メルカリで小さいサイズのものを送るときには、スマートレターを使うのがおすすめです。この記事では、スマートレターで商品を送ることのメリット・デメリットと、どのようなものが送れるかについてご紹介しています。
スマートレターは郵便局の配送サービス
スマートレターは、日本郵便が提供する、郵便局で集配可能なサービスです。
縦横がA5サイズ、厚さ2cmまで、重量1kgまでの荷物が、全国どこに対しても一律180円で発送できます。
スマートレターのメリット
スマートレターには、次のようなメリットがあります。
メリット1:送料が安い
スマートレターは1通180円で送れます。
定形郵便(はがき、一般的なサイズの封筒)を除くと最も安く送れる手段です。
多少厚みがあっても縦横サイズがA5までに収まり、かつ1kgまでの重さのものであれば、定形外郵便として送るよりもお得になります。
メリット2:ポスト投函で送れて簡単
スマートレターは、ポストに投函するだけで発送が完了します。
郵便局などへの持ち込みの手間が省けるため、非常に便利です。
スマートレターのデメリット
スマートレターには以下のようなデメリットもあります。
デメリット1:専用資材が必要
スマートレターの発送に使えるのは専用資材(封筒のようなもの)のみです。
これ自体は郵便局に直接出向くか、オンラインショッピングなどを経由して購入する必要があります。
デメリット2:サイズ・重量が制限される
一般的な定形外郵便、あるいはゆうパックのような宅配便であれば、ある程度までの大きさのものは料金を追加することで発送できます。
一方、スマートレターは、
- 縦横:A5サイズまで
- 厚さ:2cm以内
- 重量:1kg以内
の制限が付いています。
そのため、カード類など、送るのに適しているアイテムは限られてきます。
デメリット3:匿名化に対応していない
メルカリのサービスに、匿名配送というものがあります。
これはメルカリが匿名化した配送元・配送先情報を、郵便局やヤマト運輸などに提供することで、ユーザー同士が直接お互いの名前を知らない状態でも送りあえる、というサービスです。
しかし、スマートレターの場合は送り主・宛先を自分で書かなくてはいけないため、こうした匿名化サービスに対応していません。
もちろん、配送事故などのことを考えて、自分の名前・住所などを架空のものにしてはいけませんので、相手に自分の個人情報の一部が公開されてしまいます。
メルカリでスマートレター発送を使うのに向いているアイテム
先ほどもご紹介した通り、スマートレターにはA5サイズ以下、厚さ2cmまで、重さ1kgまでという制限が付いています。
そのため、
- 文庫本(1冊程度。薄いものであれば2冊発送できることも)
- CDやDVD
- 少量の文房具
- ハンカチや靴下などの小物雑貨
- ポストカード
など、小型、かつスマートレターを使わない場合は定形外郵便として送らなくてはいけないようなものが適しています。
メルカリでスマートレターを使うためには
メルカリで商品を送るときにスマートレターを使うためには、以下のような手順で行います。
商品紹介などはほかの発送方法と変わらず行う
商品名や説明など、出品に必要な項目を埋めます。
基本的に書く内容は商品紹介なので、ほかの出品方法と同じように記載します。
最後に、「スマートレターで発送」と記載し、匿名配送ができない点を伝えておくことで、トラブルを回避できます。
「配送料の負担」を出品者負担、「発送方法」は未定に設定
スマートレターで送る場合は、出品者がスマートレターの専用包材を購入しなくてはいけないため、「配送料の負担」は「出品者負担」です。
「発送方法」にスマートレターという項目はないため、「未定」に設定しておきます。
ゆうゆうメルカリ便に設定してしまうと、スマートレターでは送れなくなってしまうので気を付けてください。
購入者が現れたら梱包・発送
購入してくれる人が現れたら、スマートレター専用包材の表書き(発送者・送り先)を記入し、梱包した商品を包材に入れてポストに投函します。
天候や発送元、発送先の住所にもよりますが、だいたい1~2日後に届きます。
スマートレターの専用封筒はどこで買う?
スマートレターで商品を送るためには、スマートレターの専用封筒を使用する必要があります。
スマートレターの専用封筒は、郵便局と一部のコンビニエンスストアで購入可能です。
スマートレターはお得だが制限も多いので注意
スマートレターはサイズ制限があるため、発送に使える商品は限定されます。
また、匿名配送に対応していないというマイナスポイントもあります。
しかし送料180円でどこにでも送れるため、非常にお得です。
スマートレターも活用しながら、ぜひメルカリに商品を出品してください。