ECサイトの出店先にAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの主要3社で迷っている法人の方も多いのではないでしょうか。特徴や費用などに違いがあるため、それぞれの違いを理解したうえで比較する必要があります。この記事では、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングを特徴や費用などの各項目で比較してご紹介します。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに法人名義で出店した際の特徴
まずはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングに法人名義で出店した場合の特徴について見ていきましょう。
Amazonは小規模事業者・中小企業でも気軽に参入できる
Amazonは、コストが安めで便利な配送代行があることなどから、小規模事業者や中小企業でも気軽に参入できます。日本を含む180ヵ国以上で利用されているため、国内を含めた海外にも販路を拡大したい法人にも適しています。
出品者も多く商品によってはAmazon社自体がライバルとなるので、激しい価格競争が起こりやすい点には注意が必要です。
楽天市場は本格的なEC販売を目指す事業者向き
楽天市場はAmazonと並ぶ国内最大級のECモール(ECサイト)です。有料プランしかありませんが、各種機能やECコンサルタントなどが基本搭載されています。
ランニングコストが他のECモール(ECサイト)に比べても高めなので、気軽に利用するというよりは、稼げるビジョンが描けていて、本格的なEC販売を目指している事業者向けのサービスだと言えます。
Yahoo!ショッピングは初期費用・固定費を抑えて出店できる
Yahoo!ショッピングでは、初期費用や月額費用などの固定コストがかからないので、ローコストでネットショップを出店・運営できます。Yahoo! JAPANやLINE、PayPayなどのグループサービスからの流入も期待できるのが特徴です。
ただし各種手数料がかかるため、運用コストが高くなりがちな点には注意が必要です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの出店形式を比較
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングは、いずれもモール型に分類されるECサイトです。モール型には2種類の出店形式があり、Amazonは「マーケットプレイス型」、楽天市場とYahoo!ショッピングは「テナント型」に該当します。
Amazonはマーケットプレイス型
Amazonは、商品を出店するタイプの「マーケットプレイス型」のECモール(ECサイト)です。基本的にはすでに作成された商品ページ内に新たに出品することになります。
Amazon内には、同じ商品であれば商品ページがひとつしかないため、特定のショップで買ったというよりはAmazonで買い物をしたという感覚になりやすいです。そのため、集客やリピート購入につなげるのは難しくなっています。
楽天市場・Yahoo!ショッピングはテナント型
楽天市場とYahoo!ショッピングは、商品を出品するAmazonと異なり、出店者が自社のショップページを構築して、そのなかで商品を販売する「テナント型」のECモール(ECサイト)です。
楽天市場内には複数の商品ページが複数あるので、売り方を工夫する必要があります。
楽天市場やYahoo!ショッピングと同様の「テナント型」のECモール(ECサイト)サービスであるメルカリShopsなら、出店者ごとに各ショップページが持て、商品の表示を工夫することで商品が売れやすいショップページを作成できます。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのプラン・費用を比較
ここでは、2024年5月時点でのAmazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングのサービスごとに、料金と費用を比較してみました。
Amazonの料金プランは2つ
Amazonを利用する際は、「小口出品」と「大口出品」の2つの料金プランから選べます。
小口出品
小口出品では、初期費用・月額費用が不要ですが、商品が売れると基本成約料として1商品につき110円がかかります。毎月49点までの商品を販売するのに適しています。
大口出品
大口出品は、毎月5,390円の月額費用が必要になる有料プランです。毎月49点以上の商品を販売する場合に適しています。
楽天市場の料金プランは3つ
楽天市場で出店するためには、「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の3つのプランから選びます。
がんばれ!プラン
がんばれ!プランでは、初期費用66,000円、月額出店料27,500円(※年間一括払いの場合)がかかります。3つのプランのなかでは最も固定コストが安いので、これからネットショップを運営するという法人に適しています。
スタンダードプラン
スタンダードプランでは、初期費用66,000円、月額出店料71,500円(※半年ごとの2回分割払いの場合)がかかります。月間約178万円以上を目標とする法人向けの料金プランです。費用を抑えつつ、本格的なショップ運営を目指すのに適しています。
メガショッププラン
メガショッププランは、初期費用66,000円、月額出店料143,000円(※半年ごとの2回分割払いの場合)がかかるプランです。登録可能商品数と画像容量が無制限で利用できるので、取り扱う商品数が多いショップに向いています。
