メルカリShopsってなに?フリマアプリ「メルカリ」とどう違うの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ここではメルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」の違いや、どんな方にメルカリShopsが向いているのかを解説しています。自分に合った方を選んで、より快適に「メルカリ」生活を送っていただけると幸いです。
メルカリShopsを開設すると嬉しいメリットがたくさん!
メルカリShopsとは、自分のお店を持ち、フリマアプリ「メルカリ」内で商品をかんたんに販売できるサービスのことです。
不用品の売買をする場所であったフリマアプリ「メルカリ」が、ものづくりをする人とフリマアプリ「メルカリ」のお客さまを繋げる場所へ拡大しました。メルカリShopsには、出店者にとって嬉しいメリットが数多くあります。
スマホひとつで気軽にネットショップが開設できる
メルカリShopsはスマホ1台あれば、かんたんに開設・販売ができます。普段からフリマアプリ「メルカリ」を使っている方なら、いつも見慣れている出品画面・出品操作で、ネットショップの運営ができます。
月間2,300万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」のお客さまに自分の商品を届けられる
メルカリShopsで販売した商品は、月間2,300万人以上が利用しているフリマアプリ「メルカリ」のお客さまに見てもらうことができます。せっかく自分のお店を開いて販売しても、購入してもらえなければ意味がありません。
すでに多くのお客さまがいるメルカリShopsを利用すれば、自分の商品を数多くの方に届けられます。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
ネットショップで収益を伸ばしたいと考えている方にも、メルカリShopsはおすすめです。
メルカリShopsではじめてネットショップを開設したという方のなかには、初月から月商1,000万円超を達成した方もいます。メルカリShopsがお店の利益を拡大するチャンスとなるかもしれません。
メルカリShopsは個人・個人事業主に加えて企業などの法人でも出店できる
メルカリShopsは、個人・個人事業主・法人名義でショップを持てるサービスで、法人・企業の方にも数多くご利用いただいております。すでに多くの企業の方が売上を伸ばしており、各社よりご好評いただいております。
売上に繋がりやすい便利な機能が充実
メルカリShopsは、ショップをフォロー、または商品に「いいね!」をつけたお客さまに向けて、タイムセールや値下げのお知らせをアプリのプッシュ通知を通してタイムリーに通知します。
ほかにも、商品管理画面で各商品における直近1ヶ月の閲覧数が確認でき、お客さまの関心が高い商品を知ることができるなど、便利な機能が多数備わっています。
スタッフアカウントを利用すれば複数人で運用できる
スマホひとつで、ショップ開設から運営までを行えるメルカリShopsですが、Web版メルカリShopsを活用するとさらに便利な機能をご利用いただけます。
Web版メルカリShopsなら、スタッフアカウントを作成して複数人でショップ運営を行うこともできます。発送作業などを手分けして作業しているショップや複数人で運営しているショップなどにおすすめです。
CSVファイルで最大1,000商品を一括登録できる
Web版メルカリShopsでは、CSVファイルによる商品一括登録にも対応しています。商品や在庫の数が多いショップに便利に活用できる機能です。
全国一律送料の「らくらくメルカリ便」「クールメルカリ便」でお得に商品が送れる
メルカリShopsで売れた商品は、「らくらくメルカリ便」「クールメルカリ便」を利用してお客さまのもとへ届けられます。どちらもサイズ別で全国一律の送料が設定されており、通常よりもお得な価格で利用可能です。
疑問が解決できるサポートコンテンツが充実している
メルカリShopsでは、ネットショップの開設・運営を行ううえで良くありがちな質問とその解決法を「メルカリShopsガイド」でまとめています。
開設申し込みや商品登録・販売、発送・評価・キャンセル、トラブルなどを、項目別に公開しています。基本的なことはほぼ網羅しており、検索機能も搭載しているので、困りごとが発生した場合はすぐに解決することが可能です。
メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」の違いは?
メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」は、主に出品におけるサービスや機能がいくつか異なります。ここでは、メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」の違いについて見ていきましょう。
在庫管理がかんたんにできる
フリマアプリ「メルカリ」とメルカリShopsでは、1回に登録できる在庫数が異なります。フリマアプリ「メルカリ」は1回の出品で1個の在庫しか登録できませんが、メルカリShopsは1商品に対して複数個の在庫登録ができます。
例えば、同じ商品が3個あった場合、フリマアプリ「メルカリ」ではひとつずつ出品する必要があるため、合計3回出品することになります。一方、メルカリShopsでは、在庫数に3個と入力すれば1回の登録で済みます。同じ商品の在庫が複数ある場合は、メルカリShopsが便利です。
さらにメルカリShopsでは、他にも在庫管理に便利な機能があります。ひとつの商品に対して、色違いやデザインだけが異なるものがある場合、種類別に在庫登録ができます。
例えば、同じ形の財布で、赤色と緑色と黄色の3種類の在庫があった場合「赤色は〇個、緑色は〇個、黄色は〇個」というように色別の在庫登録が1回にまとめて行えます。
SNSと連携できる
フリマアプリ「メルカリ」ではSNSとの連携はできませんが、メルカリShopsでは各種SNSアカウントと連携することができ、メルカリShopsを通じてSNSのフォロワーや登録者を増やすことも可能です。
連携できるSNSは以下の通りです。
- X(旧Twitter)
- Tiktok
- YouTube
- note
運営者情報(出店者の情報)が開示される
フリマアプリ「メルカリ」では匿名配送を使った場合、お互いの氏名や住所は取引相手に開示されません。
メルカリShopsでも「らくらくメルカリ便」が提供されており、匿名配送も利用できますが、お客さまが希望した場合にはショップの情報(出店者の情報)を知ることができます。
この運営者情報開示は特定商取引法に基づいたもので、お買い物におけるトラブル防止の観点でよりあんしんして購入できます。
お客さまへ開示されるショップの情報は以下の通りです。
- 運営者名(屋号)
- 代表者氏名
- 事業者住所(運営者住所)
- 事業者電話番号(運営者電話番号)
メルカリShopsでは、お客さまは商品画面から開示請求ができ、開示請求をしたお客さまのみ自動で開示されるようになっています。
この情報は、個人・個人事業主に限り希望すれば運営者情報のうち、住所・電話番号を非公開にできます。この場合、代わりにメルカリShops運営(株式会社メルカリ)の住所・電話番号が表示されます。
売上金の振込のタイミングが決まっている
フリマアプリ「メルカリ」は任意のタイミングで売上金の振込申請ができますが、メルカリShopsは振込される日にちがあらかじめ決まっています。
メルカリShopsでは、販売利益が5,000円以上の場合に振込が可能になります。毎月末日に振込金額が決定し、翌月10日(金融機関休業日の場合はその前日)に登録口座へ支払われる仕組みです。
なお、ゆうちょ銀行の場合は、他行の支払い予定日よりも2営業日遅れて振り込まれます。
中古品の販売には古物商許可が必要
メルカリShopsでは、仕入れた古着、古本、中古CD・DVD、骨董・古美術品などの古物(中古品)を販売する場合は、古物商許可証が必要です。
なお、古物とは主に以下のものを指します。
- 一度使用された物品
- 使用されない物品で使用のために取引されたもの
- これらの物品に幾分の手入れをしたもの
販売したい商品が古物に該当する場合は、古物商許可証の情報提示が必要となるため注意しましょう。
冷蔵・冷凍が必要な生鮮食品を販売できる
フリマアプリ「メルカリ」ではあんぜん面や衛生面の観点から魚介類の販売が禁止されていますが、メルカリShopsなら冷蔵・冷凍が必要な野菜や果物、魚介類、精肉などの生鮮食品を販売できます。
ただし生鮮食品を販売する場合は、食品衛生法に基づく営業許可が必要な点には注意が必要です。
食品衛生法に基づく営業許可には、以下のようなものがあります。
- 食肉販売業
