販路拡大のためにECモールに出店したのに、なかなか利益を伸ばせずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?売上は作れるものの、手元に残る利益が伸びないとショップを黒字にすることはできません。そこでこの記事では、ECモール事業で黒字化させるために考えるべきコスト削減やコツ、気を付けるポイントについてご紹介します。
ECモールで利益が伸びない理由
ECモールで黒字化を目指すためには、現在の状況を把握したうえで改善を行う必要があります。ここでは、ECモールで利益が伸びない理由をご紹介します。
ランニングコスト(運用費)が高い
ECモールでショップを運営するためには、出店費用や手数料、仕入れ費など数多くのランニングコストがかかります。これらのコストが大きくなると、商品は売れないのにコストだけかかるという事態に陥ります。
価格競争に巻き込まれている・値下げしすぎている
ECモールには、数多くのショップが出店しているため、価格競争に巻き込まれる可能性が高いです。
商品を数多く売るためには、値下げもひとつの戦略ですが、仕入れやランニングコスト、送料などを考えずに値下げをしすぎると利益は伸びにくくなります。
他店との差別化ができていない
競争が激化しやすいECモールでは、他店にはない独自性がないと、商品を購入してもらうのが難しいです。インターネット上には数多くのネットショップが存在するため、ライバル店との差別化ができていないとなかなか選んでもらえません。
コンセプト・ターゲット設計が不十分
ショップの世界観や在り方を明らかにするコンセプトが不明瞭だと、お客さまに選んでもらいにくくなります。
また狙うターゲットを集客するためには、ターゲット設計も非常に重要です。ターゲット設計が不十分だと、狙っているターゲット層に届きにくく、集客するのが難しくなります。
利益が出づらい・売れにくい商品を取り扱っている
利益が出づらい商品は商品が売れても得られる利益自体が少ないため、儲けを出すには数多くの商品を売らなければいけません。
また売れにくい商品は、ニーズが少ないため、数を売るのが難しいです。ただでさえ売れにくいうえに、競合に負けないような施策を行わないと、利益は伸びないでしょう。
集客ができていない
商品を売るためには、ショップに多くのお客さまを集めて商品を知ってもらうことから始まります。集客ができていないと、認知度が低いままなので、もちろん売れる商品数は少ないです。
利益を伸ばすためには、集客に注力して、より多くのお客さまに商品やショップを知ってもらう必要があります。
リピート率が低い
ネット販売では、新規顧客の獲得よりもリピート獲得の方が集客コストがかかりません。リピート率が低いと、いつまでも集客で新規のお客さまを集めなければいけないため、コストがかかる一方です。
リピート率が高まれば、集客にかかるコストを削減しても、商品は売れるため利益を伸ばせるようになります。
ECモール事業を黒字化させるために考えるべきコスト削減
ECモール事業を黒字化させるためには、減らせるコストは削減していくことが大切です。ここでは、黒字化のために考えるべきコスト削減をご紹介します。
原価率を下げる
商品の利益率が低いと、利益を伸ばすのは難しいです。原価率が高い場合は、仕入れコストや製造コストを下げられないか検討しましょう。
安い仕入れ先を探したり、製造コストを抑える方法を考えたり、無駄なコストを削減することで原価率は下げられる可能性があります。
運用コストを下げる
ショップを構築するために必要な初期費用や月額費、手数料などは、利用するECショップによって異なります。またモール利用だけでなく、商品の在庫管理や配送にもコストがかかります。
さまざまなサービスを比較して、自社にとって使いやすく、運用コストが下げられるサービスを利用するのがおすすめです。
メルカリShopsなら無料で運用できるためコストを下げられる
メルカリShopsは、販売手数料と振込手数料の2点しかかかりません。月額費やオプション代などの固定費はかからないため、最低限のコストのみでショップ運営ができます。
バックオフィス業務にかかるコストを削減する
商品登録業務や受注管理業務、顧客対応業務など、バックオフィス業務にかかるコストを削減することも利益アップに重要です。
いくつものサービスを導入すると、導入コストやランニングコスト、人件費がかかるため、導入する前よりもコストが大きくなります。人為的に行った方が良い業務と、システムに頼った方が良い業務に分けて、導入サービスを厳選することで、コストを削減できます。
