使わなくなった商品を、手軽に出品できるフリマアプリのメルカリ。はじめたばかりだと、出品しても閲覧者が少なく、なかなか購入してもらえずに悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。そんなときに有効活用して欲しいのがハッシュタグ検索機能。この記事では効率良く集客し、取引の成功を促すハッシュタグ機能についてご紹介します。
メルカリのハッシュタグ検索機能って?
ハッシュタグとは、「#」の後ろに商品名や商品の特徴をつけた、「#〇〇」という形のタグのことを示します。
メルカリ内でハッシュタグをクリックすると、そのハッシュタグのついた商品の一覧を見ることが可能です。
ここでは、ハッシュタグをつけるメリットについて解説します。
商品の特徴が伝わりやすい
ハッシュタグをつけることで、商品の閲覧数を上げることができ、検索にひっかかりやすくすることができることに加えて、商品の特徴をより正確に、わかりやすく伝えることができるようになります。
サイズや色、新しさなどの商品の特徴を、ハッシュタグを見た瞬間に把握できるため、購入者が商品をイメージしやすいというメリットがあります。
多くのユーザーに商品を見てもらえる
商品の紹介ページにハッシュタグを入れることで、漠然と商品紹介ページにきた人ではなく、そのワードで検索したユーザーの目に留まりやすくなります。
効果的なタグ付けとは、服を例にすると「#10代 #女子 #春ワンピース」などです。このハッシュタグによって、服が欲しい人の中でも10代の女子で、春物のワンピースが欲しいと思っている人の閲覧者数が上がります。
その商品の購入を検討している人の閲覧数が上がることにより、商品が売れる可能性が高まり、売上アップにつながります。
効果的なハッシュタグの付け方&注意点
ここからは、ハッシュタグを付ける際のポイントと注意点についてご紹介します。
関連するキーワードをタグにする
購入者の中には、例えば本であれば、漠然とビジネス書が欲しい人もいれば、営業成績を上げるための本を探している人もいます。
誤って関係のないハッシュタグを付けてしまうと、商品の購入予定者には目的と違う商品が表示されることになるため、そのワードで検索したユーザーの中には迷惑に感じるという人もいるでしょう。
もしハッシュタグの内容と実際の商品が相違しており、購入後に思っていたものと違うもが届いてしまった場合、購入者にとってはお金を払って無駄なものを買ったことになるため、出品者の低評価に繋がることもあります。
メルカリでは、取引終了後に購入者が出品者を評価する仕組みになっており、その評価はメルカリユーザー全員が見ることができます。低評価のユーザーは取り引きが成立しづらくなってしまうため、注意が必要です。
そういったトラブルを避けるために、そして何よりも希望している人に適切な商品情報が表示され、気持ちの良い取り引きができるよう、必ず関連するキーワードをタグにするようにしましょう。
関連しないワードのタグ付けはペナルティの対象に
出品した商品と関係のないタグ付けは、迷惑行為として、最悪の場合ペナルティの対象となったり、通報されてしまうことがあります。
意図的に出品商品とは関係のないタグ付けを行っていない場合でも、使用制限がかけられてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
複数個付ける
ハッシュタグは5個程度が適切です。商品の色やサイズ、ターゲットとなる年代や性別などを商品文の補足的な意味合いでつけるのをおすすめします。
ハッシュタグの数自体には制限はありませんが、前述の通り、やみくもに関係のないタグをつけてしまうと通報されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
正しいハッシュタグのつけ方
「#」は半角で打ち込み、その後ろに関連するキーワードを記載します。
複数のキーワードを連続して付ける際は、「#キーワード」の後ろにスペースを入れて、新しい「#キーワード」を書き足していきます。
ハッシュタグは、正しく機能している場合、「文字が青くなり下線部が引かれた状態」で表示されます。正しくタグ付けできていない場合は、そのタグをクリックしても商品検索に繋がることはありません。
各キーワードの後ろにスペースを入れずに連続して「#キーワード」を繋げても、タグに反映されないため注意しましょう。
確実にハッシュタグを機能させるためには、1つタグを入れたら、2つ目以降は改行して下に連ねていくことをおすすめします。
確実にハッシュタグを作成、機能させ、効果的に自分の出品ページにユーザーを誘導できるようにしましょう。
ハッシュタグの活用で、取引成功を目指そう
メルカリを利用する際は、ハッシュタグを正しく活用することで、その商品を希望している人の目に留まりやすくなり、取り引きが成立する確率が高まります。
商品の特徴をタグにして、ハッシュタグ検索からのユーザーの流入を増やしましょう。