ネットショップを開設して商品を売りたいけれど、どのように進めていけばいいのか分からないという方も少なくないでしょう。ネットショップの構築は、作成サービスを利用すれば簡単にネットショップを立ち上げることができます。この記事では、ネットショップ構築までの流れとおすすめの作成サービスをご紹介します。
メルカリShopsならかんたんにネットショップ構築ができる
ネットショップを構築して商品を販売したいなら、フリマアプリ「メルカリ」市場の集客力を活かせるメルカリShopsがおすすめです。フリマアプリ「メルカリ」で買い物を楽しむ、月間2,200万人以上のお客さまに向けて商品をアピールできます。
商品販売時から数多くのお客さまに見てもらえるため、集客なしでも大幅に売上を伸ばせる可能性を秘めているのが魅力です。
またメルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」と違い、個人・個人事業主だけでなく、法人名義でもご利用いただけます。
ネットショップ構築までの流れ


基本的なネットショップ構築までの流れは、以下の通りです。
- コンセプトとショップ名を決める
- 仕入れ先を決める
- 出店するサービスを選ぶ
- 決済方法を決める
- 配送方法を決める
- サイトを設計する
- 商品を登録する
- SNSや広告などで宣伝する
1.コンセプトとショップ名を決める
コンセプトはネットショップを作るうえで非常に重要となる部分なので、初めにしっかりと決めておくことが重要です。コンセプトは、取り扱うラインナップや集客するターゲット層、どのような価値を提供していくのかを決めるもととなるものです。
コンセプトが明確になっていないと、商品が売れないネットショップになる確率が高くなるので、あらかじめ明確に決めておきましょう。
またショップ名は、ショップのイメージを作り、長く使い続けるものなので、慎重に決めましょう。
ネットショップで取り扱う商品に関連する名前や、コンセプトから連想できる名前にすると良いでしょう。
2.仕入れ先を決める
ネットショップで利益を伸ばすためには、安い価格で仕入れて高く売るのが理想です。仕入れ先を決める際は、いかに安く仕入れられるかや安定して仕入れるのかを考慮して検討するのがおすすめです。


3.出店するサービスを選ぶ
ネットショップを構築できるサービスは数多くあります。費用や機能などから自分や商品に合ったサービスを選ぶことが大切です。後ほどご紹介する選び方やおすすめのサービス・各特徴などを参考にし、利用サービスを選びましょう。


4.決済方法を決める
決済方法は、サービスによって利用できるものが異なりますが、より多くのお客さまのニーズに対応できるようにできるだけ選択肢を増やしておくのがおすすめです。お客さまが商品を購入する際に、気に入った商品を見つけても希望する決済方法がないと購入をやめる方もいらっしゃいます。
選択肢を広げておくことで、購入機会の損失・離脱率を下げられます。
ネットショップで人気の決済方法には、クレジットカード決済やコンビニ決済、銀行振込、代引き、電子マネーなどがあります。


5.配送方法を決める
ネットショップで売れた商品をお客さまの元へ届ける際にかかる送料も、売上に影響するコストのひとつです。配送サービスは様々な配送業者から提供されているので、複数のサービスを比較して利用する配送方法を選びます。
お客さまによって希望する配送方法が異なるケースもあるので、複数の選択肢を用意しておくと良いでしょう。
6.サイトを設計する
ネットショップ構築は、お客さまが見やすさや商品の探しやすさにこだわることが大切です。デザインやレイアウトを整えたり、必要なページを作成したりして、シンプルで分かりやすいショップページを作りましょう。
7.商品を登録する
販売する商品が手元に用意できたら、商品の宣材写真を撮影・商品説明文の用意・販売価格の決定を行い、ネットショップに各情報を登録していきます。
宣材写真や説明文など、お客さまが主に購入の参考とする部分は、商品の魅力がお客さまに伝わるようしっかりとこだわりましょう。
8.SNSや広告などで宣伝する
ネットショップを出店した当初は、商品やショップの認知度は低いため、まずはSNSや広告を使って宣伝して、お客さまを集客しなければいけません。
商品を購入してもらうためには、数多くのお客さまを自身のネットショップに集める必要があるため、複数の媒体で集客するのがおすすめです。


