「いつの間にかクローゼットが古着でいっぱいに」「古着を処分したいけれど何か良い方法はある?」そんな悩みを抱えている方に向けて、この記事では古着の処分方法をご紹介します。ちょっとしたお小遣いが手に入るかもしれないおすすめの処分方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
無料から有料まで、古着の処分方法はさまざま


毎シーズン新作の服を楽しんでいると、ついついクローゼットに溜まりがちな古着。周りの方はどうやって処分しているのか、気になるところです。
環境省が作成した資料によれば、家庭で不要となった古着は、およそ70%が「ゴミ(燃える・燃えない)」として処分されています。
残りの30%は「リサイクル(資源として再利用すること)」や「リユース(そのまま衣服として再利用すること)」を目指して回収されているそうです。
(出典:環境省 平成26年度使用済製品等のリユース促進事業研究会 第16回 資料5「中古衣類を対象とした海外でのリユース実態調査(途中報告)」)
大半の方は、そのままゴミに出して処分している様子。しかし、実は古着の処分方法は、費用のかかるものから、むしろお金がもらえてしまうものまで、本当にさまざまです。
上手に処分すれば、新しい服を買う資金に換えられることもあります。
この記事では、下記の3種類に分けて、古着を処分する方法をご紹介します。
- ゴミとして古着を捨てる方法
- 古着を誰かにプレゼントする方法
- 古着を売る方法
自分にとってお得な形で古着を処分するために、ぜひチェックしてみてください。
ゴミとして古着を処分する


まずご紹介するのは、ゴミとして古着を処分する方法です。
ゴミとして古着を捨てる方法は、タイミングが合えば簡単に処分できるのがメリット。そのまま処分するため、きれいに洗い直すなどの手間もかかりません。
ゴミとして処分したい場合、以下の2つの選択肢があります。
- 自治体のルールに従って、日々のゴミとして出す
- 回収センターに自己搬入する
自治体のルールに従ってゴミに出す
もっともスタンダードなのが、自治体のルールに従い日々のゴミ出しで捨てる方法です。
自治体のルールにもよりますが、普段の燃えるゴミ(可燃ゴミ)と同じ要領でゴミ袋に入れ、所定の時間にゴミ捨て場へ置くだけで完了します。
難しい手順もなく、気軽に処分できるのがメリットです。
一方で、注意点として以下の2点が挙げられます。
- 古着の量が多い場合には、家とゴミ捨て場を何往復もしたり、何週間かに分けて出すなど、ゴミ出しにも相応の手間がかかる
- ゴミ出しルールが複雑な自治体の場合、気軽に捨てにくい
特に自治体によっては、燃えるゴミではなく資源ゴミ扱いであったり、洗濯してから透明の袋に入れて出したりといった厳しいルールになっている場合もある点に気をつけましょう。
ルールの厳しい地域では、結果的にほかの方法を選んだ方が気軽に処分できることもあります。
地域によっては回収センターが用意されていることも
ゴミとして古着を処分するもう一つの方法が、回収センターへの持ち込みです。
自治体によっては回収センターへのゴミの自己搬入が認められており、ゴミ収集の日を待たずとも自分で持ち込めます。
「せっかく思い立ったので、今からすぐに古着を処分してしまいたい」という方にぴったりです。
ただし、なかにはゴミとしてではなくリサイクル資源としての回収を目的とし、洗濯済みのきれいな衣服しか受け取ってくれないセンターもあります。
持ち込み可能点数も含め、あらかじめ回収ルールはチェックしておきましょう。
古着を誰かにプレゼントする


続いてご紹介するのは、ゴミとして処分するのではなく、誰かに活用してもらうために古着をプレゼントする方法です。
学生時代に一生懸命アルバイトをして買った服など、「もう着なくなったけれど捨ててしまうのも……」という古着の処分に向いています。
誰かの役に立つことを陰から願える素敵な方法です。以下の3つの選択肢から、好きなものを選びましょう。
- 店舗の回収ボックスを利用する
- 回収専門業者に寄付する
- 友人や知人へ譲る
店舗の回収ボックスに入れる
手軽な方法としておすすめなのが、店舗の回収ボックスの利用です。
大手ブランドの店舗で、店内に設置された古着の回収ボックスを見たことはありませんか?
このボックスに古着を入れると、難民支援なども含む形で必要としている方の所へ届けてもらえます。
自分で受け渡す相手を探さずとも、上手に再活用してもらえる嬉しい方法です。
注意点として、一度の持ち込み可能点数に制限があったり、ボックスではなく直接店員へ声をかけて受け取ってもらったりする形式の店舗もあります。
大量に古着がある場合は持ち運ぶのも大変ですので、実際に訪れる前に、店舗の公式サイトから回収ルールをチェックしておきましょう。
回収専用業者に寄付する
店舗を利用する以外にも、古着回収を専門としている業者へ直接寄付する手もあります。
専門業者の場合、自分で持ち込んだり取りに来てもらったりせず、専用キットで郵送できるケースも多いのが魅力です。
ケースに古着を詰め、集荷等を利用して送るだけで古着をまとめて処分できます。
回収された服は発展途上国に輸出されたり、間接的にワクチンになったりと、社会貢献できる形で活用されます。手軽かつ、人の役にも立てる処分方法です。
ただし、回収キットの購入費用がかかるなど、有償での処分になる業者も多いです。
多少お金がかかっても、誰かの役に立つ形で古着を処分したい方へ向いています。
友人や家族に譲る
そのほか状態の良い古着であれば、友人や家族、親戚などの身近な方へ譲るのもおすすめ。
身近な方からまだまだ着られる服を譲ってもらえれば、とてもありがたいものです。
特に子ども服のような、次々とサイズの変わる衣服は喜ばれやすく、お互いに譲ったり譲られたりも一般的。
顔を知っている相手なら、ひょっとすると、今後その服を着ている姿を見る機会もあるかもしれません。誰かの役に立っている実感の得やすい、素敵な方法です。


