釣竿は非常に細長い形状のため、どうやって送ればいいか分かりにくいものです。もしメルカリで売れたとしても、送る方法が分からなければ扱いに困ってしまいます。この記事では、そんな扱いの難しい釣竿の発送方法についてご紹介します。
発送前に確認したい、釣竿の梱包方法
釣竿の発送方法を選ぶ前に、まず確認しておきたいのが梱包方法です。適切な梱包を行うことで、発送時の送料を適切な価格に抑えることができます。
ここでは釣竿の梱包方法について、大切な3つのポイントをご紹介します。
ロッドケースがあるかどうかを確認する
釣竿を購入した時についてくるケース(プラケース、ロッドケース)の有無によって、発送時の梱包方法が変わります。ロッドケースがある場合は、釣竿を収納し、その上から緩衝材・段ボールと梱包していくことになります。
ケースがない場合は、緩衝材の他に、ロッド折れを防止するために塩ビ管やボイド管(ダンボール素材の筒)などの特殊な資材を用意します。なお、メルカリではケースがない場合に利用できない発送方法もあるので、注意してください。
新聞紙などを利用して釣竿が動かないようにする
箱の中で釣竿が固定されていないと、釣り竿が自由に動き回って箱にぶつかり、故障の原因となってしまいます。
段ボール内はもちろん、ロッドケース内にも緩衝材を入れておくと、配送時のロッド折れを防ぐことができます。
ある程度強い衝撃を受けても箱の中でズレたりしないように、しっかりと梱包材を充填するようにしましょう。
穂先は特に厳重に梱包
釣竿の先端部にあたる『穂先』は、特に細くて折れやすい部分です。エアークッションなども使って、厳重な梱包を心がけてください。
サイズ別に選ぶ釣竿の梱包・発送方法
また、釣竿はそのサイズや種類によっても、梱包と発送の対応が大きく異なります。
ここでは、想定される釣竿のパターンと、それぞれの梱包・発送方法をご紹介します。
伸縮可能なものは一般的な発送でOKな場合が多い
ロッド自体が伸縮可能なものは、一般的な発送方法で対応できる場合が多いです。
竿を縮めた状態で30cm程度の長さの場合、ロッドケースに入れ、プラスで40cm×10cm×10cmサイズのダンボール箱を用意することで、60サイズ(3辺の長さの合計が60cm以下)で送れます。
一本竿状のロッドは特殊な梱包資材を使おう
一本竿状になっている釣竿は、特殊な梱包資材が必要になります。
全長が80cmまでの釣竿であれば、ロッドケース、または棒状のアイテムを送るのに特化している三角形の特殊ケースを購入して、らくらくメルカリ便で送るのが理想的です。120サイズの宅急便を利用して、1,200円(税込)で送ることができます。
130cmまでの釣竿の場合、ロッドケースで送るか、塩ビ管やボイド管(ダンボール素材の筒)に竿を入れれば、宅急便で送れます。160サイズだと、送料は1,700円です。
それ以上の長さの竿になると、サイズが大きすぎて一般的な宅急便では扱ってもらえなくなります。
メルカリの梱包・発送たのメル便ですべてお任せしてしまうのも手
このように、サイズや仕様によって最適な発送方法は大きく異なります。また、細長い形状のアイテムなので、最適な包材を見つけるのも一苦労です。
こうした面倒ごとを一挙に解決する方法として、「梱包・発送たのメル便」を利用する方法もあります。
「梱包・発送たのメル便」とは出品物の梱包と発送を全てお任せできるメルカリ独自のサービス。出品者は荷物を集荷に来てもらうだけでOKなので、自分で梱包・発送をする手間がなくなるため、忙しい人に特におすすめです。
梱包・発送たのメル便を利用する際は、必ず釣り竿をロッドケースに入れて用意しておきましょう。ケースがない場合、集荷の荷受けができないので注意してください。
わからないことがあればメルカリガイドも参考に
釣竿は形状によっても発送方法がまちまちなため、商品を出品する前に、梱包方法や配送方法について調べておくことが大切です。
また、少し輸送コストが上がっても誰かにやってもらいたい、という風に考えるなら、「梱包・発送たのメル便」に一任するというのも一手です。
発送方法をはじめ、メルカリについて何かわからないことがあれば、下記のメルカリガイドもチェックしてみてください。