メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」にネットショップを出店できるサービスです。この記事では、メルカリShopsの特徴やフリマアプリ「メルカリ」との違い、メルカリShopsを利用するメリット・注意点を詳しくご紹介します。出店方法をあわせてご説明するので、ぜひ参考にしてください。
メルカリShopsとは?
メルカリShopsとは、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを開設できるサービスです。初期費用や月額固定費が不要で、開設方法や商品登録の方法なども複雑ではないので、ネットショップ運営がはじめての方でもかんたんに行えます。
メルカリShopsの特徴をもう少し詳しく見てみましょう。
日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」にネットショップを出店できる
フリマアプリ「メルカリ」は、毎月2,300万人以上のお客さまが利用している日本最大のフリマアプリサービスです。
メルカリShopsで商品の販売を開始したら、フリマアプリ「メルカリ」に商品が表示されるため、多くのお客さまに向けてかんたんに商品をアピールできます。
はじめての方でもかんたんにショップの開設・運営が可能
メルカリShopsでは、開設手続きや運営などにかかわる作業を、すべてスマホやパソコンから操作できます。直感的に操作できるような仕組みになっているので、はじめての方でもすぐに使いこなせるようになります。
ネットショップに関する知識がない方や、パソコンの操作が苦手な方も、メルカリShopsならかんたんにネットショップの運営ができます。
法人、個人事業主でも利用可能
フリマアプリ「メルカリ」は個人のみアカウント作成が可能ですが、メルカリShopsは法人、個人事業主、個人問わずにショップアカウントが開設でき、法人名義でフリマアプリ「メルカリ」市場に出店することができます。
また、在庫管理や一括商品登録、API連携などメルカリShopsにしかない機能が充実しているのが特徴です。
Web版メルカリShopsを利用してネットショップを運営する場合や、すでに法人・事業者としてECを運営している場合は、ショップアカウントの作成がおすすめです。
訳あり商品やリユース品と相性バツグン!フリマアプリ「メルカリ」のお客さまがターゲットなので売れやすい
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまに向けて商品を販売できるため、訳あり商品やリユース品との相性が良いのが特徴です。「できるだけ安い価格でお得に買い物をしたい」というお客さまが多く、フリマアプリ「メルカリ」でも人気を集めています。
実際、メルカリShopsには訳あり商品やリユース品を販売している出店者も多く参入しており、売上を伸ばしているショップも多数あります。
メルカリShopsを利用するメリット【コスト面】
コスト面でメルカリShopsを利用するメリットは以下の3つです。
- 固定費をかけずにネットショップを運営できる
- 集客コストがかからない
- サイズ別一律料金の「らくらくメルカリ便」「クールメルカリ便」を利用可能
詳しく解説します。
固定費をかけずにネットショップを運営できる
メルカリShopsでは、商品が売れるまで一切の費用が発生しないのが魅力です。
メルカリShopsでかかる費用は、商品が売れたときの商品価格に対しての10%の販売手数料と、売上金を銀行口座に振り込むときの200円の振込手数料のみ。
初期費用や毎月の固定費がかからないため、開業資金が少なくても気軽にネットショップに挑戦していただけます。
集客コストがかからない
通常、ネットショップで売上を伸ばすためには、何かしらの集客活動をしないと商品やショップを認知してもらうのは難しいです。
しかしメルカリShopsなら、毎月2,300万人以上のお客さまが利用しているフリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売できるため、特別な集客活動をしなくても、数多くのお客さまに見てもらえます。
また、メルカリShopsは比較的新しくできたECモールのため、ライバルが少ないのも特徴のひとつです。早めに出店すれば効率良くお客さまの囲い込みを行うことができます。
サイズ別一律料金の「らくらくメルカリ便」「クールメルカリ便」を利用可能
メルカリShopsで売れた商品をお客さまのもとに発送する際には、サイズ別の全国一律送料の「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」が利用できます。
日本全国どこに送っても送料は変わらないため、送料を調べることなく販売価格を決められます。通常の配送サービスよりも送料を抑えられる可能性もあるので、その分販売価格を下げればお客さまの幅を広げることができるでしょう。
