お湯を沸かすのに便利な電気ケトルですが、生活様式の変化で不要になってしまうこともあります。「まだ使えるけれど、置いてあるだけで使わない……」そんなとき、どのように処分するべきでしょうか。捨てる、売るなど、処分方法を4つ紹介し、特におすすめなオンラインフリマで売る方法について詳しく解説します。
電気ケトルの処分方法5選
不要になった電気ケトルを処分するには、以下のような方法があります。
普通ゴミとして捨てる
一般的な家庭のゴミとして捨てる方法です。
電気ケトルのゴミの分類は、地域や素材などによって異なります。
例えば横浜市の場合は、下記のように分類されます。
【主な素材が金属の場合】
・一番長い辺が30cm未満の場合:「小さな金属類」
・一番長い辺が30cm以上の場合:「粗大ごみ」
【主な素材が金属以外(プラスチック製など)の場合】
・一番長い辺が50cm未満の場合:「燃やすごみ」
・一番長い辺が50cm以上の場合:「粗大ごみ」
燃やすゴミや不燃ゴミなどの普通ゴミとして出せる場合、多くの地域では、自治体指定のゴミ袋に入れて、指定の日にゴミ捨て場に置いておくことで、ゴミ収集車に回収してもらえます。
この方法であれば、手間はかからず、すぐに手元からなくすことができます。
粗大ゴミとして捨てる
上記の通り、電気ケトルは粗大ゴミに分類される場合もあります。
粗大ゴミとして捨てる場合は、費用(処理手数料)がかかります。電気ケトルの処理手数料の相場は300円程度です。
ここでは一例として、川崎市の粗大ゴミの出し方をご紹介します。自治体によって多少の違いはありますが、どこも概ね流れは同じです。
- インターネットまたは電話で収集を申し込む
- コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入する
- 収集日当日に電気ケトルを粗大ゴミとして出す
地域の回収ボックスを利用
家電量販店などに、小型家電回収の設備がある場合、そこに捨てられます。電源が入らないなど致命的な故障があっても、そこに捨てて問題ないとされているケースが大半です。
一般的には、無料で回収してもらえます。回収ボックスの場所までもっていく手間はかかりますが、この場合もすぐに手放すことができます。
リサイクルショップに売る
使用可能な場合は、リユースに回すという方法も考えられます。
地域のリサイクルショップにもっていけば、買い取ってもらえるケースもあります。
外箱の有無や、使用感、使用年数などによって買い取り額はかなり上下があるため、実際に持ち込んでみるまでいくらになるかは分かりません。
また、あまりに古いものはゼロ円買い取り(無料で引き取ってもらう)となることもあります。
オンラインフリマで売る
同じく使用可能な場合、より高く買い取ってもらいたいなら、オンラインフリマがおすすめです。
リサイクルショップでは極端に安い価格を提示されてしまう商品でも、使用可能であれば希望の価格で売ることができます。
買い手がつくまで保管し続けなければいけないため、どうしても今すぐ処分したいという方以外は、ぜひ活用してほしい方法です。
オンラインフリマなら、ユーザー数が多いメルカリがおすすめです。
電気ケトルをメルカリで売るには
メルカリで電気ケトルを出品するなら、以下のような点に注意しましょう。
使えるものしか売れない
大前提として、購入者のほぼ全員が、「中古品でもいいから電気ケトルを使いたい」と考えている人です。
そのため、電源がつかないなど、使用上大きな問題がある商品はなかなか売れないでしょう。
きれいに掃除してから送る
電気ケトルは、水を沸かした際に内部に白いカスのようなものがこびりつきやすくなります。
キッチン周りで使うことが多いアイテムのため、表面が油っぽくなっていたり、ホコリが付着していたり、といった汚れがあることも多いでしょう。
こうした使用感がなくなるように、できるだけきれいに掃除するよう心がけてください。
中古品とはいえ、使い古された感じが強く出ている商品を積極的に使いたいと思う人は、あまりいないはずです。
梱包方法
電気ケトルは、衝撃や水濡れに弱い商品です。そのため、梱包前には内側をよく洗った後、乾燥させておきましょう。
また、電気ケトルの外側はエアークッションでくるみ、さらにその外側からビニール袋をかぶせて防水することをおすすめします。
電気ケトルの内側にクッション材を詰めることまではしなくてもいいでしょうが、外側からくる衝撃と水分は、しっかりガードできるように対処しましょう。
また、『壊れもの』として送ると、より安全に輸送してもらえます。
発送方法
発送時は、「必ずこの方法でなくてはいけない」というようなものはありませんが、上述のように『壊れもの』指定ができる送り方をおすすめします。
らくらくメルカリ便を使って、ヤマト運輸の匿名配送を選択するのが便利です。
電気ケトルの容量にもよりますが、60cmサイズで発送できるケースが多いでしょう。梱包などに留意して、壊れにくく、かつ、安く送れる箱で発送しましょう。
電気ケトルをメルカリで高く買ってもらうには
電気ケトルをメルカリでより高く買ってもらうために、以下の点に気を配りましょう。
サムネ写真にこだわる
メルカリでは、サムネイルが非常に重要な訴求力を持ちます。ぱっと見た段階で「買ってもいいかな」と思ってもらえる写真であることが重要です。
電気ケトル本体の掃除後に写真を撮ることはもちろん、映り込んでいる背景なども考慮しましょう。
値付けは適正な価格を
いくら高く買ってもらいたいといっても、値段設定が高すぎると売れなくなります。また、あまりに安い価格だと「何か問題があるのでは?」と疑われてしまいます。
類似するほかの出品者の販売価格をチェックして、いくらぐらいでの出品が妥当なのかを確認するようにしましょう。
キズや使用感についてはしっかり報告
商品価値にとってマイナスな状態は、あまり知られたくないものです。しかし、それを隠したまま販売してしまうと、購入後にトラブルになってしまいます。
キズや使用感などについては正確に記載しておき、購入者が納得したうえで買ってもらうようにしましょう。
使わなくなった電気ケトルはメルカリでお金に換えよう!
電気ケトルは非常に便利ですが、給湯設備が整ったり、食生活が変化したりと、様々な要因で不要になることがあります。
もう使えない電気ケトルは、地域の廃品回収にゴミとして捨てるしかないでしょう。しかし、まだ使えるのであれば、メルカリを使ってお金に換えることをおすすめします。