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メルカリでなかなか売れないのはなぜ?!その原因と解決策を紹介

「メルカリにアイテムを出品してもなかなか売れない……」実はメルカリで商品を売る際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。この記事では、メルカリでアイテムがなかなか売れない原因や、メルカリでの出品のコツを紹介します。
目次
メルカリで商品が売れない…考えられる3つの根本原因


メルカリで商品がなかなか売れない時、多くの場合は「価格」「情報」「タイミング」のいずれかに原因が隠されています。まずはご自身の商品が以下の3つのポイントに当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
1. 価格設定が相場と合っていない
最も多い原因が、価格設定です。購入を検討している人は、同じような商品がいくらで売れているか(=相場)を参考にしています。そのため、相場より明らかに高い商品は、購入の候補から外れてしまう可能性が高いです。
メルカリの相場は、アプリの検索機能でかんたんに確認できます。売りたい商品を検索し、絞り込み条件で販売状況を「売り切れ」に設定してみましょう。実際に売れた価格が一覧で表示されるため、ご自身の商品の価格が適切かどうかの信頼できる判断材料になります。
また、メルカリにはより手軽に相場を調べられる便利な機能があります。出品タブにある「相場を調べる」ボタンから商品を撮影したりキーワードを入力する方法や、出品手続きの中で商品情報を入力するとAIが自動で「売れやすい価格帯」を提示してくれる機能です。これらの公式機能を活用することで、初心者の方でもかんたんに適切な価格を知ることができます。
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2. 商品情報(写真・説明文)が不十分
オンラインで商品を売買するメルカリでは、写真と説明文が商品の状態を伝えるすべてです。この情報が不十分だと、購入者は商品を具体的にイメージできず、不安を感じて購入をためらってしまいます。
- 写真が暗い、背景がごちゃごちゃしている
- 傷や汚れなど、商品の状態が分かる写真がない
- 商品のサイズ感や全体像が分からない
- 説明文が短く、ブランドやサイズ、購入時期などの記載がない
上記に一つでも当てはまる場合は、要注意です。購入者は「届いてからガッカリしたくない」と思っています。商品の魅力だけでなく、懸念点も含めて正直に、そして詳しく情報を開示することが、信頼と購入につながります。
3. 商品の需要と出品のタイミングがずれている
適切な価格で、分かりやすい情報を載せていても売れない場合、それは「需要」と「タイミング」が合っていないのかもしれません。
例えば、真夏にダウンジャケットを出品しても、すぐに欲しいと思う人は少ないでしょう。同様に、世の中のトレンドから外れてしまったアイテムも、買い手を見つけるのは難しくなります。「その商品は、今、多くの人が欲しがっているものか?」という視点を持つことが大切です。
また、出品する「時間帯」も重要です。多くの人がメルカリをチェックする平日の夜や週末に比べて、平日の深夜や早朝に出品すると、他の多くの出品に埋もれて見つけてもらえない可能性が高くなります。商品の需要が高まる季節や、利用者がアクティブな時間帯を狙って出品することも、売るための重要な戦略です。
【今すぐできる】メルカリで「売れない」を解決するコツ