メルカリShopsを利用するメリット【運用面】
運用面でメルカリShopsを利用するメリットは以下の9つです。
- ショップを効率良く運営するための機能が充実
- 口コミがたまりやすい
- 売上アップに役立つ機能が充実
- ショップデザインをカスタマイズして商品の売り方を工夫できる
- 冷蔵・冷凍が必要な生鮮食品を販売できる
- 売上金が反映されるタイミングが早い
- 適正価格で販売できる
- 越境販売で海外のお客さまに向けても商品を販売できる
- 万が一の際もサポート体制が万全であんぜん・あんしん
詳しく解説します。
ショップを効率良く運営するための機能が充実
メルカリShopsでは、ネットショップを効率良く運営するための機能を豊富に用意しています。出店者にとって嬉しい機能には、以下のようなものがあります。
事前登録した取引メッセージを自動で送信できる
メルカリShopsでは、「購入完了」「支払い待ち」「発送完了」の取引メッセージをお客さまに自動で送信できる機能が備わっています。メッセージ内容は事前に用意しておけるため、業務の工数削減やメッセージの送信忘れの防止などに役立ちます。
メッセージの内容も変更可能で、定型的なテンプレートではなく自分の言葉でお客さまに伝えられるのも特徴です。
複数人で運営できる(Web版のみ)
メルカリShopsは、複数人でひとつのショップを管理することができます。複数人で作業を分担しながら行えるため、スムーズにネットショップ運営ができます。
例えば、商品登録や在庫管理を出店者が行って、梱包・発送手続きや発送状況の更新などをスタッフに任せるということも可能です。
ただし、スタッフアカウントは管理者権限スタッフアカウントと担当者権限スタッフアカウントの2種類の役割があり、操作可能な業務内容が異なる点には注意しましょう。
商品登録や在庫管理をまとめて行える(Web版のみ)
フリマアプリ「メルカリ」は、個人の不要品(いわゆる1点もの)を売買することを目的としているため、商品はひとつずつしか出品できず、在庫管理にも対応していません。
それに対して、ネットショップとしての運営のしやすさを重視しているメルカリShopsでは、商品ごとにデザインやサイズ、カラー、在庫数などをかんたんに設定可能です。
例えば、Tシャツを販売する場合、「レッドの在庫は10枚、ブルーの在庫は20枚」というように在庫状況を一目で確認できるので、効率良くネットショップを運営できます。
商品のCSV一括登録ができる(Web版のみ)
商品情報を記載したCSVファイルをアップロードし、一括で商品登録・下書き保存が行えます。一度に最大1,000商品まで登録可能で、商品登録にかかる時間と手間を大幅に減らせます。商品管理の手間を大幅に削減できるので、商品の取り扱い点数が多いショップはぜひ活用してみてください。
EC一元管理システムとAPI連携できる
メルカリShopsでは、在庫管理や受注管理を行える「ネクストエンジン」「助ネコ」「CROSS MALL」「GoQSystem」「テンポスター」など多くのEC一元管理システムとAPI連携しています。自社ECサイトや他モールに出店している方でも、追加工数をかけずにフリマアプリ「メルカリ」内でも商品を販売することが可能です。
レポート機能がある
レポート機能ではショップの売上や訪問者数など、ショップの現状分析や売上アップに役立つ数値を日別・月別で確認できます。(Web版ならCSVデータのダウンロードも可能)
どの機能もかんたんに操作できるものばかりなので、上手に活用してネットショップ運営に役立ててください。
口コミがたまりやすい
メルカリShopssで買い物をするお客さまの多くは、フリマアプリ「メルカリ」での取引に慣れている方です。フリマアプリ「メルカリ」では、取引完了後、基本的に相互評価することになっています。
メルカリShopsでの評価は任意ですが、フリマアプリ「メルカリ」と同様に、取引完了後に評価や口コミを残してくれるお客さまが多いのが特徴です。
ショップの口コミを参考に購入を決めるお客さまも多くいるため、良い評価が集まれば売上アップにも繋がります。
売上アップに役立つ機能が充実
ネットショップで売上を伸ばすためには、ショップのファンを増やすことが大切です。メルカリShopsでは、ファンを獲得して売上アップに繋げるための機能が充実しています。
通知機能
お客さま側が出品している商品への「いいね!」や、ショップのフォローを開始すると、プッシュ通知を通じて商品やショップの新着情報を受け取れるようになります。新商品や再入荷、セールの新着情報をお客さまにダイレクトに届けられるので、販売機会を逃すことなく売上に繫げられます。
リピーター機能
過去に自分のお店で商品を利用してくれたお客さまが再購入してくれた場合、ラベルと購入回数が表示されるので、リピーターであることが一目で分かります。前回と異なる対応ができるため、顧客満足度の向上を図れます。
質問機能
