ハンドメイド商品を販売するために、メルカリをショップの一つとして考える方もいるのではないでしょうか。メルカリではハンドメイド商品も出品可能、ただし販売にあたり注意しなければならないこともあります。この記事では、メルカリでハンドメイド商品が売れる理由や販売のコツ、注意点を解説します。
ハンドメイド商品を売るならメルカリがおすすめ
ハンドメイド商品を売ることができるサービスは、メルカリ以外にも多くありますが、需要と供給からみてもメルカリはとてもおすすめです。また、メルカリの特性がメリットになることもあります。
メルカリをおすすめする理由を2つご紹介します。
そもそもハンドメイド商品は、メルカリユーザーからの需要が高い
ハンドメイド作品は、そもそも需要が高い商品です。自分ではつくれないものや作家ならではのデザインのものなどは、お店で売られているものにはないニーズがあります。
特にメルカリを利用している主婦や子育てママ、ファッション好きの女性などからの需要が多く、ベビー・キッズグッズやアクセサリーなどがよく売れる傾向があります。
操作が簡単でスピーディーに出品できる
メルカリは、商品登録から出品までが非常に簡単です。写真や商品紹介文などを用意すれば、すぐに出品できます。出品に手間がかからない分、製作に集中でき、効率よくハンドメイド商品を販売できるのが利点です。
ハンドメイド作品を販売したいなら、ぜひメルカリを活用してください。
出品の参考にしたいメルカリで人気のハンドメイド商品
ではメルカリではどのようなハンドメイド商品が売れ筋なのでしょうか。
メルカリで人気のハンドメイド商品の例は、以下の通りです。
- ペット用の服
- 人形の服
- スタイ(よだれかけ)
- 刺繍
- アクセサリー(ピアス、ネックレス、ヘアゴムなど)
- 女性用の服(ワンピース、スカートなど)
- マスクカバー
- トートバッグ
- 消しゴムはんこ
- DIY作品
特に、衣類やアクセサリーなどのファッションアイテムや、日々の生活に欠かせないマスクカバーなどが人気。
ペットや人形の服など、他であまり売っていないアイテムも人気があり、需要にマッチすればよく売れるでしょう。
メルカリでハンドメイド商品を上手く販売するコツ
メルカリでハンドメイド商品を上手く販売するコツは、以下の4つです。
- 需要がある商品を調べて販売する商品を決める
- 写真の撮り方を工夫する
- タイトルや商品説明文にキーワードを入れる
- オーダー制で出品する
魅力的なハンドメイド商品を製作しても売れなければ利益は生まれません。コツを一つひとつ実践して、上手く販売していきましょう。
需要がある商品を調べて、販売する商品を決める
自分の好きなものや得意なものを作ることも大切ですが、上手く販売するためには需要をつかむ必要があります。
例えば、新学期準備のシーズンには、子どもに持たせるバッグやきんちゃく袋などの需要があるので、売れる可能性が高くなるでしょう。
季節やトレンドなどを押さえて、どのタイミングでどのような商品が売れるかをリサーチし、製作・出品する作品を決めましょう。
写真の撮り方を工夫する
メルカリでの商品写真は、お店でいうところのディスプレイの役割があります。手に取って見れない分、購入者目線の写真を用意することが大切です。
明るくはっきりした写真を撮影することを前提として、正面だけでなく、背面や底面、内部など気になる部分の写真を撮りましょう。
例えば、バッグであれば、デザインや大きさに加えて、ポケットの数など機能性も重要なので、中身の写真でポケットの数や大きさ、位置などアピールできると、売れやすくなるはずです。
タイトルや商品説明文にキーワードを入れる
ハンドメイド作品を購入してもらうためには、まず商品ページを見つけてもらわなくてはいけません。子ども用のきんちゃく袋を販売するなら、タイトルや商品説明文に、「きんちゃく袋」「新学期」「お出かけ」など、アイテムを連想させる言葉を入れると、検索に引っ掛かりやすくなります。
また、「新品」「〇〇 L」などのキーワードを入れるのもおすすめです。新品であることとサイズ感が一目でわかり、新品商品やサイズで作品を探しているユーザーに見つけてもらいやすくなります。
オーダー制で出品する
まず作品を製作してから出品すると、売れなかった場合に在庫として残ってしまいます。管理の手間や製作コストがかかってしまうので、オーダー制での販売を検討してみましょう。
オーダー制とは、注文を受けてから製作する方法です。メルカリで商品カタログを出品し、指定の作品の注文が入ってから製作し、完成後発送します。在庫を抱える必要がなく、コストも抑えられるのがメリットです。
オーダーから発送までの納期はしっかり守る必要があります。納期に間に合わないと評価が低くなるので、無理のない納期を設定しましょう。
一度に複数の注文に対応できない場合は、受注後一時的に出品を停止するのがおすすめです。
メルカリでハンドメイド商品を売るときの注意点
売れ筋商品が多いハンドメイドアイテムですが、メルカリで売るときには、注意しなければならないことが2つあります。
製作者として守るべきルールなど、注意点を理解したうえで製作・販売を行いましょう。
権利を侵害する商品を製作・販売しない
まず、キャラクターやブランドには商標権があるため、許可されていない限り作品にデザインしてはいけません。
人気のキャラクターやブランドを模したアイテム、または「〇〇風」などとうたったアイテムは、一から製作し販売目的で所持していると、商標権違反で逮捕されてしまうということにもなりかねません。必ずオリジナル作品を製作・販売しましょう。
なお、メルカリで禁止されている出品物は、メルカリガイドで確認できます。
食品の配送にクール便が対応していない
食品を作って販売したい方もいるかもしれませんが、配送に注意が必要です。メルカリ便はクール宅急便やチルドゆうパックに対応していません。
荷受け状況によっては、陸路や船での輸送になる場合もあり、予想以上に配送の時間がかかってしまうおそれがあります。メルカリ便での食品の配送でトラブルがあっても適切なサポートを受けられないので、メルカリ便以外の方法で保冷した上で配送を行いましょう。
新型コロナウイルスの影響で取引が禁止されている商品に注意
メルカリでは、新型コロナウイルスの影響によって一部商品の取引を禁止しています。命や健康を守るためのものが多くの人に受け渡るようにするため、転売や供給の不足を防ぐというのが禁止の理由です。
ハンドメイドで注意したいのは、マスクとフェイスシールドが挙げられます。どちらも禁止されているので、制限が変わらない限りは出品してはいけません。
必ず売れるわけではないことを理解する
ハンドメイド作品は需要があるとはいっても、必ず売れるわけではありません。思うように売れなかったり、全く売れず不良在庫になったりすることもあります。
評価や口コミが集まっていない初めの段階は売れないことが多いですが、継続的に出品していくうちにファンが付き始め、徐々に売れるようになるでしょう。
それまでは、需要のある商品をリサーチしたり、SNSで宣伝したりするなど、地道な製作を根気強く続けることが大切です。
メルカリでハンドメイド商品を販売してみよう
メルカリでは、ハンドメイド作品が人気で、ユーザー数の多さからも販売しやすくなっています。
上手く販売するためには、需要のある商品のリサーチや購入者目線の写真、キーワードの入れ方などのポイントが重要です。
この記事も参考にしながら、ぜひメルカリでハンドメイド作品を出品してみてください。