ネットショップを構築する前に準備するもの


ネットショップを構築する前にあらかじめ用意しておくものとしては、以下のようなものがあります。
- パソコンやスマートフォンなどの通信機器・プリンタ
- カメラ
- 画像編集ソフト・セキュリティソフト
- 梱包資材
購入していただいた商品を届ける際に利用する梱包資材は、商品の種類やサイズに適したものを選びましょう。
ネットショップ構築サービスの選び方


ネットショップ構築サービスは、販売する商品や自分に合ったところを選ぶことが大切です。
サービス選びで失敗しないように注目したいポイントは、以下の5つです。
- 初期費用・ランニングコストがいくらかかるか
- ラインナップやブランドイメージに合っているか
- 機能は充実しているか
- サポート体制が整っているか
- セキュリティ
初期費用・ランニングコストがいくらかかるか
ネットショップの構築・運営をしていくときに抑えておきたいのがコストです。必要な費用は、構築方法や利用するサービスによって違いがありますが、一般的には初期費用や月額費用、販売手数料、決済手数料などがかかります。
また場合によっては、ドメイン取得費用やサーバーレンタル費用、広告費なども必要となるでしょう。
初期費用やランニングコストにかかる費用をあらかじめ理解しておきましょう。
サービスによっては高額になる場合もあります。予算内で収まるかはもちろん、ネットショップを構築してすぐに商品が売れるとは限らないので、ある程度の余裕を残しておくことも大切です。
ネットショップの構築が初めてなら、できるだけコストを抑えられるサービスを選ぶのがおすすめです。
ラインナップやブランドイメージに合っているか
ネットショップ構築サービスを選ぶ際は、扱う商品のラインナップやブランドイメージに合ったサービスを選ぶことが大切です。
例えば、服やアクセサリーといったファッションアイテムを販売するなら、おしゃれで洗練されたデザインを選んだり、写真をきれいに表示したり加工できるサービスを選ぶと良いでしょう。
機能は充実しているか
ネットショップ構築サービスには、ショップの構築・運営に欠かせない基本的な機能だけでなく、独自の機能が用意されるサービスもあります。サービスを選ぶ際は、利用したい機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。
また商品登録が簡単になる機能や受発注の確認や売上管理がしやすくなる機能、アクセス解析ができる機能など、ショップ管理に役立つ機能もあると良いでしょう。
サポート体制が整っているか
ネットショップの構築・運営をしていくと、不明点やトラブルが発生する可能性も考えられます。そんなときにすぐ解決できるように、サポート体制が整っているのかも確認しましょう。
セキュリティ
ネットショップは、多くのお客さまの大切な個人情報を扱うため、セキュリティは必須です。
データを暗号化し通信する「SSL」、なりすましを防止する「3Dセキュア」は、最低限抑えておくと良いでしょう。
ネットショップ構築サービスの種類


ネットショップ構築サービスには、主に以下の5種類があります。
- モール型
- ASP型
- オープンソース型
- パッケージ型
- フルスクラッチ型
それぞれのメリットと注意点をご紹介します。
モール型
メルカリShopsをはじめとしたモール型のネットショップサービスは、ネット上のショッピングモールのように、ひとつのプラットフォームに数多くのショップが出店していることが特徴です。
メリット
モール型はプラットフォーム内にショップを持てるサービスなので、サービス自体の集客力を活かして商品を販売できるのが最大の魅力です。
ショップにまだお客さまが付いていない状態のネットショップ初心者の方でも、ユーザー数が多いプラットフォームを利用すれば、出店後すぐに売上を伸ばせる確率も高いです。
またモール型は、ショップを運営していくうえで必要となる機能は揃っているので、自分で用意する必要がありません。
注意点
モール型はショップページや商品ページなどのデザインを大きく変えられないため、デザインの自由度は高くありません。プラットフォーム内に出店しているすべてのショップで似たようなページしか作れないことは理解しておく必要があります。
また複数のショップが出店しているモール型では、自社と同じ商品や類似商品が販売されているので、価格競争が起きやすい点には注意が必要です。