質問機能を設定すると、お客さまは購入前の商品の疑問点や不明点をショップへ直接問い合わせすることができます。購入前にお客さまが不安を払拭できることで、購入の後押しとなります。
クーポン機能
ショップのフォロワーに対して、期間限定で商品を割引できるクーポンを発行することができます。商品の露出を増やしたり、注目を集めるきっかけになります。フォロワー数の増加も期待できます。
タイムセール機能
商品価格を時間帯指定で割引できる機能です。商品がより多くのお客さまの目に触れる機会になったり、お客さまの購買意欲を高めることができます。
メールマガジン配信
ショップへの関心度が高いお客さまに、商品の魅力などを自分の言葉で伝えられます。ショップに興味があるお客さまにダイレクトにアプローチできるうえに、商品リンクを最大10商品まで設定できるので、売上アップが期待できます。
特集参加機能
メルカリShopsが定期的に実施するテーマや食材別に複数商品を紹介する特集にエントリーできる機能です。フリマアプリ「メルカリ」やSNSなどで紹介されるため、露出が増え、新規顧客の獲得に期待できます。
SNS連携
メルカリShopsでは、SNSと連携することでより幅広く集客活動できる仕組みが整えられています。ショップ情報ページに各SNSのアイコンが表示されるようになっているため一目瞭然です。
連携可能なSNSは以下の6つです。
- X(旧Twitter)
- note
- YouTube
- TikTok
上記の機能は、もちろんすべて無料で利用できます。上手に活用いただくことで、売上アップに貢献できます。
ショップデザインをカスタマイズして商品の売り方を工夫できる
ショップページに商品が乱雑に並んでいると、上から順番に見ていかないといけなくなるため、下の方にある商品を見られることなく、ページを離脱されてしまう可能性が高まります。
そのため、ネットショップは商品が探しやすいショップページにカスタマイズすることも、売上アップに大切なことです。
メルカリShopsなら、「ショップデザイン編集機能」を利用して、商品を探しやすいページに編集できます。商品の表示順を変更したり、同じカテゴリーの商品をひとつのグループにまとめることが可能です。
売り出したい商品をカテゴライズして、ショップページの最上部に設置しておけば、すぐにお客さまに見つけてもらえます。
冷蔵・冷凍が必要な生鮮食品を販売できる
フリマアプリ「メルカリ」では、安全面・衛生面を考慮して、お肉やお魚などの生鮮食品の販売を禁止しています。一方メルカリShopsでは、冷蔵・冷凍商品に対応した「クールメルカリ便」を利用して、生鮮食品の販売が可能です。
実店舗経営も行っている精肉店や鮮魚店、こだわりの新鮮な野菜・果物を販売する農家の方など、多くの出店者にご利用いただいています。
売上金が反映されるタイミングが早い
フリマアプリ「メルカリ」では、商品を発送し、相手が受け取って取引が完了したら売上金が「残高」に反映されます。
一方メルカリShopsでは、商品の取引ステータスが「発送済み」になった時点で売上金が反映されるため、早い段階で利益が算出できます。
売上アップのためにどんどん戦略を考えていきたい場合にとってはかなり嬉しいポイントとなるでしょう。
適正価格で販売できる
メルカリShopsではお客さまが商品に対してコメントする機能がないため、自慢の商品を適正価格で販売できます。商品価格に納得した方だけが購入するため、販売する側が無理な価格設定を強いられることもありません。
なお、2022年秋から購入前にショップへ質問できる「質問機能」が使えるようになりました。「いつ収穫したものか」「サイズを詳しく知りたい」といった商品の状態に関する疑問に対して、誠心誠意回答することによって購入の後押しになるでしょう。
越境販売で海外のお客さまに向けても商品を販売できる
メルカリShopsでは、国内だけでなく海外に住むお客さまにも越境EC事業者を通じて商品を届けることができます。
越境販売と聞くと難しそうと感じるかもしれませんが、出店者は通常通りの取引と変わらない対応を行うだけで、特別な対応をする必要はありません。海外への発送手続きや海外への配送料の負担、海外のお客さまとのコミュニケーションなどは一切不要です。
越境EC事業者からの購入を受け付けるかどうかは、出店者側で設定ができるので、受け付けておけば手間を増やすことなく、販路拡大に期待できます。
万が一の際もサポート体制が万全であんぜん・あんしん
ネットショップを運営していると、トラブルが発生することがあります。例えば、お客さまから「商品が届かない」や「届いた商品が破損していた」などのクレームが入ることもあるかもしれません。
これらのクレームやトラブルは、ネットショップを開設したところによっては、自分ですべて対応しないといけないこともあります。
その点メルカリShopsでは、「メルカリShopsガイド」でよくあるトラブルに対しての対応方法が記載されたコンテンツを用意しているので、そちらを確認することで適切な対応ができます。
また、万が一どうしても自分では対応できないような場合は、事務局へ相談することも可能です。
