「不要になったウィッグをメルカリで出品したいけど、具体的な梱包の仕方が分からない」という方はいませんか?今回は、メルカリでウィッグを梱包する際のコツについてご紹介します。梱包時の注意点など知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ウィッグの梱包方法
メルカリでウィッグを出品する際の梱包方法は、以下の通りです。
- ウィッグの頭部下に丸めた紙を入れる
- ウィッグの毛先を内側に丸める
- ネットカバーを毛先から被せる
- 厚紙の型をウィッグにはめる
- ウィッグを袋に入れ、箱にしまう
丸めた紙を入れることで頭部の形が崩れるのを防げます。つむじ辺りを中心に入れておきましょう。また、ウィッグに厚紙の型をはめれば、頭部の形状維持もしやすくなります。
毛先を外側に出した状態でしまうと、毛先がさまざまな方向に折れ曲がってしまいます。内側に丸めてネットにしまえば、髪の飛び出しや絡まりを防げるでしょう。
箱にしまう際は、ジップロックなどチャックがしっかりと閉まるビニールに入れましょう。チャックを閉める際は、ウィッグの髪の毛が挟まらないよう気をつけてください。
ウィッグの梱包には購入時の付属品が便利
購入したウィッグには、以下のアイテムが同封されている場合があります。
- 丸めた紙
- ネットカバー
- 厚紙の型
前述のとおり、丸めた紙や厚紙の型は、頭部の形状をキープしてくれます。ネットカバーは、繊細な髪に汚れがついたり髪が擦れたりするのを防いでくれるアイテムです。
購入したウイッグを後日売りに出す可能性が少しでもあるなら、購入した際に付いてきた丸めた紙やネットカバー、厚紙などの付属品は大切に保管しておきましょう。
ウィッグを梱包する際に気をつけるべき5つのポイント
ウィッグの梱包方法をご紹介しましたが、ポイントを押さえておけば、よりウィッグの形状をきれいに保ちながら梱包ができます。
ウィッグを梱包する際に気をつけるべきポイントは、主に以下の5つです。
- 髪の絡まりや引っ掛かりに気をつける
- ビニールなどで防水対策をする
- 中身が透けない外装を心がける
- 開封時にウィッグが傷つかない工夫をする
- ウィッグを無理やり詰め込まない
「ウィッグが壊れていた!」など取引でのトラブルを防ぐためにも大切なポイントです。
それぞれについて詳しく解説します。
髪の絡まりや引っ掛かりに気をつける
まず、髪の絡まりや引っ掛かりをなくすために、ウィッグをブラッシングしておきましょう。
髪の毛が絡まったウィッグは、ボサボサな印象を与え見た目が悪く見えます。ウィッグ専用のブラシを使って毛先から少しずつていねいに整えましょう。
また、梱包の際、シールやテープで封をすると髪の毛の絡まりにつながるため注意が必要です。
ビニールなどで防水対策をする
ウィッグは、ビニール袋に入れてから箱にしまいましょう。
ウィッグの輸送時は、なにが起こるかわかりません。ダンボール素材の箱は、雨に濡れると水が染みる恐れがあり、ウィッグに水滴が付着するとカビの発生や変色などにつながります。
封がしっかりと閉められるジップロックなどを用いて防水対策をしっかりとしておきましょう。
中身が透けない外装を心がける
ウィッグを購入する方の中には、購入したことを知られたくないと考える方もいます。
透明のボックスやビニール袋のみの梱包では、商品が透けて見え中身がウィッグだと周囲にバレる可能性が高いでしょう。
外装にはダンボールなどを使用し、中身が透けない工夫をするのがおすすめです。
開封時にウィッグが傷つかない工夫をする
ウィッグを梱包する際は、開封時の状況も把握しておきましょう。
ダンボールの開封では、カッターやハサミなど先の尖ったものを使う方が多く、突き刺した先にウィッグがあると傷がつくなどのトラブルが発生します。
そのため、箱の上部にカッターなどの使用への注意喚起をしたり、ダンボールとウィッグのあいだに厚紙を入れるなどの工夫をしましょう。