Yahoo!ショッピングの料金プランは1つ
Yahoo!ショッピングは、ワンプランのシンプルな料金体系となっています。初期費用・月額システム利用料とともに費用が発生しないので、低コストでショップを出店・運営できます。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの手数料を比較
続いて、2024年5月時点でのAmazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングで発生する手数料を見ていきましょう。
Amazonでかかる手数料
Amazonで発生する手数料は、販売手数料とカテゴリー成約料の2つです。
販売手数料
Amazonでは、商品のカテゴリーによって料率が異なります。Amazonの主な販売手数料は、以下の通りです。
カテゴリー | 販売手数料の割合 | 最低販売手数料 |
---|---|---|
メディア – 本、DVD、ミュージック、PCソフト、ビデオ/TVゲーム&ゲーム用アクセサリ | 15% | なし |
パソコン・周辺機器/TVゲーム機本体/小型家電/大型家電 | 8% | 30円 |
家電アクセサリ/楽器およびAV制作機器/おもちゃ&ホビー/ホーム&キッチン家電 | 10% | 30円 |
ビューティ | ・商品1点あたりの売上の合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% ・商品1点あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
ペット用品/ベビー&マタニティ | ・商品1点あたりの売上の合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% ・商品1点あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の15% | 30円 |
文房具・オフィス用品/ホーム&キッチン/家具/マットレス | 15% | 30円 |
食品&飲料 | ・商品1点あたりの売上の合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% ・商品1点あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | なし |
服&ファッション小物/アイウェア | ・商品1点あたりの売上の合計のうち、3,000円以下の部分については商品代金の12% ・商品1点あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の8% | 30円 |
シューズ/バックパック、ハンドバッグ、旅行かばん&トラベル用品 | ・商品1点あたりの売上の合計のうち、7,500円以下の部分については商品代金の12% ・商品1点あたりの売上の合計が7,500円を超える部分には、商品代金の6% | 30円 |
その他のカテゴリー | 15% | 30円 |
カテゴリー成約料
Amazonでは、メディア商品(本・ミュージック・DVD・ビデオ)については、販売手数料以外にも別途カテゴリー成約料が発生します。さらに販売する国によっても、カテゴリー成約料が異なります。
日本国内に発送する場合のAmazonのカテゴリー成約料は、以下の通りです。
商品タイプ | カテゴリー成約料 |
---|---|
本 | 80円 |
ミュージック/DVD/ビデオ(VHS) | 140円 |
楽天市場でかかる手数料
楽天市場で発生する手数料は、システム利用料とシステムサービス利用料、R-Messe利用料、楽天ペイ利用料の4つです。
システム利用料
楽天市場のシステム手数料は、以下の通りです。
【がんばれ!プランの場合】
課金対象額 | パソコン経由 | モバイル経由 |
---|---|---|
50万円まで | 6.5% | 7% |
100万円まで | 6.0% | 6.5% |
500万円まで | 5.5% | 6.0% |
1,000万円まで | 4.5% | 5.0% |
1,000万円以上 | 3.5% | 4.0% |
【スタンダードプラン・メガショッププランの場合】
課金対象額 | パソコン経由 | モバイル経由 |
---|---|---|
100万円まで | 4% | 4.5% |
200万円まで/300万円まで | 2.4%から3.0% | 2.9%から3.5% |
500万円まで/1,000万円まで | 2.2%から2.8% | 2.7%から3.3% |
3,000万円まで | 2.0%から2.6% | 2.5%から3.1% |
3,000万円以上 | 2.0%から2.4% | 2.5%から2.9% |
スタンダード・メガショッププランの場合、月間の販売額の平均単価によっても料率が異なります。
システムサービス利用料
楽天市場のシステムサービス利用料では、以下の費用が必要になります。
ポイント原資 | 楽天会員の購入代金(税別)×付与率(通常1.0%) |
---|---|
モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料 | 月間売上高の0.1% |
楽天スーパーアフィリエイト | 2.6%から5.2% |
2%から4%の商品ジャンル別料率と、15%から30%のパートナーへの成果報酬を合計した金額が発生します。
R-Messe利用料
R-Messeは、お客さまと出店者がやり取りをできるツールで、毎月利用料がかかります。
がんばれ!プラン | 3,300円 |
メガプラン/スタンダードプラン | 5,500円 |
楽天ペイ利用料
楽天ペイ利用料は、以下の通りです。
月間決済高 | 楽天ペイ利用料 |
