不要なグローブを使いたい人に譲る方法としておすすめなのがメルカリへの出品ですが、売れた際、どのように梱包すべきかは悩みどころ。この記事では、グローブを発送する際にどのように梱包するのがおすすめかをご紹介します。
具体的なグローブの梱包方法は
グローブは、以下のような手順で梱包していきます。
梱包前に日常手入れ
まずは、梱包前にグローブのコンディションを整えます。
メルカリでの出品の場合は、出品時の写真撮影前に汚れを落としてオイル塗布などを行っているとは思いますが、出品から発送までの間にそれなりに時間が開いてしまうこともあります。
再度汚れやキズなどがないかを確認する意味も含めて、手入れを行いましょう。
手入れの仕方は、一般的な日常手入れと同様に、グラブ用オイル等で行います。
柔らかめの紙もしくはエアクッションで梱包して外側をビニールでくるむ
全体を柔らかい紙、もしくはプチプチなどで包み、鋭利な傷がグローブに入らないようにします。
さらに外側をビニール袋でくるんでから箱に入れ、箱の中にも梱包材を充填していきます。
なお、飾ることを目的としているクラブの場合は、美品であることが高い商品価値となりますので、より入念に梱包することをおすすめします。
箱はある程度余裕を持って
発送の際に利用する箱は、十分な大きさのある箱を利用することをおすすめします。
グローブに対してギリギリのサイズだと、梱包材と同梱することで空間に余裕がなくなってしまうことが考えられます。
もし入りそうにない場合は、先を少し折って無理に押し込めるのではなく、もう一回り大きいサイズの箱に切り替えることをおすすめします。
グローブを梱包するときの注意点
グローブを梱包するときは、以下の点に注意しましょう。
水濡れは避ける
一般的な野球用グローブは、革製品です。
革は水濡れによって品質劣化が激しくなる素材ですので、グローブも水濡れは避ける必要があります。
輸送中にダンボールそのものが水濡れを起こすリスクもありますので、箱の内側はしっかりとビニールで梱包しておくようにしましょう。
グローブの内側にも梱包材を入れておく
革製品なので、箱にぎゅうぎゅうになるようにグローブを詰め込んでしまうと、型崩れを起こしてしまうリスクがあります。
型崩れを起こすと使用感が大幅に悪くなるため、できるだけナチュラルな形を維持できるように工夫しましょう。
特におすすめなのが、グローブの手のひら側にもある程度の量の梱包材を入れておく、という方法です。
グローブで梱包材を包み込むようにしておくことで、側面から強い圧力がかかった時にも、グローブが変形しにくくなり、型崩れを起こしにくくなることが期待できます。
箱には梱包材をしっかり入れる
梱包材をしっかりと詰めておくことで、箱の上に荷物が積みあがることで生じる型崩れや、水濡れリスクを低減させることができます。
ある程度しっかりと、箱を閉じた状態で上から軽く押しても反発が感じられる程度には梱包材を詰めておきましょう。
もちろん、梱包材を無理やりねじ込むようにしてしまうと、それ自体が型崩れの原因にもなりかねませんので、注意してください。
配送料を抑える梱包法
グローブを送る際の配送料をできるだけ安く抑えるためのポイントは、高さがあまりない箱で送るということです。
ゆうパックや宅急便などの配送サービスは、箱の3辺の長さの合計と、荷物の重さで料金が変わります。
野球用グローブの場合、縦横に大きく、厚みはそこまでない形状ですので、箱もそれに合わせたものを選ぶと良いでしょう。
子ども用などの小さめサイズであれば、クロネコヤマトの「宅急便コンパクト」などの小型専用便でも送れます。
一般的な大人用サイズであれば、60サイズ(3辺合計が60cm以内)でも発送可能でしょう。
型崩れを避けるために、グローブと箱が直接触れない程度のサイズの箱を選んでください。
野球グローブは革製品!丁寧な梱包を心がけよう
グローブの梱包方法自体はそこまで難しくありません。しかし、革製品であるため、型崩れや水濡れに弱く、適切な梱包、発送が求められます。
特に、型崩れに関しては使用感にも大きく影響してしまうので、梱包は丁寧に行いましょう。
この記事も参考にしながら、ぜひメルカリにグローブを出品してみてください。