「メルカリに雑誌を出品してみたい!」そう思う方は多いものの、利用がはじめての場合戸惑う声もあります。利益を減らさないためには、商品に合った発送方法で送ることが大切です。この記事では、雑誌を送る方法とそれにかかる送料、おすすめの送り方をご紹介します。
メルカリに雑誌を出品するなら、商品にあった梱包・配送を
メルカリに雑誌を出品する場合は、商品に合った梱包や配送をすることが大切です。
特に雑誌は適当な包装だと、配送中に端が破れてしまったり、雨に濡れてしまったりするため、ていねいに梱包することで気持ちの良い取引ができます。
またサイズや重さにあった配送方法で送らないと、思ったより配送料がかかり、売上が減ってしまうということになりかねません。
利益を減らさずに、買ってもらった方にも満足してもらうためにも、出品前に梱包の仕方や配送の方法を理解しておきましょう。
メルカリで雑誌を送る際の梱包方法
雑誌が売れたら、配送中に折れたり、破れたりすることがないよう、ていねいな梱包で購入者に届ける必要があります。
ここでは、雑誌を送る時の梱包方法を紹介します。
雑誌本体をビニール袋で包装する
まずは雑誌本体をビニール袋で包装します。ビニール袋を使うことで、水漏れ対策になります。
最も使われているのが、透明で伸びないOPP袋で、100円ショップでも購入可能です。A4サイズや、A4サイズより幅が広いA4-Lサイズなどがあるので、雑誌の大きさに合わせて選びましょう。
またOPP袋以外にも、ナイロン袋やポリ袋、クリアファイル、ジップロックでも代用可能です。
雑誌を送る際は、水漏れなどの防水対策は必ず行いましょう。
緩衝材で包装する
雑誌は角や表紙などが傷付く可能性が高いので、緩衝材を使うのがおすすめです。緩衝材は100円ショップでも購入できます。
ただ、緩衝材を入れるとその分厚くなるため、配送料が高くなることもあります。使うかどうかは、ケースバイケースで考えるようにしましょう。
さらに、緩衝材が付いた封筒は、1枚または2枚入りで100円ショップで販売されているので、それを活用する方法もあります。
雑誌が薄い場合は厚紙やダンボールで挟む
発送する本が薄く、封筒の厚さに余裕がある場合は、厚紙やダンボールで本を挟んで折れないように対策しましょう。もし封筒の厚さにそこまで余裕がない場合は、片面だけでもOKです。
この方法は、薄い本だけでなく、雑誌の切り抜きや貴重本など、折り目を付けたくない商品を贈る場合にもおすすめです。
対策をしなくても折れないこともありますが、届いた時に梱包がしっかりしてあると、安心感があり、購入者の印象も良くなるでしょう。
封筒や透けないビニール袋に入れる
雑誌を発送する時は、できるだけ中身が見えないような袋や封筒を使うのが親切です。
発送中のプラバシーの保護にもなりますし、購入者が安心して商品を受け取れます。購入者によっては、中身が見えるのを嫌がる方もいるので、事情がない限り、中身が透けないように梱包しましょう。
水漏れ厳禁・折り曲げ厳禁を記載する
梱包で水漏れや折り曲げ対策をしたとしても、封筒の見える場所に「水漏れ厳禁・折り曲げ厳禁」と記載するようにしましょう。封筒に書いておけば、配達員の方も扱い方に気を遣ってくれます。
書き方は、封筒に直接赤ペンで書いたり、赤ペンで書いた紙を貼ったり、シールを貼ったりする方法などがあります。
困った時はメルカリオリジナルの梱包資材を活用
メルカリでは、気軽に出品できるようにと、梱包資材が販売されています。手間を少しでも少なくする工夫がされていて便利です。
全国のコンビニやメルカリのアプリ内で販売されているので、ぜひ活用してみましょう。
メルカリで取り扱っている梱包資材は、以下の通りです。
- ゆうパケットプラス専用箱
- ゆうパケットポスト専用箱
- 宅配ビニール袋
- クッション封筒(ネコパス・ゆうパケット)
- ネコポス用ダンボール箱
- ゆうパケット用ダンボール箱
- 宅配便コンパクト専用箱
- 60サイズ対応ダンボール箱
- 80サイズ対応ダンボール箱
- 100サイズ対応ダンボール箱