---|---|
100万円まで | 3.5% |
200万円まで | 3.2%から3.4% |
300万円まで | 3.0%から3.4% |
500万円まで | 2.9%から3.3% |
1,000万円まで | 2.8%から3.3% |
3,000万円まで | 2.7%から3.2% |
1億円まで | 2.6%から3.2% |
5億円まで | 2.5%から3.0% |
5億円以上 | 2.5%から2.9% |
Yahoo!ショッピングでかかる手数料
Yahoo!ショッピングでは、以下の手数料がかかります。
- ユーザーインセンティブにかかる費用
- アフィリエイトにかかる費用
- ストア決済サービス手数料
ユーザーインセンティブにかかる費用
Yahoo!ショッピングのユーザーインセンティブにかかる費用は、以下の通りです。
ストアポイント原資負担(必須) | 1.0%から15% |
キャンペーン原資負担(必須) | 1.5% |
STOREが負担するポイント費用 | 上乗せポイント:0%から14% |
アフィリエイトにかかる費用
Yahoo!ショッピングのアフィリエイトにかかる費用は、以下の通りです。
アフィリエイトパートナー報酬 | 1.0%から50% |
アフィリエイト手数料 | アフィリエイトパートナー報酬の30% |
ストア決済サービス手数料
Yahoo!ショッピングのストア決済サービス手数料は、以下の通りです。
クレジットカード決済 | 決済金額の3.24%(非課税)※PayPayカード(株)発行カードは決済金額の3.0% |
PayPay残高等/PayPayクレジット/ヤフーショッピング商品券 | 決済金額の3.0% |
ゆっくり払い | 決済金額の3.24% |
モバイル支払い(キャリア決済) | 決済金額の4.48% |
コンビニ決済 | 150円から300円/件 |
銀行振込決済(ペイジー) | 150円/件 |
※すべて税別
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの配送代行を比較
ここでは、Amazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングで利用できる配送代行サービスについてご紹介します。
Amazonはフルフィルメント by Amazon(FBA)が利用できる
フルフィルメント by Amazon(FBA)は、Amazonの出店者が利用できる配送代行サービスです。Amazonの倉庫に商品を入荷するだけで、在庫管理から受注管理、梱包・発送などの業務をすべて丸投げできます。
FBAを利用すると、お急ぎ便や当日お急ぎ便などのプライム対象商品になるので、顧客満足度の向上にもつなげられるのもメリットです。
楽天市場は楽天スーパーロジスティクス(RSL)が利用できる
楽天スーパーロジスティクス(RSL)は、楽天市場の出店者が利用できる配送代行サービスで、倉庫による在庫管理や梱包、配送に必要な作業を任せられます。
AmazonのFBAと違い、メーカーまたは仕入れ先から直接、倉庫に入荷できるので、仕入れ商品の受け取りや配送の手間も省けるのが特徴です。
Yahoo!ショッピングには独自の配送サービスはない
Yahoo!ショッピングには、独自の配送サービスなどはありません。そのため、配送業者の手配や受発注管理、梱包作業、配送手続きなどを自社で行う必要があります。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで出稿できる広告を比較
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、それぞれ広告を出稿できるサービスがあります。
Amazonの場合
Amazonで利用できる広告(有料)には、以下の4種類があります。
広告の種類 | 内容 | 費用 |
---|---|---|
スポンサープロダクト広告 | 商品検索結果ページや商品詳細ページに表示される広告 | クリック単価(CPC)に応じた費用 |
スポンサーブランド広告 | 商品検索結果ページにブランドロゴ、一部商品、カスタム見出しが表示される | クリック単価(CPC)とビューアブルインプレッション1,000回あたりの単価(vCPM)に応じた費用 |
スポンサーディスプレイ広告 | Amazon内外に表示され、商品に関連性の高いお客さまにリーチする | クリック単価(CPC)とビューアブルインプレッション1,000回あたりの単価(vCPM)に応じた費用 |
ストア | ランディングページで商品やブランドの魅力を紹介できる | 追加費用なし |
楽天市場の場合
楽天市場には、Web広告やキーワード広告など数多くの広告が用意されています。目的や状況、予算に合わせて多彩な広告から利用するものを選べます。
Yahoo!ショッピングの場合
Yahoo!ショッピングで利用できる広告(有料)には、以下の4種類があります。
広告の種類 | 内容 | 費用 |
---|---|---|
バナー・テキスト広告 ・通常広告:年間を通じて購入可能 ・販促広告:季節のイベントと連携した広告枠 ・News CLIP:HTMLメールに掲載する広告枠 | トップページやカテゴリーページ、販売促進ページなどに掲載できる | 1枠数万円から |
ストアマッチ広告 | 商品検索結果ページやカテゴリーリストページの専用枠に表示される | 1クリック25円から |
プロモーションパッケージ | 検索結果の露出アップなどができる販促オプション | 加入に3%の手数料が必要 |
ソリューションパッケージ | 効果の高い広告商品と、Yahoo! JAPANのデータを掛け合わせた広告が配信できる | – |