- 魚介類販売業
- 魚介類競り売り営業
- 食肉処理業
- 食肉製品製造業
- 水産製品製造業
- 冷凍食品製造業
出典:厚生労働省|営業規制(営業許可、営業届出)に関する情報
生鮮食品の販売に必要な食品衛生法に基づく営業許可はジャンルで異なるので、販売する食品に合わせて必要な許可を取得しましょう。
メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」で変わらないこと
メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」では、一部同じところもあります。ここでは、メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」で変わらないことをご紹介します。
メルカリアプリが利用できる
メルカリShopsは、開設申し込みから運営までのすべてをフリマアプリ「メルカリ」アプリ上から行います。
メルカリShopsでもフリマアプリ「メルカリ」と同様の画面から直感的に操作できるため、ネットショップ初心者でもスマホひとつからかんたんに利用できます。
ただメルカリShopsの場合、出店前と販売開始前に審査がある点には違うので注意が必要です。ネットショップの出店をする際は、メルカリアプリのホーム画面にある「ショップ」タブから開設申し込みを行いましょう。
商品をアピールできるお客さま対象は同じ
メルカリShopsで商品を販売すると、フリマアプリ「メルカリ」と同じように、新着順でアプリ上に掲載されます。
フリマアプリ「メルカリ」は個人しか利用できませんが、メルカリShopsなら個人事業主・法人名義でもフリマアプリ「メルカリ」のお客さまに向けて商品をアピールできます。
あんしん・あんぜんに商品を送れる「らくらくメルカリ便」が利用できる
メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」ともに「らくらくメルカリ便」が利用できます。
幅広いサイズに対応しており、サイズ別で全国一律送料で利用できるので、さまざまな商品を配送コストを抑えて発送できます。
メルカリShopsに向いている人はどんな人?
メルカリShopsとフリマアプリ「メルカリ」は、それぞれ異なった機能やサービスがあることがわかりました。
それぞれの特徴を踏まえて、どんな人にフリマアプリ「メルカリ」が向いているか、メルカリShopsが向いているかを解説します。
家の不用品をかんたんに売りたい人はフリマアプリ「メルカリ」がおすすめ
家の不用品を売りたい人は、フリマアプリ「メルカリ」を使うのがおすすめです。
フリマアプリ「メルカリ」は「まだ使えるけどもう必要ないモノ」をかんたんに出品できるサービスです。そのため、商品の状態や価格、発送方法など必要な項目だけを入力してかんたんに出品できるようになっています。
使わなくなったものをかんたんに出品したい人は、そのままフリマアプリ「メルカリ」を利用するのが良いでしょう。
事業者の方やものづくりをしている人ならメルカリShopsがおすすめ
在庫管理や発送などの点で、メルカリShopsは在庫を複数かかえる方が使いやすいサービスとなっています。そのため、すでに事業を行っている方や、ものづくりをしている方にメルカリShopsはおすすめです。
実際にどんな人がメルカリShopsで出店しているのかをご紹介します。
具体例1:実店舗で販売はしているけどネットショップはまだという方
雑貨や洋服、焼き菓子やパンなどを、店頭販売しているがネット販売はしていなかったという方で、メルカリShopsを始める方もいらっしゃいます。
お店で販売している商品を、店舗のある地域だけでなく、全国のお客さまに届けることができます。
具体例2:ハンドメイド品を販売しており自分のお店を開くことを検討している方
ハンドメイドのアクセサリーや雑貨、家具などを作っているけれども、販売したことがないという方にもメルカリShopsは向いています。
ネットショップなら実店舗を開くよりも手軽に開くことができます。さらにメルカリShopsなら、スマホから開設できる手軽さがあります。
具体例3:果物や野菜を栽培されている農家の方