- 緩衝材(エアーキャップ)
- カンタン圧縮袋
- マスキングテープ
- メッセージふせん
販売場所によって、取扱商品が違います。詳細は、以下のページで確認してください。
メルカリストアでは、全商品を取り扱っており、2,000円以上で送料が無料になります。ストック用としてまとめて購入する際に便利なので、出品する機会が多くなりそうな時はぜひ活用してみてください。
メルカリで雑誌をおトクに送る方法一覧
雑誌は、プレミアがついているものでない限り、高値になりにくいアイテムです。そこで、余計な出費が起きないよう、おトクに送る方法を知っておくと便利です。
メルカリで雑誌をおトクに送る方法は、以下の4つ。
- ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット
- らくらくメルカリ便ネコポス
- クリックポスト
- 第三種郵便
それぞれ重さやサイズ、発送場所が異なります。特徴や送料などの違いを見ていきましょう。
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は、郵便局かコンビエンスストアのローソンで送ることができます。ローソンはもちろん、ゆうゆう窓口のある郵便局なら、時間外の早朝や深夜、土日祝日でも利用可能です。
自宅以外でも受取することができるので、購入者が自宅以外の住所に送って欲しいという場合でも、活用できるサービスです。
発送者と購入者の個人情報をお互いに知らせることなく取引ができる匿名配送や、追跡サービス、配送トラブルの補償サービスが付いています。
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の配送料金と、対応サイズは、以下の通りです。
- 配送料金:全国一律で、230円(税込)
- サイズ:A4サイズ(3辺合計60cm以内)以下で、厚さが3cm以内
- 重さ:1㎏以内
らくらくメルカリ便ネコポス
『らくらくメルカリ便ネコポス』は、ヤマト運輸の営業所、セブンイレブン、ファミリーマートで発送できるサービスです。
持ち込みだけでなく、自宅まで集荷に来てくれるという特徴もあります。外出できない時や、天候が悪い日などにとても便利でしょう。
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」と同じく、発送者と購入者の個人情報をお互いに知らせることなく取引ができる匿名配送や、追跡サービス、配送トラブルの補償サービスが付いています。
「らくらくメルカリ便ネコポス」の配送料金と、対応サイズは、以下の通りです。
- 配送料金:全国一律で、210円(税込)
- サイズ:A4サイズ(31.2×22.8cm)以下で、厚さが3cm以内
- 重さ:1㎏以内
クリックポスト
「クリックポスト」は、郵便局の窓口や、郵便ポストから発送できるサービスです。クリックポストを使う際は、Yahoo! Japan IDに登録して、Yahoo!ウォレット決済が必要になりますが、雑誌を頻繁に売りたい方にはお得な発送方法になります。
追跡サービスと、郵便局留めができるのが特徴です。
「クリックポスト」の配送料金と、対応サイズは、以下の通りです。
- 配送料金:全国一律で、198円(税込)
- サイズ:A4サイズ(34×25cm)以下で、厚さが3cm以内
- 重さ:1㎏以内
第三種郵便
すべての雑誌を送れるわけではないですが、雑誌の背表紙に「第三種郵便物」として承認を受けている雑誌なら、お得に発送できる方法です。
発送する際には、第三種郵便物許可の表示があるかを確認して、見えるように透明なOPP袋で包んだうえで、封筒に「第三種郵便物」と記載しましょう。
切手を貼れば、郵便ポストに投函することもできます。
配送料金が万が一足りない場合は、差し戻されるため、確実に発送したいなら郵便局の窓口から発送手続きを行うようにしてください。
「第三種郵便」の配送料金は重さによって、63~215円(税込)までで、送料が異なります。