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのサポートを比較
最後に、Amazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングのサポートについてご紹介します。
Amazonの場合
Amazonでは、出品サポートサービスとして「Amazon出品大学」と「Amazonマーケットプレイスコンサルタント」が用意されています。
Amazon出品大学
Amazon出品大学は、Amazonでの出品について学べるサポートサービスです。出品方法やFBA、広告、プロモーションなどの活用方法などを無料で学べます。多くの講座が動画で受けられるので、視覚的に学べるのが特徴です。
Amazonマーケットプレイスコンサルタント(有料)
Amazonマーケットプレイスコンサルタントは、プロのコンサルタントからアドバイス・提案を受けられるサービスです。担当コンサルタントと1ヵ月に1回以上のミーティングを行って、現状を確認しながらビジネスプランを作成してくれるため、出店者にあった改善が期待できます。
またミーティング以外にも、ショップ運営で分からないことがある場合は、連絡することで丁寧にサポートしてくれます。
楽天市場の場合
楽天市場の出店者サポートには、「ネットショップ 店舗運営サポート」「楽天大学」「RMSサービススクエア」の3種類が用意されています。
ネットショップ 店舗運営サポート
ネットショップ 店舗運営サポートは、出店前からページ作成時、運営開始後の段階に応じたサポートを受けられます。質問や相談がある場合は、いつでも問い合わせすることができ、運営を開始すると専任のECコンサルタントが付いてくれ、提案やアドバイスなどでサポートしてくれます。
さらに受付時間内なら、年中無休でいつでも問い合わせができるコールセンターも用意されています。
楽天大学
楽天大学は、eラーニング形式の講座「RUx」を活用して運営ノウハウを学べます。「オンライン勉強会」も提供しており、無料で好きなタイミングでいつでも利用可能です。
運営ノウハウは、楽天市場での成功事例や失敗事例を分析した、どのショップにもヒントになるような内容を体現化しています。
RMSサービススクエア(有料)
RMSサービススクエアは、楽天市場が公式に出店者向けに提供する店舗運営支援サービスです。楽天市場が定める基準を満たしたパートナー企業のサービスが紹介されているため、安心して利用できます。
ページ制作や受注管理、データ分析などの疑問や悩みを解決できるサービスが紹介されており、2024年5月時点で134のサービスが掲載されています。
Yahoo!ショッピングの場合
Yahoo!ショッピングには、出店者サポートとして「Yahoo! JAPAN コマースパートナー マーケットプレイス」が用意されています。
Yahoo! JAPAN コマースパートナー マーケットプレイス
Yahoo! JAPAN コマースパートナー マーケットプレイスは、Yahoo!ショッピングが厳選するネットショップ運営に関するシステムを紹介するサービスです。ストアの構築や管理、運用、販促などそれぞれの業務の悩みを解決するのに便利なサービスが、数多く揃えられています。
月額料金がかかる有料サービスのなかに、無料で利用できるものも数多くあります。
売上を伸ばしやすいネットショップを構築したいならメルカリShopsへ出店するのがおすすめ
ここまでAmazonと楽天市場、Yahoo!ショップを各項目で比較しましたが、それぞれ特徴が異なるため、どこで出店しようか悩んでいる方も少なくないでしょう。
売上を伸ばせるネットショップを作成したいなら、メルカリShopsの出店がおすすめです。
国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」市場を活かせるから集客に強い
メルカリShopsは、月間2,300万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売できるので、集客に非常に優れています。
そのため、集客なしでも多くのお客さまに商品を見てもらえる可能性が高いので、出店後早い段階で売上を大きく伸ばせるチャンスを秘めています。
「通知機能」を通じてリアルタイムで直接お客さまにアピールできる
メルカリShopsは、「いいね!」やフォローしてくれているお客さまに向けて、新商品の販売や再入荷、値下げなどの新着情報をリアルタイムに届けられます。
「タイムセール機能」で露出を増やして新規顧客を呼び込める
タイムセール機能を利用するためには、Amazonでは大口出品かつ一定の条件を満たす必要があったり、楽天市場とYahoo!ショッピングでは利用するのに追加費用がかかります。
その点メルカリShopsでは、一定期間の同一価格の販売実績がある商品を追加費用なしで、値引きしてセールを開催できます。
「ショップクーポン」や「メールマガジン」でリピート購入を促せる
Amazonや楽天市場では有料プランでないと、リピート購入につなげやすくなる販促機能が使えませんが、メルカリShopsでは追加費用をかけることなく利用できます。
メルカリShopsでは、リピート購入につなげやすい販売促進機能として、「ショップクーポン」や「メールマガジン」などといった無料で活用できる便利な機能があります。
ショップクーポンは、フォローしてくれているお客さま限定で利用できるお得なクーポンを発行できる機能です。クーポンを発行すると、通知機能で通知が届くので、自らの集客をしなくてもリピート購入を促せます。
メールマガジンは、購読を希望するお客さまに向けて、新商品の紹介や、セールの案内などを記載したメルマガを発行できる機能です。
商品数が多くても効率的に登録や売上管理ができる便利な機能が充実!