果物や野菜、お米などを市場に卸しているけれど、自分で販売はしていなかったという農家の方にもメルカリShopsはおすすめです。
大切に育てた果物や野菜を、欲しい人へ直接届けることができます。
具体例4:魚介類を扱う漁師や市場関係の方
メルカリShopsは魚介類などの生鮮食品の販売ができるため、漁師や魚介類を扱っている市場関係の方にもおすすめです。
新鮮な魚介類を全国のお客さまに向けて販売できます。
具体例5:すでにネットショップをやっているが集客を伸ばしたいと考えている方
ネットショップをすでに開設しているけれど集客に困っている事業者の方にも、メルカリShopsはおすすめです。
フリマアプリ「メルカリ」には、幅広い年代層で月間2,300万人を超えるお客さまがいます。メルカリShopsが自分のお店の商品を多くの方に知ってもらえるきっかけとなるでしょう。
具体例6:リピーターを増やして売上を安定したい方
ネットショップのリピーター獲得に困っている方にも、メルカリShopsはおすすめです。
メルカリShopsでは、リピーターを獲得するのに便利な機能が数多くあります。
例えば、ショップをフォローしてくれているお客さまに向けて、通知機能で新情報品を届けたり、ショップクーポンを発行できたり、購読を希望する方にメルマガを発行することが可能です。
ネットショップの売上を安定させるカギとなるリピーターを獲得していくうえで、これらの機能が役立つでしょう。
具体例7:取り扱う商品数が多い法人の方
取り扱う商品数が多いショップを運営している法人の方にも、メルカリShopsは向いています。Web版メルカリShopsを利用してショップアカウントを作成すれば、CSVファイルを活用した商品管理機能が利用可能です。
CSVファイルによる商品管理機能では、商品の一括登録や注文一覧の確認、売上明細のダウンロードが利用でき、商品数が多くても在庫管理や売上管理がしやすくなります。
具体例8:チームでショップを運用したい法人の方
複数人でチームを組んでネットショップを運営していく法人の方にも、メルカリShopsがおすすめです。
メルカリShopsでは、オーナーアカウントとは別に、業務別・スタッフ別にてスタッフアカウントを個別で作成できます。それぞれで管理ページにアクセスして操作できるため、ショップ運営を効率よく進められるのが魅力です。
メルカリShopsを開設するかんたん3ステップ
メルカリShopsの開設は、フリマアプリ「メルカリ」のアプリもしくはWebから行えます。メルカリShopsは、かんたん3ステップで開設できます。
(1)必要なショップ情報を入力してお申し込み
ショップ情報を入力して開設の申請を行います。所要時間は約10分です。
入力項目は主に以下の通りです。
- 「個人 / 個人事業主 / 法人」から事業種別を選択
- 販売する商品の情報を設定
- 業者の情報、銀行口座情報を入力
(2)メールで審査結果をお知らせ
申請が終わったら、あとは審査結果のメールを待ちます。即日から2営業日以内にメールが届きます。ただし、お申し込み内容に不備があった場合、メールで追加情報をいただくことがあります。
(3)ショップ開設ができたら商品登録をして販売開始!
審査が承認されるとショップ開設完了です。フリマアプリ「メルカリ」と同様に商品の出品を行い、さっそくメルカリShopsでの販売をはじめましょう。
ネットショップの運営に便利なメルカリShopsを使って商品を多くの人に届けよう
通常のフリマアプリ「メルカリ」は、家の不用品を売るのに必要な項目を入力するだけで、かんたん出品できるサービスです。要らなくなったけどまだ使えるものを売りたいという方には、フリマアプリ「メルカリ」がおすすめです。
一方、メルカリShopsは、商品の数や種類を複数登録できる在庫管理のしやすさ、大口個数にも対応可能な配送などの特徴があります。そのため事業者の方やものづくりをする方には、メルカリShopsがおすすめです。
ネットショップを検討している方、集客を伸ばしたい事業者の方などは、かんたんに開設できるメルカリShopsをぜひご活用ください。たくさんの「メルカリ」のお客さまに自分のお店の商品を届けましょう。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!