フリマアプリ「メルカリ」との違い
フリマアプリ「メルカリ」とメルカリShopsの主な違いは以下の5点です。
- 法人が利用できる
- メルカリShopsでしか使えない機能がある
- 運営者情報の登録が必要
- 送料込み価格での表示
- 18歳以上から開設できる
詳しく解説します。
法人が利用できる
フリマアプリ「メルカリ」は、個人での利用になるため、法人では登録することができません。一方メルカリShopsは、法人、個人事業主、個人問わずに利用でき、法人名義でフリマアプリ「メルカリ」内にショップアカウントを作成できます。
Web版メルカリShopsを利用してネットショップを運営する場合や、すでに法人・事業者としてECを運営している場合は、ショップアカウントの作成がおすすめです。
メルカリShopsでしか使えない機能がある
メルカリShopsにはフリマアプリ「メルカリ」では使えない機能がたくさん備わっています。例えば、タイムセール機能やショップクーポン機能などといった販売促進機能、商品の一括機能やEC一元管理システムとのAPI連携などといった、業務の効率化を図れる便利な機能などがあります。
運営者情報の登録が必要
フリマアプリ「メルカリ」では名前や住所、電話番号などの個人情報を登録すれば利用できます。メルカリShopsでネットショップを開設する際は、より詳しい情報の登録が必要です。
法人か個人・個人事業主かによって登録事項は変わってきますが、法人の場合は法人番号や資本金、従業員数など、個人・個人事業主の場合は屋号などの登録が必要になるため事前に調べておきましょう。
送料込み価格での表示
メルカリShopsでは全ての商品が送料込み価格での表示となります。フリマアプリ「メルカリ」では送料込み価格か着払いかを選択できるため、メルカリShopsの全商品送料込みの表示は分かりやすいでしょう。
18歳以上から開設できる
フリマアプリ「メルカリ」には年齢制限はなく、未成年であっても保護者の同意があれば利用できます。
メルカリShopsで自分のネットショップを開設できるのは18歳以上と定められています。また、18歳、19歳の方は「個人」「法人」の場合に限って利用可能です。
メルカリShopsを利用する際の注意点
メルカリShopsは、多くのメリットがありますが、その一方で注意すべきポイントもいくつかあります。ここでは、利用する際の注意点を6つご紹介します。
- 売上金の振り込みは5,000円から
- 出店者側は匿名での販売ができない
- 販売する商品によっては資格・許可が必要
- 販売を禁止されている商品がある
- 禁止されている行為には注意が必要
- 販売者情報は特定商取引法に基づく表記を守る
詳しく解説します。
売上金の振り込みは5,000円から
メルカリShopsでは、売上金から販売手数料などの各種手数料を差し引いて5,000円以上の販売利益があれば、翌月の振込日に登録した銀行口座に振り込まれます。
単価の高い商品の場合はあまり気にする必要はありませんが、安価で販売している商品の場合は、ある程度売れてからでないと現金化できないのでご注意ください。
匿名では販売できない
メルカリShopsでは、お客さま側によりあんしんしてご利用いただくため、フリマアプリ「メルカリ」と違い、出店者側は匿名での販売を行うことができません。
しかし、常に個人情報が表示されているわけではなく、お客さまから開示請求されたときのみ、個別に開示されます。個人・個人事業者なら、自身の住所・電話番号を非公開にして、代わりに「株式会社メルカリ」の住所と電話番号を表示させることも可能です。
販売する商品によっては資格・許可が必要
メルカリShopsでは、販売する商品によっては、出店時と販売前に認許可書を提出していただく必要があります。認許可書の提出がないと販売できないので、どの商品が該当するのかを確認して、事前にご準備ください。
販売を禁止されている商品がある
メルカリShopsには、販売を禁止している商品があります。
違反していることが判明した場合は、取引のキャンセルや商品削除だけでなく、利用制限などを行わせていただく可能性がありますので、禁止されている商品は販売しないでください。
禁止されている行為には注意が必要
メルカリShopsでは、販売禁止商品と同様、禁止している行為を行うと、厳しい処置を行いますので、あらかじめ確認しておいてください。
販売者情報は特定商取引法に基づく表記を守る
メルカリShopsでは、「特定商取引法」に違反する行為を禁止しています。「特定商取引法」とは、事業者による悪質な違法からお客さまを守るための法律です。
出店者は「特定商取引法に基づく表記」を守ったうえで、ショップ情報に個人情報や送料・キャンセル料などの説明や商品の引き渡し期間、返品・キャンセルなどの特約などを記載する必要があります。
「特定商取引法に基づく表記」についての詳しい情報は、以下の記事もご参考にしてください。
メルカリShopsはこんな人におすすめ!