メルカリShopsならバックオフィス業務に便利な機能が無料で活用できる
メルカリShopsには、商品登録や売上管理、在庫管理などのバックオフィス業務に便利な機能が揃っています。すべて無料で利用できるため、外部システムを導入するコストを削減することができます。
【マーケティング面】ECモール事業で黒字化させるためのコツ
ここでは、マーケティング面に特化して、ECモール事業で黒字化させるためのコツを4つご紹介します。
競合他社のリサーチを徹底的に行う
他店との差別化を図るためには、競合他社をリサーチして自社の強みや弱みを明確にすることが重要です。自社と同じような商品を売っているショップを徹底的にリサーチして、強みは伸ばして、弱みは改善していきましょう。
お客さまの注目を集められる商品を作る
集客でより多くのお客さまを集めるためには、注目を集められる商品を作りましょう。多くの方に興味を持ってもらえる商品や売れ筋商品をアピールして、ショップにお客さまを集められれば、他の商品も見てもらえる確率が高くなります。
集客に力を入れる
ECモールで利益を伸ばすためには、集客は欠かせません。集客方法はWeb広告やSNS、SEОなどあるので、できるだけ多くの方法を活用して、商品やショップの露出を増やしましょう。
リピート購入を増やす施策を行う
リピート購入を増やすためには、自社を忘れないようにしてもらうことが重要です。商品購入後のアフターサポートはもちろん、しばらくショップにアクセスしていないお客さまには、お知らせメールなどを送ってコミュニケーションの機会を作りましょう。
【運用面】ECモール事業で黒字化させるためのコツ
続いて、運営面でECモール事業で黒字化させるためのコツをご紹介します。
事業計画をしっかりと立てる
ECモール事業で黒字化を目指すなら、仕入れ先や予算の使い道、ターゲット層、販売戦略などを明確にしましょう。
逆に事業計画を立てることで、目指す先が見えてやるべきことや目指す指標がはっきりするため、目標を達成するために効率的に取り組めます。
収支のバランスを意識する
収支のバランスを考えずにショップを運営すると、「知らない間に赤字になっていた」ということになりかねません。収支管理は大雑把ではなく、日頃から帳簿付けをして、常に収支を把握している状態を作りましょう。
無駄なコストをなくす
ECモール事業では、細かい出費であっても、積み重なると金額が大きくなり、事業を圧迫する可能性があります。必要なことのみに予算を割いて、無駄なコストはカットしていきましょう。
適切な数の商品を仕入れる
売上に合った在庫を持っていないと、売るのが大変になります。商品によっては、流行りや賞味期限があるため、売り切る前に廃棄しないといけなくなる可能性もあります。
商品を仕入れる際は、最初は少なく、その後は売上に応じて調整していくのが良いでしょう。
運営業務を効率化させる
ネットショップを運営するために必要な業務は数多くあるため、ツールなどを活用して運営業務の効率化を図りましょう。
業務を効率化させてできた時間や費用を、利益に大きくつながるところに割けば、効率的に利益を伸ばせます。
メルカリShopsなら売上を伸ばせるショップに成長させやすい!その理由とは
メルカリShopsなら、コストを抑えながら売上アップを狙えるショップを構築できます。メルカリShopsが売上を伸ばしやすいショップである理由をご紹介します。
国内Nо.1フリマアプリ「メルカリ」市場の集客力を活かせるため売上を伸ばしやすい
メルカリShopsは、月間2,300万人以上のお客さまが集まるフリマアプリ「メルカリ」の集客力を活かして、商品を販売できるECモールです。
商品を販売することで、数多くのお客さまに認知してもらいやすくなるため、商品が売れる可能性が高まります。
初期費用・固定費が無料!販売手数料と振込手数料のみでショップが運営できるためしっかりと利益が残せる
メルカリShopsは、商品が売れるまでコストがかからず、出店・運営コストを抑えられるサービスです。10%の販売手数料と、1回200円の振込手数料以外は、コストが一切発生しません。
追加費用なしで利用できる販促機能が充実しているのでさらなる売上アップを狙える
メルカリShopsには、数多くの販促機能が揃っています。すべて追加費用なしで使えるため、コストを抑えてショップを成長させていけます。数多くあるなかから、特に販促効果が高い機能をご紹介します。
「タイムセール機能」の利用で商品への注目を集め、新規のお客さまを呼び込める
タイムセール機能では、販売中の商品を指定した一定期間の間、値下げして販売ができます。