ASP型
ASP型は、必要なシステムや機能をレンタルして、ネットショップを作成する構築方法です。
メリット
ASP型では独自URLが取得できるため、自社のネットショップを持てるのが魅力です。サービスであらかじめ用意されている中から必要な機能を選んで、ネットショップに導入できます。
注意点
ASP型はネットショップ自体が独立しているため、プラットフォームの知名度を活かして集客をすることはできません。そのため集客に関しては、ゼロから自分でお客さまを集める必要があります。継続的な集客は必須になる点には注意が必要です。
オープンソース型
オープンソース型は、機能やデザインを組み込めるソースコードを利用してネットショップを構築する方法です。
メリット
ネット上で公開されている無料で使えるソースコードが使えるので、ネットショップの構築や運営コストを抑えられます。カスタマイズも自在に行えるため、独自性のあるオリジナリティなネットショップを作成できます。
注意点
ソースコードを使って質の高いネットショップを構築するには、ある程度のスキルが求められます。またセキュリティ面にも気を付ける必要があります。一定以上のコーディングスキルがない場合には不向きと言えます。
パッケージ型
パッケージ型は、必要な機能がパッケージされたソフトウェアを購入してからネットショップを作成する構築方法です。
メリット
パッケージ型は、土台となるページにデザインや機能の中から必要なものを選んで追加することで、オリジナルのネットショップが構築できます。豊富なデザインから選べるため、商品やブランドイメージに合わせやすいのがメリットです。
注意点
レンタルサーバーやURLの用意等、ネットショップ構築に必要なものをすべて個別に用意する必要があります。カスタマイズやバージョンアップなども自分で行う必要があるため、運用にかかる費用や手間がかかる点には注意が必要です。
フルスクラッチ型
フルスクラッチ型は、プログラミングを使って一から自分で作るため、完全オリジナルなネットショップが構築できます。
メリット
プログラミングを使用するため、知識やスキルを持っていれば、自分が好きなようなネットショップが作れるのが魅力です。すべてにおいて完全オリジナルで再現できるため、こだわったネットショップを構築できます。
注意点
フルスクラッチ型は、すべて自分で構築しなければいけないため、プログラミングの高い知識とスキルが必要になります。自分でできない部分はプロに任せることもできますが、高額な費用がかかります。
ネットショップ構築におすすめのモール型サービス4選


ここでは、ネットショップ構築におすすめのモール型サービスを4つご紹介します。
掲載内容は、2023年10月時点での情報になります。
メルカリShops
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料 | ・販売手数料:商品価格の10% ・振込手数料:1回あたり200円 |
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを構築して、商品を販売できるサービスです。
商品を登録して販売開始するだけで数多くのお客さまに商品を見てもらえるので、集客をしなくとも、構築直後から売上を伸ばせる可能性は十分です。
楽天市場
初期費用(税込) | 66,000円 |
月額費用(税込) | ・がんばれ!プラン:21,450円 ・スタンダードプラン:55,000円 ・メガショッププラン:110,000円 |
手数料 | 【システム手数料】 ・がんばれ!プラン:月間売上高の3.5%から7.0% ・スタンダードプラン・メガショッププラン:月間売上高の2.0%から4.5%【システムサービス利用料金】 ・楽天ポイント:1.0% ・モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料:月間売上高の0.1% ・楽天スーパーアフィリエイト:2%から ・R-Messe:3,300円(税込)から 【決済サービス利用料金】 ・楽天ペイ(楽天市場決済)利用料:月間決済高の2.5%から3.5% |
楽天市場は、認知度が高いため優れた集客力を持つ、国内初の最大級のモール型サービスです。
ただし個人名義では利用できない点やコスト面が高額な点、2つの審査があるため出店までに時間がかかる点には注意しなければいけません。


Amazon
初期費用 | 無料 |
月額費用(税込) | ・小口出店:110円/1商品 ・大口出店:5,390円 |
手数料 | ・販売手数料:8%から45% ※ジャンルによって異なる ・返金処理手数料:550円または販売手数料10%のどちらか金額の小さい方 |
Amazonは世界シェアを誇るプラットフォームなので、国内だけでなく海外にも販路を拡大できます。
ただし集客力に優れている分、商品を販売する競合も多いので、商品を売るのは簡単ではない点には注意が必要です。また、Amazon内での広告サービスがあり、広告費を費やしていない場合、ジャンルによってはお客さまへ露出がされにくい点にも注意が必要です。