メルカリShopsのメリットと注意点、フリマアプリ「メルカリ」との違いが分かったところで、どのような方がメルカリShopsに向いているのかをまとめました。
メルカリShopsが向いている方は主に以下の4つに当てはまる方です。
- ネットショップは未経験という事業者やクリエイター、農家の方
- 自社のネットショップを運営しているものの集客に悩んでいる方
- 楽天市場、Amazon、Yahoo!オークションなど他ECモール(ECサイト)でも出店している方
- 法人で販路拡大を検討している方
詳しく解説します。
ネットショップは未経験という事業者やクリエイター、農家の方
「実店舗で商品を販売しているけど、ネットショップはやったことがない」という方や、ハンドメイドのアクセサリーや雑貨を販売してみたいクリエイターの方、丹精込めて育てた野菜・果物を自分で売ってみたい農家の方は、ぜひメルカリShopsへの出店を検討してみてください。
メルカリShopsに出店することで、全国に販路を拡大できる可能性があります。
ネットショップであれば、実店舗を開くよりも手軽に始められるうえに、メルカリShopsなら初期費用・月額費用などの固定費がかかりません。はじめてのネット販売でどれだけ売れるか分からない場合でも、リスクを抑えて気軽にチャレンジできます。
自社のネットショップを運営しているものの集客に悩んでいる方
「ネットショップをすでに運営しているけど、集客がうまくいかず困っている」という方は、ぜひメルカリShopsにチャレンジしてみましょう。
メルカリShopsは、月間2,300万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売可能で、ショップのファンを増やすために役立つ機能も豊富に用意されています。
ショップの商品の魅力を多くのお客さまに向けてアピールして、売上アップを目指しましょう。
楽天市場、Amazon、Yahoo!オークションなど他ECモール(ECサイト)でも出店している方
すでに他のECモール(ECサイト)に出店していて、さらなる売上拡大や新規顧客を開拓したい方にもメルカリShopsはおすすめです。
API連携を活用することで、追加工数をかけずに販路拡大を実現することができます。API連携しているサービスは常に増えていますので、最新版はぜひお問い合わせください。
法人で販路拡大を検討している方
法人で販路拡大を狙ってネットショップを開設を検討している方にもメルカリShopsがおすすめです。
フリマアプリ「メルカリ」市場は、他モールと顧客層が異なるので、多店舗運営であっても、効率的に販路拡大をしていくことができます。特にリユース品や訳あり商品、アウトレット品などと相性が良く、売上を伸ばしやすい商品ジャンルのひとつです。
他のECモールでは売れにくい商品であっても、メルカリShopsなら商品販売開始から早い段階で売れたということも珍しくありません。
【法人】メルカリShopsに出店する方法
メルカリShopsでの出店は、申し込み完了までにかかる時間は10分から15分程度とかんたんに行えます。
ここでは、法人が出店する方法をご紹介します。
法人名義でメルカリShopsを開設するのに必要なもの
法人名義でメルカリShopsを開設する際は、販売する商品に必要な認許可書を撮影した画像と、登記簿上の代表者や住所、資本金情報、年商が分かるもの、銀行口座情報が分かるものが必要です。
開設申込時に、入力していただく必要があるので、事前にご用意ください。
1.事業種別・許認可の確認などの必要事項を入力し、各規約に同意する
フリマアプリ「メルカリ」をインストールしたら、アプリを開いてメルカリShopsを開設するための審査を受けましょう。
メルカリShopsの開設審査に申し込む手順は、以下の通りです。
- フリマアプリ「メルカリ」を開く
- 「マイページ > サービス > メルカリShops > ショップ申し込み」を開く
- 開設申し込み画面が表示されたら、「法人」を選択する
