メルカリで商品がはじめて売れたとき、不安になりやすいのが発送方法。発送の仕方によっては、トラブルが起きたり、評価が低くなったりすることもあるので、正しい方法で送る必要があります。この記事では、メルカリの発送ルールや発送トラブルを避けるポイントを解説します。これから発送を控えている方はぜひチェックしてみてください。
メルカリで発送するときの基本
発送のルールを見ていく前に、まずメルカリでの発送の基本をおさらいします。
ここでは、発送まで・発送後の流れや発送方法を解説しますので、ぜひ確認してください。
発送まで・発送後の流れ
商品写真の登録や説明文の入力などが済んで出品したら、他のユーザーから任意で取引メッセージが届き、やり取りを経て購入に至ります。支払いが完了すると、発送待ち状態になるので、発送の準備を行いましょう。
商品の梱包、発送方法の選択を行い、発送後相手に商品が到着したら、受取評価待ちの状態になります。相手の受取評価が済むと、評価待ちになるので、相手の評価をすると取引完了です。
各ステップで「やることリスト」が更新されるので、確認しながら発送や評価を進めましょう。
メルカリで利用できる発送方法
メルカリでは、コンビニや郵便局、ヤマト運輸営業所などの発送方法を利用できます。サイズや料金、追跡や補償の有無などが異なるので、商品に合った発送方法を選ぶことが大切です。
以下の表に、主な配送方法と料金などをまとめましたので、ぜひ確認してください。
なお、匿名配送や追跡、発送場所、受取場所などの詳細は、メルカリの「配送方法 早わかり表」を参考にしましょう。
配送方法 | サイズ(縦×横×厚さ) | 全国一律料金 |
---|---|---|
ネコポス | A4サイズ | 1kg以内 210円 |
ゆうパケット | A4サイズ | 1kg以内 230円 |
ゆうパケットポスト | 32.7×22.8×3cm | 2kg以内 215円 |
定形郵便 | 14~23.5×9~12×1cm以内 | 25g以内 84円 50g以内 94円 |
定型外郵便 | 規格内:34×25×3cm以内 規格外:3辺合計90cm以内 | 規格内 50g以内 120円 100g以内 140円 150g以内 210円 250g以内 250円 500g以内 390円 1kg以内 580円 規格外 50g以内 200円 100g以内 220円 150g以内 300円 250g以内 350円 500g以内 510円 1kg以内 710円 2kg以内 1,040円 3kg以内 1,350円 |
クリックポスト | 14~34×9~25×3cm以内 | 1kg以内 198円 |
スマートレター | 25×17×2cm以内 | 1kg以内 180円 |
レターパックライト | 34×24.8×3cm以内 | 4kg以内 370円 |
レターパックプラス | 34×14.8×3cm ※厚さは3cm以上も可 | 4kg以内 520円 |
宅急便コンパクト (らくらくメルカリ便) | ・24.8cm×34cm×8mm程度 ・20×25×5cm | 450円 |
宅急便 (らくらくメルカリ便) | 3辺合計160cm以内 | 60サイズ 750円 80サイズ 850円 100サイズ 1,050円 120サイズ 1,200円 140サイズ 1450円 160サイズ 1,700円 |
ゆうパケットプラス (ゆうゆうメルカリ便) | 17×24×7cm | 2kg以内 455円 |
ゆうパック (ゆうゆうメルカリ便) | 3辺合計100cm以内 | 60サイズ 770円 80サイズ 870円 100サイズ 1,070円 |
たのメル便 | – | 80サイズ 1,700円 120サイズ 2,400円 160サイズ 3,400円 200サイズ 5,000円 250サイズ 8,600円 300サイズ 12,000円 350サイズ 18,500円 400サイズ 25,400円 450サイズ 33,000円 |
メルカリで押さえるべき発送のルール
メルカリで押さえておきたい発送のルールは、以下の4つです。