「第三種郵便」の配送料金と、対応サイズは、以下の通りです。
- 配送料金:全国一律で、63~215円(税込)
- サイズ:3辺合計90cm以内で、1辺の長さが60cm以内
- 重さ:50g~1㎏以内
配送料金は、郵便局のホームページで計算できるので、出品前に送料がいくらなのか確認しておきましょう。
送料を抑えるおすすめの雑誌の送り方
続いては、送る量やサイズ別におすすめの発送方法をご紹介します。
雑誌1冊の場合
雑誌によってサイズや重さが違うため、おすすめの発送方法が異なります。たとえば、女性向けファッション雑誌などは、写真を使ったカラーページが多く、雑誌1冊で1㎏を超えることもあります。
メルカリに出品する前に、必ず雑誌のサイズと重さを確認しておいて、一番安い発送方法と、その送料を把握しておきましょう。
A4サイズ以下の場合
A4サイズ以下で、厚さが3㎝以内の雑誌1冊を送る場合は、ゆうゆうメルカリ便パケットがおすすめです。
送料は全国一律で230円(税込)で、匿名発送が可能で、追跡サービス、発送トラブルの補償もあるため、安いだけでなく安全性を考えたうえで一番おすすめの発送方法になります。
第三種郵便物許可の雑誌を発送する場合で、送料の安さだけを求めるなら、第三種郵便が最もお得です。
A4サイズ以上の場合
A4サイズ以上で、厚さ3cm以内の雑誌1冊を送る場合は、クリックポストがおすすめです。匿名配送や発送トラブルの補償などはありませんが、全国一律198円(税込)で送ることができます。
クリックポスト以外なら、郵便局のレターパックライトがおすすめです。
専用封筒を370円(税込)で購入する必要がありますが、これには送料も含まれています。サイズは34×24.8cm以内、厚さが3cm以内で、4㎏以内の雑誌を送ることができます。専用封筒は、郵便局またはコンビニで購入でき、郵便ポストに投函可能です。
1㎏以上の場合
雑誌1冊が1㎏を超える場合は、らくらくメルカリ便の宅急便コンパクトがおすすめです。厚さが5㎝までと規制がありますが、雑誌1冊なら5cmを超えることは少ないでしょう。
宅急便コンパクトで送る場合は、全国一律の送料の450円(税込)と、専用BOXの70円(税込)の料金がかかり、合計で520円(税込)になります。匿名発送が可能で、追跡サービス、発送トラブルの補償があるので、安全に送ることができる方法です。
送料だけで考えるなら、先ほどご紹介したレターパックライトが、全国一律で370円(税込)なのでお得になります。
雑誌複数冊の場合
雑誌を複数冊まとめて送る場合は、まず第三種郵便物許可の表示があるかどうかを確認しましょう。
第三種郵便物が認められている雑誌なら、第三種郵便物で発送するのが最もお得です。50g以内なら63円(税込)で、そこから50g増えるごとに8円(税込)がプラスされます。
第三種郵便物で送れない場合や、合計の重さが1㎏を超える場合は、レターパックライトまたは、らくらくメルカリ便宅配便コンパクトがおすすめです。
レターパックライトなら、厚さ3㎝以内、重さ4㎏まで、らくらくメルカリ便宅配便コンパクトなら、厚さ5cm以内で重さの制限はありません。
付録も一緒に送る場合
雑誌だけでなく、付録を一緒に出品することもあるでしょう。
その場合、雑誌と付録を合わせて厚さ3㎝以内なら、ゆうゆうメルカリ便のゆうパックが、一番お得に送れる方法です。
厚さが4~5cmなら、らくらくメルカリ便の宅配便コンパクトがおすすめ。
サイズや厚さが4~5cmを超える場合は、らくらくメルカリ便宅配60サイズになります。送料が全国一律750円(税込)で、2㎏まで送れます。
メルカリで雑誌を売るなら送料が安い送り方でお得に!
メルカリで賢い取引をするためには、商品に合った梱包と、配送方法を選択することが大切です。
利益を減らさないためにも、どのような発送方法があるのか、送料はいくらなのかを知ったうえで、最適な発送方法を選びましょう。最も送料が安い発送方法を知っていれば、出品価格を下げられるので、売れる確率がより高くなります。