Yahoo!ショッピング
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料 | ・ストアポイント原資負担:1%から15% ・キャンペーン原資負担:1.5% ・アフィリエイトパートナー報酬原資:1%から50% ・アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30% ・ストア決済サービス:3.0%から4.48%または150円から300円 |
Yahoo!ショッピングは、初期費用や月額費用といった固定コストをかけずにネットショップを構築できるモール型サービスです。決済方法に、キャッシュレス決済サービスのひとつであるPayPayが対応しているのが特徴です。
ただし固定コストがかからない一方で、お客さまに付与されるポイントやアフィリエイト報酬などは出店者側での負担となります。手数料の計算が少し複雑な部分にも注意が必要です。


ネットショップ構築におすすめのASP型サービス10選


続いて、ネットショップ構築におすすめのASP型サービスをご紹介します。
掲載内容は、2023年10月時点での情報になります。
BASE
初期費用 | 無料 |
月額費用 | ・スタンダードプラン:無料 ・グロースプラン:5,980円 |
手数料 | ・スタンダードプラン: 決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3% ※Amazon payとPay Palは、決済手数料4.6%+40円 ・グロースプラン: 決済手数料2.9%+サービス利用料 無料 ※Amazon payとPay Palは、決済手数料3.9% ・振込手数料:250円 ・事務手数料:2万円未満 500円/2万円以上 無料 |
BASEは無料プランと有料プランの2種類から選べ、無料プランなら商品が売れるまでは一切の費用がかからないため、気軽にネットショップを始められます。
ただし無料プランの場合、固定費がかからないものの、1つの商品が売れると決済手数料とサービス利用料を合わせた6.6%+40円のコストが都度かかる点には注意が必要です。


STORES
初期費用 | 無料 |
月額費用(税込) | ・フリープラン:無料 ・スタンダードプラン:2,980円 |
手数料 | ・フリープラン:決済手数料5% ・スタンダードプラン:決済手数料3.6% ※Amazon Pay は決済手数料3.9% ・振込手数料:275円 |
STORESでは、無料で使える48種類という豊富なショップデザインが用意されています。コストをかけずにおしゃれなネットショップが構築できるのが特徴です。
ただし、無料プランと有料プランともに、決済手数料がかかる仕組みになっているため、商品が売れるほど運営コストがかかる点には注意が必要です。