大きめのダンボールを使用すれば、ウィッグとのあいだに空間がつくれるため、ウィッグに傷がつく確率を下げることができるでしょう。
ウィッグを無理やり詰め込まない
ウィッグをきれいな状態で郵送するためには、ウィッグを無理やり詰め込まないのも大切なポイントです。
経費を削減したいからと小さい箱にウィッグをむりやり詰め込むと、ウィッグの破損につながります。
少し押さえつけるなどであれば問題ありませんが、力を入れて押し込む方法は避けましょう。
受け取る側はどんな状態でウィッグを送られると嬉しいか、購入者の気持ちになってウィッグを梱包することも重要です。
メルカリでウィッグを安く送る方法
梱包が済んだら、ウィッグの配送手続きをしましょう。
メルカリでウィッグを安く送るにはウィッグの大きさがポイントです。
お手持ちのウィッグのサイズを確認し、以下を参考に配送方法を選択しましょう。
コンパクトな前髪ウィッグは「定形外郵便」
前髪ウィッグや頭頂部ウィッグなど小さめのウィッグを送る際は、定形外郵便がおすすめです。
定形外郵便には、以下の種類があります。
- 厚さ3cmの規格内
- 厚さ3cm以上の規格外
梱包ができたら、封筒の表面に宛先を記載し郵便局の窓口に持っていきましょう。厚さは郵便局の窓口でチェックされ、梱包後の厚さが3cmを超えた場合は規格外に該当します。
また、定形外郵便の送料は厚さだけでなく重さも関与し、50g以内で120円、150g以内で210円の送料がかかります。
定型外郵便には追跡や補償制度はついていませんが、別途160円を支払えばオプションサービスで特定記録をつけることが可能です。
弾力性のあるウィッグは多少押し潰されても問題ないため厚さ3㎝以内に梱包することができるでしょう。
大きいフルウィッグは「宅急便(らくらくメルカリ便)」
部分ウィッグではなく、コスプレ用などの大きなフルウィッグを郵送する際は、宅急便(らくらくメルカリ便)の利用がおすすめです。
らくらくメルカリ便を利用する際は、梱包後に郵便局の窓口かコンビニで伝票に宛先などを記入すれば手続きが完了します。
ウィッグの郵送では、形状を崩さずに送りたい場合ダンボールを使用し梱包します。宅急便(らくらくメルカリ便)の送料は、荷物のサイズで異なります。
- 100サイズ(10㎏まで):1,050円
- 120サイズ(15㎏まで):1,200円
- 140サイズ(20㎏まで):1,450円
- 160サイズ(25㎏まで):1,700円
らくらくメルカリ便は、全国一律料金のため配送距離が遠くても値段が上がらないのが嬉しいポイントです。ダンボールで梱包した荷物を送るのに便利なサービスと言えるでしょう。
型崩れが心配なら「宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)」が安心
宅急便コンパクトの専用BOXを使用すれば、型崩れの心配がありません。購入には65円が必要ですが、厚みがあるため梱包したウィッグの形をきれいにキープしながら配送が可能です。
宅配便コンパクトの送料は、箱代の他に450円の送料が別途かかります。定形外郵便に比べて費用がかかりますが、大切なウィッグをきれいな状態で送りたい方におすすめの方法です。
ウィッグの梱包のコツを押さえてメルカリに出品しよう
メルカリに出品したウィッグを梱包する際は、ウィッグが型崩れしたり傷つくことの無いよう、丁寧に梱包しましょう。
その際、ウィッグを購入したときに付いていた厚紙の型やネットカバーが残っているようであれば利用することで、購入した時と同様の方法で梱包することができます。
また、配送中の急な雨などでウィッグが濡れてしまうのを防ぐために、ウィッグはビニールの袋に入れてからダンボールに梱包すると安心です。
配送方法は、ウィッグの重さや大きさに合わせて選択すれば、より送料を安く抑えることができます。
ウィッグの梱包はきれいな状態で配送できるようていねいに行いましょう!