- 「業種と許認可の確認」や「規約等への同意」から、指示に沿ってチェックを入れながら進める
2.事業者情報や登録簿に記載された代表者情報などを入力し、審査に申し込む
続いて、メルカリShopsの解説に必要な法人番号や銀行口座、ショップ名などの必要事項を入力していきます。
法人で申込する際に必要な情報は、以下の通りです。
【法人で開設する際に必要な情報】
- 許認可証情報・許認可証画像
- 法人番号
- 事業者名
- 事業者所在地
- 設立年月日
- 代表電話番号
- 資本金
- 年商
- 従業員数
- 事業内容
- ホームページURL(任意)
- 代表者名氏名
- 代表者住所
- 代表者生年月日
- 代表者電話番号
- 代表者メールアドレス
- ショップ名
- ショップ説明(任意)
- 問い合わせ対応可能時間
- 役務または商品の引き渡し時期
- 返品についての特約
- 銀行コード
- 支店コード
- 口座種別
- 口座番号
- 口座名義
メルカリShopsの開設申し込み時には、上記で記載したすべての情報が必要になります。
これらの情報に不備がある場合は、再提出をしていただくことになったり、審査にクリアできなかったりするので、間違いがないかを注意しながら進めてください。
3.審査に通過したメールが届けば出店完了
開設申込が終わったら、審査結果は数営業日以内にメールでお知らせいたしますので、届いたメールから審査結果をチェックしてください。
【個人・個人事業主】メルカリShopsに出店する方法
続いて、個人や個人事業主がメルカリShopsに出店する方法をご紹介します。
個人・個人事業主でメルカリShopsを開設するのに必要なもの
個人または個人事業主で開設申込する際は、銀行口座が分かる通帳やキャッシュカード、販売したい商品に応じた認許可証の画像を準備しましょう。
また個人事業主の場合は、免許証や保険証などが必要になります。
1.フリマアプリ「メルカリ」をインストールする
フリマアプリ「メルカリ」のアプリをお持ちでない方は、まずはアプリをインストールしましょう。
2.必要事項を入力し、各規約に同意する
フリマアプリ「メルカリ」をインストールしたら、メルカリShopsの開設申し込みをします。
メルカリShopsの開設申し込みの手順は、法人の項でご紹介しています。
ただし、個人や個人事業主の場合、事業種別のところで個人または個人事業主から該当するものを選んでください。
3.本人情報・ショップ名・銀行口座情報などを入力し、審査に申し込む
個人や個人事業主で開設する際は、法人と必要なものが少し異なります。
【個人・個人事業主で開設する際に必要な情報】
- 許認可証情報・許認可証画像
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 本人確認書類の画像(健康保険証や運転免許証、住民票など)
- ショップ名
- ショップ説明(任意)
- 事業者名・屋号
- 代表者名
- ショップの住所
- ショップの電話番号
- 問い合わせ対応可能時間
- 役務または商品の引き渡し時期
- 返品についての特約
- 銀行コード
- 支店コード
- 口座種別
- 口座番号
- 口座名義
4.審査に通過したメールが届けば出店完了
数営業日以内にメールで審査結果をお届けしますので、メールが届くまでお待ちください。
かんたん便利なメルカリShopsに出店してみよう!
メルカリShopsは、かんたんに開設でき、誰でも気軽にネットショップを出店できます。
ショップ運営の作業である在庫管理や売上管理もスマホで手軽に行えるので、「今まではネットショップの管理は難しそうだから」と思っていた方でもチャレンジしやすいサービスです。
ショップ専用のより便利になった「らくらくメルカリ便」や、「クールメルカリ便」、売上情報の一括ダウンロード、SNSなどの連携機能など、出店者に嬉しい機能や売れやすくなる環境など、さまざまな便利機能があるので、ショップ運営がよりしやすくなります。
メルカリShopsに出店して、あこがれの自分のショップをオープンさせましょう!