MakeShop
初期費用(税込) | ・プレミアムプラン:11,000円 ・makeshopエンタープライズ:110,000円から |
登録料(税込) | ・プレミアムプラン:12,100円 ・makeshopエンタープライズ:60,500円から |
手数料(税込) | ・販売手数料:無料 |
MakeShopは、豊富な機能とカスタマイズの自由度の高さが魅力です。無料体験中から出店後までトータルでプロによる手厚いサポートを受けられます。BtоCはもちろん、BtоB販売や越境ECなどにも対応しています。
ただし無料プランの提供はなく、有料プランの2種類のみしか選べない点・初期費用にコストがかかる点には注意が必要です。
ショップサーブ
初期費用(税込) | ・開通料:33,000円 |
登録料(税込) | ・プラン3S:42,900円 ・プラン3G:86,900円 ・プラン3P:174,900円 |
手数料(税込) | – |
ショップサーブは、優れた高速性や安定性を提供するネットショップ構築サービスです。高速かつ安定したインターネット回線の通信が整っているので、快適な環境で買い物を楽しんでいただけます。
ただし初期費用と月額費用が高めで、それとは別に決済手数料がかかるため、運営コストが高額になる傾向があるので注意が必要です。
カラーミーショップ
初期費用(税込) | ・フリープラン:無料 ・レギュラー・ラージ:3,300円 ・プレミアム:22,000円 |
月額費用(税込) | ・フリープラン:無料 ・レギュラー:4,950円・ラージ:9,595円 ・プレミアム:39,600円 |
手数料 | ・フリープラン:決済手数料6.6%+33円 ・レギュラー・ラージ:決済手数料4.0%から ・プレミアム:決済手数料3.14%から |
カラーミーショップは、豊富なデザインテンプレートから好きなものを選んで、理想のネットショップを構築できるサービスです。HTML・CSSによる自由度の高いカスタマイズ性で、ショップイメージに合った世界観を持ったネットショップを作成可能です。
ただし完全無料で利用できるデザイン数は少ないため、おしゃれなデザインを使いたい場合は費用がかかります。
Shopify
初期費用(税込) | 無料 |
登録料(税込) | ・ベーシック:33ドル(約4,940円) ・スタンダード:92ドル(約13,773円) ・プレミアム:399ドル(約59,734円) |
手数料(税込) | ・ベーシック:決済手数料3.4% ・スタンダード:決済手数料3.3% ・プレミアム:決済手数料3.25% |
Shopifyは、海外発のサービスで越境ECに対応したネットショップを構築できます。世界のお客さまに向けて、販路拡大することもできるサービスです。
ただし一部のページや拡張アプリは日本語に対応していない点には注意が必要です。日本語のみでも利用できますが、快適に利用する上ではある程度の英語読解力が必要です。
futureshop
初期費用(税込) | ・futureshop 50:24,200円から ・futureshop omni-channel:827,200円から ・futureshop 500:24,200円から |
登録料(税込) | ・futureshop 50:24,200円から ・futureshop omni-channel:167,200円から ・futureshop 500:28,600円から |
手数料(税込) | – |
futureshopは、実店舗とネットショップを連携する際にも便利なサービスです。ネットショップ構築や運営に必要な機能が豊富に用意されています。
またクーポン発行機能やプロモーション連携機能、Google・Instagramショッピング機能など、集客プロモーションも充実しています。
ただし、初期費用・月額料金ともに高額な傾向にあるため、コスト面に注意が必要です。
おちゃのこネット
初期費用(税込) | 無料 |
登録料(税込) | ・スタートアッププラン:無料 ・ベーシックプラン:3,300円 ・アドバンスドプラン:11,000円 |
手数料 | ・スタートアッププラン:決済手数料6.6% ・ベーシックプラン・アドバンスドプラン:決済手数料3.5%から |
おちゃのこネットは、無料プランが用意されているため、すぐにでもネットショップ構築ができるサービスです。テンプレートからショップデザインを選べ、手軽に商品やブランドイメージに合わせたネットショップが作成できます。
無料プランでは、登録商品数やメルマガ配信数、テンプレート数、フリーページ数が他のプランに比べて少なく、使える機能も限られている点には気を付けなければいけません。
Square オンラインビジネス
初期費用(税込) | 無料 |
登録料(税込) | ・フリー:無料 ・プラス:3,375円 ・プレミアム:9,180円 |
手数料(税込) | ・フリー・プラス:決済手数料3.6% ・プレミアム:決済手数料3.3% |
Square オンラインビジネスは、実店舗とオンライン販売を連携して、ひとつのシステムで管理できるサービスです。モバイルやSNSなど様々な販路があっても、在庫状態をリアルタイムで把握できます。
ただし、デザインテンプレートの用意がなく、ゼロの状態から全て自分でデザインする必要があり、ある程度のスキルが必要とされる点には注意が必要です。
らくうるカート
初期費用(税込) | ・ライトプラン:3,300円 ・レギュラープラン:5,500円 ・アドバンスプラン:11,000円 |
登録料(税込) | ・ライトプラン:3,960円/年(月当たり330円) ・レギュラープラン:39,600円/年(月当たり3,300円) ・アドバンスプラン:171,600円/年(月当たり14,300円) |
手数料(税込) | ・ライトプラン:利用手数料1.1% ・レギュラープラン・アドバンスプラン:利用手数料 無料 ・振込事務手数料:110円から605円 |
らくうるカートは、クロネコヤマトが提供するASP型サービスです。スマホひとつでもショップ構築や運営ができるだけでなく、1つの管理画面で販売や決済、配送などの機能をまとめて運用できるのが特徴です。
ただし無料プランはなく、すべて初期費用と登録料がかかるため、コストが嵩む点には注意が必要です。
ネットショップ構築おすすめのオープンソース型サービス


