ネコポスは、ヤマト運輸が扱っている配送サービスで、比較的安価にメルカリで売れたアイテムを発送できる方法です。しかし、大きさやサイズに制限があるため、すべてのアイテムを送れるというわけではありません。この記事では、メルカリにおけるネコポスの使い方とサイズ制限などについてご紹介します。
メルカリで設定できる配送方法、ネコポスとは
ネコポスは、ヤマト運輸が実施している配送サービスの一種です。
送れる荷物のサイズや重量がかなり小さめにはなりますが、その分送料を安く抑えることのできる発送方法です。
メルカリでは、「らくらくメルカリ便」という配送方法からネコポスを選択することで、ほかの宅急便配送などと同様に匿名配送に対応することができます。
ネコポスを使うデメリットとしては、一般的な宅急便などのように集荷に来てもらうことはできません。その代わり、ほかの荷物同様コンビニなどから発送することは可能です。
どんなものが送れるの?
ネコポスで送れるものは、
- 縦23.0~31.2cm
- 横11.5~22.8cm
- 厚さ3.0cm以内
- 重さ1㎏以内
という制限があります。
この制限に収まるサイズの箱、もしくは封筒であれば、なんでも発送することができます。
ネコポスで送れるものとしては、薄手の衣類やタオルケット、アクセサリーなどの小物類、マンガ本などが挙げられます。
ネコポスの使い方
配送方法の種類は、出品時に出品者側が決定し、登録します。ネコポスを使いたい場合は、以下の手順で登録・手続きを行いましょう。
【手順1】出品時にらくらくメルカリ便を選択
アイテム出品時に配送の方法項目から「らくらくメルカリ便」を選択して、出品を行います。
もしすでに出品しているものをネコポスで発送したい場合は、ユーザーが購入手続きに入る前であれば配送方法を修正することができます。
【手順2】売れたあと、配送用二次元コードの作成からネコポスを選択
ユーザーに買ってもらえたら、取引画面から該当商品に対応しているQRコードを作成します。
このQRコードは商品発送時に使うので、保存しておきましょう。
【手順3】ヤマト運輸の営業所かコンビニに行き発送
ヤマト運輸の営業所には、ネコピットというシステムがあるので、これを利用して荷物用の発送伝票を作成します。
また、コンビニではATMのようなチケットなどを発券できる端末があり、そこでQRコードを読み込んで、同様に発送伝票を作成します。
どちらの場合も、分からなければ係員や店員に質問すれば、問題なく対応してもらえるでしょう。
実際に利用する上でのポイント
ネコポスを利用する際は、以下の2点のポイントをおさえておきましょう。
ネコポスには専用資材が必要?
ネコポスに、専用資材はありません。
ネコポスに適応したサイズの箱は、ヤマト運輸の公式ECサイト「ネコハコ」で大ロット売りされているほか、各種ECサイト、100円均一などでも探すことができます。
また、コンビニや薬局などでも、メルカリの柄が入ったネコポスサイズの箱が売られていることがあります。
こうした市販の箱でなくとも、上で紹介したサイズに収まっていれば、手作りの箱や封筒でも問題なく送ることができます。
また、メルカリでは各種配送方法に適した梱包資材を開発し、コンビエンスストアやメルカリストアでの販売を行っています。こちらもぜひ活用してみてください。
サイズや重量がオーバーしているときは
サイズや重量が少しでもオーバーしていると、ネコポスでの発送はできません。
発送時にサイズをチェックした際、既定のサイズを超えていると、その場で「ネコポスでは送れません」と断られる可能性が高いです。
その場合は、宅急便コンパクトなど、ほかの発送方法に変更する必要があります。
もし送った後にサイズオーバーだったことが判明した場合は、60サイズの宅急便として自動的に処理されます。60サイズの宅急便だと配送料がかなり高額になってしまうので、サイズ・重量には十分注意しましょう。
ネコポスは安くて便利だが制限も大きいので注意
今回はメルカリで利用できるネコポスについて解説しました。
ネコポスは、210円とメルカリの中で最も送料を安く抑えられますが、その分サイズなどに制限が大きい方法です。
サイズ制限・重量制限などの理由で、ネコポスを使えないケースも少なからずあります。
自分の出品したアイテムに最適な方法を選んで発送しましょう。
メルカリについてわからないことがあるときは、下記のメルカリガイドもご活用ください。