不要なカーテンを処分したい!おすすめの処理方法4選

引っ越しなどで不要になるのが、カーテンです。しかし、カーテン自体が使えなくなるということはそこまで多くないため、「捨てるのはちょっともったいない」というカーテンを処分しなくてはいけなくなることも。この記事では、そんなカーテンの処分の仕方についてご紹介します。
一般的なカーテンの処分方法4選


一般的な家庭で使われているカーテンであれば、以下の4つの方法で処分することをおすすめします。
一般ごみとして廃棄
基本的には可燃ごみとして処分できます。
ただし、遮光カーテンや防音カーテンなど、特殊な加工を施してあるカーテンの場合は不燃ごみ扱いになる場合があります。
また、資源ごみ(布)として無償回収してくれる地域もあります。
自治体によってルールが微妙に異なるため、事前に市区町村のホームページなどで確認するようにしましょう。
粗大ごみとして廃棄
自治体の指定ごみ袋に入りきらないサイズのカーテンは、粗大ごみとして廃棄します。
粗大ごみの回収費用も自治体によって異なりますので、事前に問い合わせて確認しましょう。
リサイクルショップに持ち込んで売る
リサイクルショップに持ち込んで、店頭買取してもらうという方法です。
高額での買い取りはあまり期待できませんが、捨てるよりは利益になる可能性が高いです。
他の不要品などとまとめて持ち込んで一気にすべて買い取ってもらうこともできます。
大量の不要品を一度に処分したい場合におすすめの方法です。
フリマサイトで売る
より高値で買い取ってもらいたいのであれば、メルカリなどのフリマサイトを利用することをおすすめします。
フリマサイトでは、売り手が希望する値段をつけて出品し、その金額を見て「買いたい」と思ったユーザーが落札してくれるので、比較的高値で買ってもらいやすくなるのです。
実際に売れるまで手放せないため、即時の処分には向きませんが、ある程度時間をかけても高めの金額で買い取ってほしいという方におすすめの方法です。
カーテンはいくらで売れる?
処分方法の一つとして、フリマサイトへの出品をご紹介しましたが、実際のところ、カーテンがいくらで売れるのか気になっている人も多いと思います。
そこでここでは、実際の取引データをもとに、フリマアプリ「メルカリ」内でのカーテンの相場をご紹介します。
※2024年12月1日〜2025年2月28日に出品された商品が対象
取引の多いブランドの相場
ブランド | 平均価格 | 取引件数 | 平均売却日数 |
---|---|---|---|
ニトリ [NITORI] | 約2,400円 | 約2,310件 | 9.2日 |
イケア [IKEA] | 約1,500円 | 約790件 | 3.0日 |
ムジルシリョウヒン [無印良品] | 約3,700円 | 約260件 | 8.9日 |
ディズニー [Disney] | 約4,700円 | 約70件 | 13.0日 |
サンゲツ [SANGETSU] | 約3,100円 | 約60件 | 10.9日 |
スリーコインズ [3COINS] | 約800円 | 約60件 | 8.7日 |
アイフィー [Ife] | 約2,500円 | 約60件 | 5.0日 |
フランフラン [Francfranc] | 約9,500円 | 約60件 | 11.4日 |
ウニコ [unico] | 約6,300円 | 約50件 | 10.9日 |
カインズ [CAINZ] | 約2,100円 | 約50件 | 9.6日 |
ニトリとイケアが圧倒的な取引件数で人気の高さを示しています。特にイケアは売却までの期間が非常に短く、需要の強さが感じられます。
フランフランやウニコなどは価格が高めながら安定した取引があり、ブランドによる付加価値がしっかりと評価されていることが読み取れます。
カーテンの種類ごとの相場
種類 | 平均価格 | 取引件数 | 平均売却日数 |
---|---|---|---|
ドレープカーテン | 約3,200円 | 約3,550件 | 10.8日 |
レースカーテン | 約2,100円 | 約3,080件 | 7.2日 |
カーテン その他 | 約2,700円 | 約1,840件 | 10.3日 |
カフェカーテン | 約1,800円 | 約1,370件 | 8.9日 |
カーテン(分類なし) | 約1,800円 | 約40件 | 7.6日 |
ドレープカーテンとレースカーテンが主要カテゴリーとして非常に多くの取引を占めています。特にレースカーテンは売却日数が短いのが特徴です。
状態別の相場
状態 | 平均価格 | 取引件数 | 平均売却日数 |
---|---|---|---|
新品、未使用 | 約2,500円 | 約4,600件 | 8.2日 |
未使用に近い | 約2,800円 | 約910件 | 11.8日 |
目立った傷や汚れなし | 約2,700円 | 約3,360件 | 10.0日 |
やや傷や汚れあり | 約2,500円 | 約820件 | 9.6日 |
傷や汚れあり | 約1,700円 | 約170件 | 10.9日 |
全体的に状態が悪い | 約1,400円 | 約20件 | 11.1日 |
新品や状態が良い商品ほど取引件数が多く、売却日数も短い傾向があります。
状態が悪くなるにつれて価格や取引件数は落ちますが、売却までの期間には大きな差がないため、価格設定次第で幅広い状態の商品に需要があると言えそうです。
カーテンを処分するときに気を付けたいこと


カーテンを処分、あるいは売りに出すときには、以下のことに注意しましょう。
カーテンフックは外しておく
カーテンフックは、金属、もしくはプラスチックでできているケースが大半です。
これらを処分する場合、不燃ごみであることが多く、カーテンとは別区分での処分が必要になる場合があります。
カーテンフックは丁寧に1つずつ外しておきましょう。
また、売る際にもカーテンのクリーニングなどを行う必要があるため、一度すべて外す必要があります。
カーテンをクリーニングに出す
ごみとして処分する場合は不要ですが、売りに出す場合はクリーニングが不可欠です。
カーテンは意外とホコリをため込みやすいので、売る前にキレイにしておかなくてはいけません。
自宅での洗濯ができるものもありますが、汚れが落ちにくかったり、干すスペースが十分に確保しづらかったりといった問題があります。
費用は掛かりますが、クリーニング店を利用するほうがいいでしょう。
素材・性質をしっかりと把握する
処分する場合、売る場合のいずれも、カーテンに使われている素材、性質をあらかじめ確認しておくことが望ましいです。
処分する場合は、ごみの区分が変わる可能性があるためです。
また、売る場合には、機能性の有無によって買い取りしてもらいやすさが変わります。
フリマサイトであれば、おすすめのポイントとして紹介することも可能です。
ただし、購入してからある程度の年月が経過しているカーテンだと、こうした機能性が低下していることも考えられます。
あらかじめ、その点にも留意しておきましょう。
まだ使えるカーテンはメルカリに出品しよう!


不要になったカーテンの処分方法について、この記事では4つの選択肢をご紹介しました。
自治体のルールに沿ったゴミ出しや、リサイクルショップへの持ち込みなど、状態や好みに合わせて選べる方法があります。
特に注目なのが、フリマアプリ「メルカリ」への出品です。使わなくなったカーテンが収入になるだけでなく、必要としている方の手に渡るという点でおすすめの選択肢です。
環境にも家計にも優しい方法で、不要なカーテンに新しい活躍の場を見つけてあげてください。誰かの暮らしを彩るお手伝いができるかもしれません。


※この記事でご紹介したメルカリの取引データは、カテゴリー「家具・インテリア > カーテン・ブラインド > カーテン」における、2024年12月1日~2025年2月28日に出品された商品が対象です
※実際の取引価格や売却までの時間は、商品の状態や需要によって変動します