ここでは、法人におすすめのオープンソース型サービスをご紹介します。
掲載内容は、2023年10月時点での情報になります。
EC-CUBE
初期費用(税込) | 無料 |
登録料(税込) | 要問合せ |
手数料(税込) | 要問合せ |
EC-CUBEは、高いカスタマイズ性と独自のデータ資産を活用して、本格的なネットショップを構築できます。ダウンロード版は無料で利用できるにも関わず、機能やデザインなど自由にカスタマイズできるため、理想のネットショップを作成できるのが魅力です。
ただし決済サービスは、別で見つけて用意する必要がある点には注意が必要です。
Welcart
初期費用(税込) | 無料 |
登録料(税込) | 無料 |
手数料(税込) | 11,000円から |
Welcartは、SEОに強いWordPress内でプラグインを追加するだけで、ネットショップが作れるオープンソース型サービスです。プラグイン利用料は0円なので、コストを抑えて導入できます。
月間ページビュー数などによって決められた月額料金が必要になる点に注意が必要です。
ネットショップを成功させるためのコツ


ネットショップを成功させるためのコツは、以下の3つです。
- 目標を明確に決めておく
- 競合ショップとの差別化を意識する
- 集客を強化する
目標を明確に決めておく
ネットショップを成功させるためには、目標を明確にしておくことが大切です。
ショップのコンセプトやターゲット、将来的に狙いたいショップの規模、目指す売上など、できるだけ詳細に決めておくのがおすすめです。
あらかじめネットショップの構築・運営の軸となる目標を決めておけば、迷ったときや改善するときに軌道修正がしやすくなります。
競合ショップとの差別化を意識する
ネットショップを成功させるためには、競合ショップに負けないように自社にしかない強みを持つことが大切です。他にはない強みや独自の体験を提供できれば、お客さまに選んでもらえる確率がより高くなります。
他社商品よりも価格を下げたり、オリジナル商品を作ったり、送料無料にしたりと、他社が行っていないことを行えば差別化を図れます。
集客を強化する
ネットショップを構築したら、より多くのお客さまに商品やショップのことを知ってもらい、サイトに来てもらうためにも、集客を強化しましょう。
集客方法は複数ありますが、その中でもぜひ取り入れたいのはSNS運用とWeb広告、SEОの強化、ブログ運用です。
SNS運用
SNS運用は集客活動の中で、最もお客さまとコミュニケーションを取りやすい方法です。SNSにショップアカウントを作って、そこで新商品の紹介やキャンペーンの情報などを発信すれば、購入を促進できます。
また商品説明文では紹介できない、商品の魅力やショップのこだわりを投稿することも効果的です。
Web広告
Web広告と言っても種類が複数ありますが、特におすすめなのはSNS広告とリスティング広告です。
SNS広告とは、SNSに広告を出せる方法です。広告を表示させたいお客さまを絞り込めるため、狙っているターゲット層に限定して宣伝できるので効果的にアプローチできます。
SNSによって、強みや特徴が異なるので、ターゲット層に合ったものを選びましょう。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索画面上に広告を出せる方法です。検索したキーワードを設定できるので、興味のあるお客さまにアプローチしやすいのがメリットです。
SEOの強化
SEОとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、検索結果の上位表示を狙う施策のことです。商品を届けたいターゲット層のお客さまがよく検索しそうなキーワードを、商品名や商品説明文に含めて検索上位を狙いましょう。
ただしSEОは、検索結果で上位表示させるのにテクニックが求められるうえに、効果を得るまでに時間がかかることは覚えておきましょう。
ブログ運用
商品の魅力を伝える記事やショップのこだわり・強み、ターゲット層の悩みを解決できる記事などをブログで運用することも集客手段のひとつです。
悩みを解決できるお役立ち情報などを発信することで、SEOへも影響し、検索エンジンからの流入でより多くのお客さまをショップに呼び込むことが期待できます。
またブログは、多くの方の興味を惹く記事を作れれば、SNSでの拡散も期待できます。
ネットショップを構築するなら集客力に優れたメルカリShopsがおすすめ!