セール品は、値下げ後の価格や割引率が赤字で表示されるため、お客さまの注目を集められます。またセール品が掲載される一覧ページでも紹介されるため、これまで届けられなかったお客さまにもアピールすることができます。
「通知機能」でお客さまと直接コミュニケーションが取れるので売上につなげやすい
通知機能では、商品やショップに興味を持ってくれているお客さまとコミュニケーションを取ることが可能です。
ショップや商品に関する新着情報がプッシュ通知を通じて自動的に届くため、自らお知らせすることなくお客さまに宣伝ができます。
「ショップクーポン機能」でリピート購入を増やせる
ショップクーポン機能は、お店独自のクーポンを提供できる機能です。商品が欲しいと思うようなお得なクーポンを発行することで、リピート購入や新たなフォロワーの獲得が見込めます。
「質問機能」で購入前のお客さまの疑問や不安を払拭できる
質問機能では、購入前の商品に関する質問を受け付けられます。商品に関する疑問や配送時の要望などの不明点や疑問点を解決することで、商品の購入率を高めることが可能です。
質問は受け付けたいけど、値下げ交渉されたくないという場合は、注意喚起のメッセージを表示させられます。
一律送料の「らくらくメルカリ便」「クールメルカリ便」を利用すれば配送コストも削減できる
メルカリShopsでは、「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」という独自の配送サービスが利用できます。どちらとも通常よりもリーズナブルな全国一律送料が設定されており、コストを抑えて配送することが可能です。
また宛名書きと直接の支払が必要ないため、発送業務にかかる手間を削減できます。
スタッフアカウントを活用して複数人で管理できるため効率的に運用できる
スタッフアカウントは、複数人でチームを組んで、ショップを運営するのに便利な機能です。オーナーアカウント以外に、必要な数だけのスタッフアカウントが作成でき、個別に権限を付与することができます。
それぞれのアカウントから管理画面にアクセスして操作できるため、異なる業務を同時に進められ、運用業務の効率化が図れます。
「ショップデザイン編集機能」で商品の魅力を伝えられる
ショップページで商品の表示順を入れ替えたり、グループごとにまとめたりして、見やすく整理することが可能です。
「売れ筋商品」や「セール品」などとタイトルをつけて、ショップページ上部に置いておくことで、商品を見つけてもらいやすくなります。
CSVファイルを活用すればショップ運営に必要な業務を効率的に行える
メルカリShopsには、商品登録や受注管理、売上管理などのショップ運営に必要な業務を効率的に行える便利な機能を数多く搭載しています。
例えば、複数の商品を一括で登録できる機能や、注文内容や売上金などを一覧で出力できる機能があります。業務を効率化できるので、商品数が多くても手間を省けます。
外部EC一元管理システムとAPI連携できるため多店舗展開もかんたんにできる
メルカリShopsは、外部EC一元管理システムに対応しているため、API連携させることで業務の効率化を狙うことが可能です。連携できるシステム数は27つ(2024年7月時点)と、業界トップクラスの連携数を誇ります。
連携できるシステムが多いため、より自社にとって使いやすいEC一元管理システムを導入して、ショップ運営に役立てられます。
サポートコンテンツが充実しているのであんしんしてショップ運営ができる
メルカリShopsでのショップ運営中に困りごとは、「メルカリShopsガイド」で解決することが可能です。ショップ運営の質問に関するキーワード検索をすれば、かんたんに答えを見つけられます。
また問い合わせフォームから事務局に問い合わせをしたり、サポートを要請することもできます。
ECモールの黒字化には「コストの見直し」と「集客・利益を最大限に伸ばす」ことの意識強化が大切
ECモールで黒字化を目指すためには、集客に力をいれ、運用費を下げつつ利益率を伸ばすことが大切です。
集客面やコスト面での課題をクリアすることで、ECモール事業での黒字化を目指せます。無駄にコストがかかっている部分がないか、今一度固定費の見直しや、販促・運用業務の見直しを行い、黒字化に向け取り組んでいきましょう。
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法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
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