- 商品の宛先を郵便局留めにしてはいけない
- 送料込みの商品を着払いで発送してはいけない
- 海外から商品を発送してはいけない
- 商品を手渡ししてはいけない
それぞれのルールをチェックして、正しい方法で発送しましょう。
商品の宛先を郵便局留めにしてはいけない
商品の宛先は、ゆうゆうメルカリ便の「郵便局/コンビニ受取」またはクロネコメンバーズの機能を利用した場合を除いて、郵便局留めにしてはいけません。
郵便局留めにすることによって、受取の遅延が起きたり、受取人がわからなくなったりすることを避けるためです。必ず購入者の宛先に発送しましょう。
送料込みの商品を着払いで発送してはいけない
送料込みで出品している商品は、着払いで発送してはいけません。既に送料を含めているので、着払いにすると二重に送料が発生することになります。
送料込みの商品は自分で送料を負担し、そうではない商品は着払いで送りましょう。
海外から商品を発送してはいけない
メルカリでは、海外からの発送を禁止しています。一時的に海外に滞在している場合でも、日本国内に戻ってきてから購入者に発送しましょう。
商品を手渡ししてはいけない
商品を手渡ししたり、それを強要したりすることも禁止されています。手渡しを要求されても断り、郵便局やヤマト運輸営業所などから発送するのが基本です。
メルカリで発送トラブルを避けるポイント
メルカリでは、発送方法や手続きの仕方によって、トラブルが起きることもあります。対応に手間がかかったり、評価が下がったりするので、未然にトラブルを避けることが大切です。
ここでは、発送トラブルを避けるポイントを5つご紹介しますので、しっかり実践していきましょう。
期限内に発送する
あらかじめ伝えていた期限から発送が遅れると、購入者に迷惑をかけてしまいます。すぐに必要だった場合、購入者はとても困るでしょう。
期限を厳守することを基本に、もし遅れてしまいそうなときはなるべく早く伝えることが大切です。また、仕事や家事などで余裕がない場合は、きちんとした発送対応ができるようになるまで出品をやめることも検討しましょう。
発送方法を購入者にしっかり伝える
どのような方法で発送するかは、事前に購入者に伝えましょう。発送方法を知らせずに送ったり、伝えていた方法を直前で変えたりすると、思わぬトラブルになる可能性があります。
購入者は発送方法を把握できていると安心感があるので、決まり次第なるべく早く伝えるのがポイントです。
複数の商品を同時に発送するときは丁寧に
出品している商品が同じタイミングで複数売れることもあるでしょう。一緒に発送の準備を行うときは、伝票の貼り間違いや商品の入れ間違いに注意が必要です。
複数の商品を混同しないように梱包資材を変えたり、最終チェックできるように伝票に詳しい内容を記載したりして、間違いを未然に防ぎましょう。
荷物追跡サービスに対応した方法で発送する
荷物の配送状況を確認したいと言われたときに、荷物追跡サービスに対応していないと対応が難しいです。トラブルが起きている場合、対応が遅れてしまうので、なるべく荷物追跡サービスに対応した方法を選びましょう。
荷物追跡に対応していない定形郵便、定形外郵便、スマートレターを避けて、荷物に合った発送方法を選ぶのがポイントです。
高価な商品は配達補償が付いた方法を利用する
高価な商品を発送するときは、万が一配送中に破損したときのために、配達補償に対応した方法を利用しましょう。
配達補償に対応した方法は、ネコポス、ゆうパケット、ゆうパケットポスト、宅急便コンパクト、宅急便、ゆうパケットプラス、ゆうパック、たのメル便です。
メルカリの発送ルールを押さえて正しく商品を送ろう
メルカリで商品を発送するときは、宛先を郵便局留めにしない、送料込みの商品を着払いで発送しない、海外から発送しないといったルールを徹底しましょう。
また、トラブルを避けるためには、期限内に発送する、発送方法を購入者に伝えるなどのポイントを押さえることが大切です。
発送の経験が少ない場合は、まずはメルカリガイドで発送について学ぶのもおすすめ。発送ルールを理解して、正しい方法で商品を購入者に送りましょう。