売れない原因に見当がついたら、次はいよいよ改善のステップです。ここでは、誰でもすぐに実践できる5つの基本的なテクニックをご紹介します。ご自身の商品ページと見比べながら、改善できるポイントがないか探してみてください。
1.「売れる価格」に設定し直す方法
価格は購入を決定づける最も重要な要素です。ただ相場に合わせるだけでなく、少しの工夫で売れる確率を高めることができます。
「いいね!」してくれた人に通知が届く値下げを活用する
出品から時間が経ったら、100円だけでも値下げを試してみましょう。商品を「いいね!」しているユーザー全員に通知が届くため、買い時を逃したくない購入者の目に留まり、購入の後押しになります。
送料・手数料を引いた「利益」を計算する
メルカリでは「送料込み」が売れやすいため、必ず送料を考慮した価格にしましょう。「販売価格 – (送料 + 販売手数料10%) = 利益」の計算式で、赤字にならない価格を設定することが基本です。
値下げ交渉を想定して少しだけ高く設定する
値下げ交渉をされることを見越して、相場より少しだけ(5%〜10%程度上乗せして)出品するのも有効なテクニックです。交渉に応じることで、購入者に「お得に買えた」と感じてもらい、スムーズな取引につながります。
2. クリックされる!魅力的な写真の撮り方
写真は商品の「顔」です。検索結果の一覧で「あっ、これ良さそう」と思ってもらえるかどうかが、クリックされるための鍵となります。
特に1枚目の写真は最も重要です。商品の全体像が分かり、明るく清潔感のある写真を選びましょう。撮影の際は、以下のポイントを意識するだけで、写真のクオリティは格段に上がります。
- 写真は上限まで載せる:
全体像、裏側、側面、ブランドタグ、素材タグ、傷や汚れがある部分など、多角的に撮影して情報を余すところなく伝えましょう。 - 明るい場所で撮る:
日中の自然光が入る窓際などが最適です。 - 背景をシンプルにする:
白い壁や床、無地の布などを背景にすると商品が引き立ちます。
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3. 安心して購入できる説明文の書き方
説明文は、購入前の不安を取り除くための大切な項目です。商品のスペックだけでなく、使うことでどんな良いことがあるのか、どんな人におすすめなのかを伝えることで、購入者は商品をより具体的にイメージできます。
ブランド名、商品名、型番、サイズ、色といった基本情報はもちろん、いつ頃購入したか、どのくらいの頻度で使ったか、なぜ手放すのかといった背景を記載すると、文章の信頼性が増します。傷や汚れがある場合は隠さずに記載し、その部分の写真も載せることで、誠実な出品者だと認識され、安心して購入してもらいやすくなります。
4. 商品のニーズが高まるタイミングに出品する
物や写真、説明文が良いのに売れない場合は、その商品が季節外れなのかもしれません。
例えば、クリスマスが終わったばかりなのにクリスマスツリーを出品しても需要があるとは考えにくいものです。
このような場合は、需要が高まるシーズンに合わせて出品し直すと、すぐに売れる可能性は高いでしょう。
メルカリで出品するときは、季節はもちろんのこと、「商品を求めている人の目に触れそうなのはどの時間帯なのか」というところまで意識しておくと反応が良くなります。
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5. セット売りにするなど、売り方を変える
例えばカップとソーサーをセットにするなど、セットの方がニーズがありそうな場合はセット売りにするのもおすすめです。
または、バラ売りにする方が購入に繋がりそうな場合はバラにするなど、柔軟に対応していくと購入に繋がりやすくなります。
【状況別】よくある「売れない」お悩み解決集
基本的なテクニックを試しても売れない場合、もう少し具体的な状況に合わせた対策が必要です。ここでは、多くの出品者が経験する「あるある」な悩みと、その解決策をご紹介します。
いいね・閲覧数だけ増えて売れない場合
「いいね」や閲覧数が多いのに売れないのは、「商品は魅力的だけど、価格が少し高い」と購入を迷っている人が多いサインです。多くの人が値下げを待っているか、他の商品と比較検討している「とりあえずキープ」の状態だと考えられます。
【解決策】
100円でも良いので、値下げをしてみましょう。値下げをすると、その商品を「いいね!」しているユーザー全員に通知が届きます。これが「今が買い時かも」というきっかけになり、購入につながるケースは多いです。
値下げ交渉を断ったら売れなくなった場合
値下げ交渉に応じなかった後、急に反応がなくなることがあります。これは、交渉していた本人の購入意欲がなくなっただけでなく、コメントのやり取りを見ていた他のユーザーが「この商品は値下げできないんだな」と感じ、様子見になってしまうことが原因と考えられます。
【解決策】
焦らずに数日間はそのまま様子を見ましょう。それでも売れない場合は、商品ページの「編集」から情報を更新するのがおすすめです。例えば、1枚目の写真を変えたり、タイトルにキーワードを追加したりするだけでも、商品の印象は新しくなります。また、少しだけ価格を見直すことで「いいね!」した人への通知も活用できるため、新たな気持ちで購入を検討してもらうきっかけを作ることができます。
300円でも売れない…最低価格なのに売れない理由
メルカリの最低出品価格である300円に設定しても売れない場合、考えられる理由は2つです。1つは、商品の状態が悪かったり、デザインが古すぎたりして、商品そのものの需要がなくなってしまっている可能性。もう1つは、最低価格であっても写真や説明文が魅力的でなく、購入に至らないケースです。
【解決策】
単品で需要がない場合は、他の商品と組み合わせて「まとめ売り」にしてみましょう。例えば、Tシャツ3枚セット、コスメサンプルセットなどにすることで、単品では売れなかったものに新たな価値が生まれます。それでも売れない場合は、リサイクルや処分も検討しましょう。
情報を更新しても売れないときのチェックポイント
値下げや商品情報の更新は売るための有効なテクニックですが、それでも売れないときは、出品内容のどこかに根本的な原因が残っていると考えられます。
【解決策】
以下のチェックリストを参考に、商品ページをもう一度見直してみましょう。
- 価格は本当に適正か?:
もう一度「売り切れ」検索で相場を確認し、少し強気な価格になっていないか見直す。 - 1枚目の写真は魅力的か?:
他の売れている同商品と比べて見劣りしないか?明るさや背景は適切か? - 説明文に不足はないか?:
サイズ、ブランド、型番、商品の状態など、購入者が知りたい情報がすべて記載されているか? - 検索キーワードは適切か?:
商品名にブランド名や正式名称だけでなく、「ロングワンピース」「花柄」のような関連キーワードも入っているか?
メルカリで売れない場合は、購入に繋げる工夫をしよう


メルカリでなかなか売れないときは、「価格の設定が合っていない」「商品の詳細が分かりづらい」「そもそも需要がない」という理由があるかもしれません。
解決策としては、検索して売れている商品や相場を参考にして価格を変えたり、キレイな写真を使う、説明文を丁寧に書くなどの方法があります。
この記事も参考にしながら、いろいろ工夫をしてメルカリに商品を出品してみてください。
