Amazonと楽天市場では、商品登録や売上管理に役立つ便利な機能を利用するためには、有料プランに加入する必要があります。
一方で、メルカリShopsなら、複数商品(最大1,000個)を一括で登録できる機能や売上明細を一覧でダウンロードできる機能など、ショップ運営に役立つ便利な機能を追加料金なしで利用可能です。
スタッフアカウントを活用すればチームで効率的に運営できる
楽天市場とYahoo!ショッピングでは、メインアカウントとは別のスタッフアカウントを作成する際に、それぞれの個人単位でのアカウントが必要です。
一方メルカリShopsなら、スタッフごとのアカウント登録は不要で、2種類の権限レベルから選んでスタッフ名とメールアドレスを設定して招待するだけでかんたんです。
外部EC一元管理システムと連携可能!運営業務の手間を大幅に削減できる
メルカリShopsは、複数のショップを運営するのに便利なEC一元管理システムのAPI連携に対応しています。EC一元管理システムとは、複数ショップの商品登録や在庫・受注管理などをひとつのシステムでまとめて管理できるツールのことです。
2024年5月現在、メルカリShopsでは27つのEC一元管理システムとの連携に対応しています。
「ショップデザイン編集」でかんたんに商品をアピールできる
ショップの売上アップを狙うなら、商品が探しやすいショップページを作成することも重要です。メルカリShopsでは、商品をカテゴリ別に整理したり、表示順を入れ替えたりすることができます。
開設・運営ともにかんたん操作で行える!最短即日から商品販売が始められる
楽天市場とYahoo!ショッピングは2回の審査を受ける必要があり、審査申込から実際に開設するまでに1ヵ月から2ヵ月程度の時間がかかるため、出店までに時間や手間がかかります。
メルカリShopsなら、審査申込をすると即日から数営業日で審査結果が出るので、すぐにでも商品の販売を開始することが可能です。
初期費用・固定コスト0円!低コストでショップの出店・運営ができる
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは初期費用・固定費以外にも、販売手数料やポイント原資、アフィリエイト報酬など複数の手数料がかかるため、利用するサービスやプランによっては毎月のランニングコストが高額になるケースもあります。
メルカリShopsでは、販売手数料(10%)と売上金を受け取る際の振込手数料(200円/回)の2つしか費用はかかりません。
「らくらくメルカリ便」で発送コストを抑えられる
メルカリShopsでは、配送の手間とコストが抑えられる独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」が利用できます。「らくらくメルカリ便」では、全国一律送料が設定されており、通常よりも安い料金で利用できるのが特徴です。
サポートが充実しているのであんしん・あんぜんにネットショップを運営できる
ショップ運営中に困りごとが発生した場合は、ぜひ「メルカリShopsガイド」をご活用ください。ショップ運営で起こりうる質問と答えを一問一答形式でまとめて掲載しているので、キーワード検索することで即座に答えを見つけ出せます。
万が一「メルカリShopsガイド」を探しても答えが分からない場合は、問い合わせフォームから事務局へサポート対応を要請することも可能です。
メルカリShopsに出店して効率よく販路を拡大しよう
Amazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、特徴や出店形態、費用、配送代行、広告、サポートなどが異なります。それぞれ良い点もあれば注意点もあるので、それぞれを比較したうえで、出店先を選ぶことが大切です。
メルカリShopsなら、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングにはないメリットが得られます。メルカリShopsに出店すれば、法人であってもフリマアプリ「メルカリ」市場にかんたんに参入でき、コストを抑えてネットショップを運営できます。
また集客促進機能も充実しているので、集客にかかる時間やコストを抑えても無理なく売上を伸ばしやすいのも特徴です。効率よく販路拡大を狙うなら、ぜひメルカリShopsでのEC運営をご検討ください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!