ネットショップ構築サービスで最もおすすめしたいのは、メルカリShopsです。
フリマアプリ「メルカリ」市場で商品が販売できるため集客に強い
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを持てるモール型のネットショップ構築サービスです。商品の販売開始と同時にフリマアプリ「メルカリ」上に掲載されるため、月間2,200万人以上のお客さまへ向け商品をアピールできます。
数多くのお客さまに見られる確率が上がるので、集客なしでも大きく売上を伸ばすことも十分に狙えます。
「タイムセール」や「特集」などで露出を増やせる
タイムセール機能や特集は、新規顧客の獲得に役立つ機能です。
商品単位でセールを開催できるタイムセール機能を活用すると、お客さまにお得な情報をお届けできます。タイムセール実施中は一覧ページに掲載されるため、これまでつながれていないお客さまにも見つけてもらいやすくなります。
また決められたテーマからピックアップした商品を紹介する特集は、自分からエントリーできるようになりました。特集に選ばれると、目立つ場所に掲載されるため、より多くのお客さまからの注目を集められます。
「いいね!」や「フォロー」で販売促進ができる
メルカリShopsでは、「いいね!」やフォローをしてくれたお客さまに向けて、通知機能を通して自動で通知を送れる仕様が搭載されています。
新商品の販売開始時や値下げ時、セール開催時など、お知らせを届けたいタイミングで新着情報のメッセージを送れます。商品やショップに関心を持っているお客さまにダイレクトにアプローチできるため、購入機会を逃しにくいのが魅力です。
商品数が多くてもCSVを利用すれば効率的に管理できる
メルカリShopsでは、商品登録時にCSVファイルを利用すれば、複数の商品を一括で登録できます。最大1,000個までの商品をまとめて登録できるため、商品登録にかかる手間と時間を削減可能です。
またCSVファイルではサイズやカラー、在庫数も管理できるので、在庫と照らし合わせやすく、在庫管理が楽になるのも嬉しいポイントです。
商品が探しやすいショップページをかんたんに作れる
メルカリShopsでは、ショップデザイン編集機能を使えば、見やすく商品が探しやすいショップページをかんたんに作れます。
ジャンルやカテゴリー別に商品を分類してグループ化して、見出しを付ければ、お客さまに商品を見つけてもらいやすくなります。見出しにタイトルを付けたり、ショップページの上位に表示させたりして、売り出したい商品を目立たせることもできます。
スタッフアカウントを作れば複数人での運営ができる
メルカリShopsでは、オーナーアカウント以外にも、必要な数のスタッフアカウントが作成できるため、ひとつのショップを複数人での運営ができます。それぞれのアカウントからショップの管理画面にアクセスして操作ができるのが特徴です。
チームでひとつのショップを運営する場合も、個別の業務を同時進行で進められるので、ネットショップ運営の効率化が図れます。
固定費が不要なのでコストを抑えて開設・運営ができる
メルカリShopsでは、初期費用や月額料金がかからないため、コストをかけずにネットショップの構築ができます。
販売手数料と振込手数料の2点は必要になりますが、これは商品が売れた後に発生するコストです。商品が売れるまでは一切の費用がかからないため、ネットショップ構築後も低コストで維持できます。
全国一律送料の「らくらくメルカリ便」で配送コストを抑えられる
メルカリShopsで売れた商品をお客さまの元へ発送する際、「らくらくメルカリ便」が利用できます。送料はサイズ別で全国一律なので、送り先がどこであっても送料は変わりません。
地域別の料金でない分、配送コストを抑えて全国のお客さまへ商品を届けられます。また宛名書き不要の匿名配送、保障・追跡サービスに対応しているので、手軽かつあんしんに利用できます。
サポートコンテンツが充実しているためあんしんしてショップ運営ができる
メルカリShopsでネットショップを構築する際に困りごとが発生した場合は、「メルカリShopsガイド」を確認することで解決できます。
メルカリShopsガイドでは、開設申し込みから構築まではもちろん、ネットショップ運営を進めていくうえで発生しがちなよくある質問と回答をまとめています。
基本的なことはほぼ対応していて、検索機能も搭載されているので、困りごとの解決法をすぐに探し出すことが可能です。
メルカリShopsに出店してネットショップを構築しよう


ネットショップを構築できるサービスは数多くあるため、自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。
集客に不安があるなら、フリマアプリ「メルカリ」の集客力を活かして商品を販売できるメルカリShopsを活用するのがおすすめです。メルカリShopsなら、出店者に便利な機能やサービスが充実しているので、ネットショップ初心者でもあんしんして始められます。
これからネットショップを構築して、商品の販売を始めるなら、ぜひメルカリShopsを検討してみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド


- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
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法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
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