メルカリをこれから始める方は、出品時にトラブルが起きないか不安を持っている場合も多いでしょう。この記事では、メルカリ初心者が気を付けたいトラブルや対処法、またそれを未然に防ぐ方法を解説します。
メルカリ初心者が気を付けたいよくあるトラブル
メルカリでのトラブルを避けるためには、初心者にありがちなトラブルを知っておくことが大切です。よくあるトラブルがわかれば、対策をしやすくなります。
ここでは、よくあるトラブルの例を5つご紹介します。
購入者がお金を払ってくれない
メルカリでの商品購入者は、支払い方法をクレジットカード・コンビニ払い・キャリア決済・ATMの中から選べます。
コンビニ払いとATMでの支払いは、購入者がコンビニや銀行などで手続きをしなくてはいけません。すぐに対応してくれる人も多いですが、中にはなかなかお金を払ってくれない人もいます。
支払いがあまりにも遅ければ催促をする必要があり、無駄な手間がかかるので注意が必要です。
受取評価をしてくれない
メルカリの売上金は、購入者が商品を受け取り、受取評価を入力した時点で確定します。しかし、受取評価をしてくれず、取引がすぐに完了しないケースもあります。
もし購入者が受取評価をしてくれない場合、発送通知をした9日後の13時以降に自動で取引が完了します。ただ、この場合は評価がつかないので、問題なく取引を行っていても、その後のプラスになりません。
受取評価を忘れている、そもそもシステムを知らない、面倒でしていないなど、さまざまな理由が考えられます。
もしなかなか受取評価をしてもらえないときは、「商品が問題なく届いておりましたら、受取評価をしていただけると幸いです。」などのメッセージで、一度評価を促すのが良いでしょう。
不当なキャンセル依頼がくる
メルカリでは、双方で合意があった場合や取引の進展が困難な場合に、取引をキャンセルできます。
商品の不備や付属品の欠品など正当な理由があれば、キャンセルに対応する必要がありますが、理由もわからず不当なキャンセル依頼がくるケースもゼロではありません。
この場合、購入者とやり取りを行ってキャンセル理由を聞き、対応を考える必要がありますが、納得いかない理由でも相手側が折れないこともあります。
また、基本的に取引完了後はキャンセルできません。購入者と相談したうえでキャンセルに応じる場合は、返金方法を決めてメルカリ事務局に問い合わせる必要があります。
購入後に値下げ交渉をされる
値段交渉は購入前にされるのが一般的ですが、購入後に値段交渉をされる場合があります。
メルカリではこの行為を禁止しており、既に購入されている場合は値段を変更することはできないので、断るのが基本です。
ただ、「購入したのだから気持ちだけでも値下げして」と言われてしまうと、断ったときに悪い評価を付けられると不安になるでしょう。
このようなトラブルを避けるために、購入後の値段交渉はできないということを、プロフィール欄に記載しておくのがおすすめです。
商品に不備があった
商品の不備は、初心者にありがちなトラブルです。
「傷や汚れについて詳しく記載していなかった」「状態をしっかりチェックせず出品した」という場合は出品者のミスですので、購入者にお詫びをしたうえで、そのあと丁寧に対応する必要があります。
不備を避けるためには、出品する前に細かくチェックする、一度使ってみるなどの最終確認が重要です。また、現物とアプリで見た商品が異なることがないように、傷や汚れなどを隠さず、正直に写真や説明文で伝えましょう。
トラブルが起きたときの対処法
メルカリに慣れないうちは、注意していてもトラブルが起きてしまうことがあります。早く解決しなくてはと焦りや不安があるかもしれませんが、対処法を知っていれば落ち着いて対応できるはずです。
ここでは3つの対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
メッセージで丁寧に対応をお願いする
トラブルが起きてしまった場合は、メッセージで丁寧に対応しましょう。自分にミスがあった場合はお詫びをし、速やかに適切な対応をお願いすれば、事態が収まりやすくなります。
お金が支払われない、受取評価が行われないなどのトラブルに対しては、「早く支払ってください」「早く評価してください」という言葉ではなく、「支払いがまだのようですが、いつ頃お支払いいただける予定でしょうか。」など、丁寧な言葉遣いで、やり取りするのがポイントです。
メルカリ事務局に問い合わせる
自力でトラブルを解決できない場合は、メルカリ事務局に問い合わせましょう。問い合わせ内容に応じて、トラブルの解決をサポートしてくれます。
メルカリ事務局への問い合わせは、マイページから可能です。
メルカリ初心者がトラブルを避ける方法
トラブルが起きたときの対処法を知ることも大切ですが、まずはトラブルを未然に防ぐことが大切です。
ここでは、未然にトラブルを避ける方法を紹介しますので、意識して取引を行いましょう。
プロフィールや商品説明文に取引の際のお願いを書いておく
トラブルを未然に防ぐには、取引の際のお願いをプロフィールや商品説明文に記載するのがおすすめです。
例えば、プロフィールに「購入後の値下げはいたしません」と記載しておけば、そのようなユーザーから購入される可能性が低くなり、万が一値下げを交渉されてもお断りしていると伝えられます。
他にも、「コンビニ払いの方はいつ頃入金していただけるかお知らせください」と記載すれば、支払いの遅れを防げるでしょう。
ただし、注意ばかり記載していると、なかなか取引に繋がらないことも。最低限避けたいトラブルに関わる記載をするようにしましょう。
丁寧にやり取りする
トラブルの対処法と同じく、トラブルを避けるためにも丁寧なやり取りが欠かせません。正しい言葉遣いを基本として、取引に必要な情報を省かずしっかり伝えましょう。
取引に慣れてくると、相手がわかっているものとして当たり前のことを省きがちですが、トラブルになってから「聞いていなかった」と言われるかもしれません。
慣れや経験に関わらず、どのような取引も丁寧にやり取りを行いましょう。
迅速に対応する
トラブルを避けるために、迅速な対応も心がけましょう。購入してもらったにも関わらず連絡が大幅に遅れたり、予定通りに発送できなかったりすると、商品が届くのを楽しみにしている人をがっかりさせてしまいます。
ユーザーによっては不快に感じ、クレームになるケースもあるので、できるだけ早い対応が重要です。用事などでやり取りがどうしても遅れてしまう場合は、その旨だけでも早く伝え、いつ頃次の対応ができるかを伝えましょう。
トラブルに気を付けてメルカリを利用しよう
メルカリでは、支払いが行われない、受取評価をしてくれない、不当なキャンセル依頼がくるなどの初心者にありがちなトラブルがあります。
トラブルを知っておくことで、対処法を準備したり、予防策をとったりできるので、しっかり理解しておきましょう。
また、メルカリについて詳しく知ることもトラブルの予防になります。わからないことがあれば、下記のメルカリガイドもご活用ください。