしてショップ運営ができるため、効率的に行えます。

スタッフアカウントの追加・変更はいつでも行えるので、ネットショップが軌道に乗ったらスタッフを増やすこともできます。

かんたんな操作で開設・運営できるから手間を省ける

メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」で利用できるアプリ版と、パソコンからログインできるWeb版メルカリShopsがあります。どちらも直感的に操作できるため、ネットショップの知識がなくても、かんたんにネットショップの開設・運営ができます。

ネットショップを開設するためには審査がありますが、審査申し込みも必要な情報を入力するだけなので、15分程度で完了します。まずは「メルカリShops開設はこちらから」から審査申し込みをしましょう。

「メルカリShops 学び場」で使い方やコツが学べる

メルカリShopsでは、テキストと動画の2種類の教材でネットショップの開設から運営、機能の使い方などの基礎を学べる「メルカリShops 学び場」をご用意しています。

「メルカリShops 学び場」にあるテキスト教材をすべて読めば、メルカリShopsを全体的に把握できます。ネットショップの運営をする上でよくある疑問は網羅しているので、困りごとを解決する際に役立ちます。

本格的なショップを作りたい上で知っておきたい情報も満載なので、ぜひ活用してみてください。

メルカリShopsでネットショップを運営して利益を上げよう

メルカリShopsを利用すれば、法人でもメルカリ市場で商品を販売できます。「メルカリ」は月間2,000万人以上のお客さまが買い物を楽しんでいる国内最大級のフリマアプリなので、利益を大きく伸ばす可能性を秘めています。

メルカリShopsで利益率を上げるために、商品の価格や売り方、お客さまを増やすための施策などを行うことが大切です。

集客力はもちろん、コストパフォーマンスに優れたメルカリShopsを上手に活用して、ネットショップに挑戦してみてください。