古着を売って処分する


最後にご紹介するのは、古着を単純に処分するのではなく、売ってお金に換える方法です。
状態の良い古着は数百円~数千円など、思いのほか高値で売れることも多々あります。そう考えると、「そのまま単純に処分してしまうのは少しもったいないと思えてくる」という方もいるでしょう。
古着を売る方法は、以下の2種類に分類できます。
- リサイクルショップに買取に出す
- フリマアプリへ出品する
売った服はこれからも誰かに着てもらえるうえ、自分は売れたお金で新しい服を買えるかもしれない、魅力の多い方法です。
上記のどちらかを選び、挑戦してみてはいかがでしょうか。
リサイクルショップに売って処分
少量の古着を手軽に売るのにおすすめなのが、リサイクルショップの活用です。古着を取り扱っている近所のリサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらいましょう。
リサイクルショップの場合、その場ですぐにお金に換わるのがメリット。場合によっては訪問回収もあり、その場合は自分で持ち込む必要すらありません。
ただし、買取金額は基本的に査定後までわからないため、想像よりも安くなることも。「手軽さ重視に古着を処分して、少し小銭も稼げたら嬉しい」というときに向いています。
メルカリを使って売る
「できるだけ高く売って、次の服を買う資金にしたい」そんな願いを叶えてくれるのが、フリマアプリ「メルカリ」を使う方法です。
メルカリは、古着に限らず自分の持っているアイテムをフリーマーケット形式で出品できるアプリ。売りたいものを撮影して、所定の手順で情報を入力していくだけで、誰でも簡単に出品できます。
出品後は欲しい方からの購入を待ち、無事に購入されれば取引開始。購入者が入金を行い、支払い完了後に出品者が商品を送り、お互いに評価を付けるだけで取引完了です。
自分で値段が設定できるうえに、お店のように買取上限金額も決まっていないので、ショップよりも高く売れやすいのが特徴です。
特に記念Tシャツなどのプレミアがついた古着は、思い切って高めの価格に設定しても、スムーズに売れることがあります。
また、自分で販売価格を決められるので、「これくらいの値段で売れるのなら売りたい」と、手放すのかまだ持っておくのか迷っている古着の処分にも役立ちます。
スマホさえあれば今からでも挑戦できる、おすすめの処分方法です。
ただし、思うように売るためには、商品説明の書き方などメルカリの使い方・慣習を理解する必要があります。
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初心者がつまずきがちな以下の2つのポイントも、簡単に学べます。
- 出品の基本~実践テクニック
- 支払い確認後の、梱包~配送までの方法
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メルカリに挑戦するうえで、最初のハードルとなるのが出品です。
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単純なアプリの使い方はもちろん、出品する際のコツも同時にアドバイスしてもらえる点が魅力です。
独学で出品していてはなかなか難しい、高値での売却も実現できるようになるでしょう。
悩みがちな梱包や配送業者の選択もアドバイス
さらに『メルカリ教室』では、購入された後に悩みがちなアイテムの梱包や配送業者の選択についても詳しく解説してもらえます。
特定のアイテムに関する質問にも対応しており、たとえば、
「古着を梱包するのに気をつけるポイントはありますか?」
「古着に向いた配送業者はどこですか?」
といった疑問もその場で解消可能です。
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古着を高く売るためのコツって?


最後に豆知識として、古着を高く売るためのコツもご紹介します。
メルカリのようなフリマアプリの場合、ちょっとした工夫で、数千円以上など値段に大きな差がつくことも珍しくありません。
実際に売りへ出す前に、しっかりと目を通してみてください。
売る前に一度洗っておく
もっとも意識しておきたいのが、見た目のきれいさです。古着を売る前には、可能な限り一度洗って、アイロンがけのあとにきれいに畳んでおきましょう。
汚れがひどかったりシワシワな状態で置かれた商品画像では、「あまり大切に扱われていなかった衣服なのかな?」と、購入希望の方も不安になってしまいます。
メルカリの場合は、衣服の清潔さによって商品画像から受ける印象も大きく変わりますので、意識してみてください。


付属品が残っていれば一緒に売る
もし、箱やタグ、替えのボタンや保証書などをまだ保管しているのであれば、服と一緒に売りへ出しましょう。
古着以外もそうですが、何かを売る場合には、付属品が揃っているほど高値が付きやすくなります。
特にブランド物のような偽物が横行しているアイテムは、付属品が揃っている場合のみ購入する方も多いようです。
服のシーズンを意識する
手軽に取り入れられるコツとして、服を売るシーズンについても意識しておきましょう。
冬に水着を買う方は少ないように、服の需要はシーズンによって変動し、買取金額も強く影響を受けます。
本来は飛ぶように売れる服であっても、時期を外してしまえば、思うように売れないこともあるため注意が必要です。
需要が見込め、高値が付きやすいのは“シーズンが始まる少し前”だといわれています。春物であれば春先に出すなど、適切な時期を見極めながら売りましょう。


メルカリを使って、古着をおトクに処分しよう!
古着の処分方法はさまざまで、費用のかかるものもあれば、メルカリのようにお金に換えられるものまで存在します。上手に処分方法を選び、次の服を買う軍資金を手に入れましょう。
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