不要なアイテムを手軽に処分できることから、世代を問わず人気のフリマアプリ「メルカリ」。しかし一方で、「メルカリはめんどくさい!」という意見も耳にします。この記事では、なぜメルカリがめんどくさいといわれているのか、どうすれば解決できるのかご紹介します。
メルカリがめんどくさいと感じる理由って?
主婦から学生まで、幅広い世代に利用されているフリマアプリ「メルカリ」。
おうちで眠っている不要なアイテムを、ちょっとしたお小遣いを得つつ簡単に処分できる便利なアプリです。
しかし、メルカリの評判を調べてみると、特に出品に関して「めんどくさい!」「めんどくさいから使う機会が減った…」という意見も少なくありません。
まずは、なぜメルカリの出品がめんどくさいといわれているのか、めんどくさいと感じがちな以下の4つのシーンから理由を見ていきましょう。
- 商品説明や商品画像の用意
- 購入希望者とのやり取り
- 梱包・発送
- 取引中・取引後のクレーム
商品説明や商品画像の用意がめんどくさい
メルカリでの出品にあたって、最初にめんどくさいと感じやすいのが、商品説明と商品画像の作成です。
アイテムを上手に売るためには、魅力的に見える商品説明や商品画像が欠かせません。
しかし、わかりやすく素敵な文章を考えたり、色合いや明るさを意識した見栄えの良い商品画像を撮影したり、と一つひとつの作業を真剣にこなせばどうしても時間がかかります。
特に初心者の間には、「記載が抜けている情報はないか…」「これで綺麗な画像に見えるかな…」と不安になることもしばしば。
結果として「色々と気を使うし、時間もかかるしめんどくさい!」と感じてしまうケースも多いようです。
購入希望者とのやり取りがめんどくさい
出品後にめんどくさいと感じやすいのが、購入希望者とのやり取りです。
「〇〇円に値下げしてもらえませんか?」
「(出品内容に含まれていない)あのアイテムも付けてもらえませんか?」
といった購入希望者からの声に対して、一つひとつ対応していく手間がかかります。ときには商品説明を読めばわかる内容を尋ねられ、不要な時間がかかってしまうケースも。
出品に慣れてさえしまえば、やり取りもある程度システマチックに対応できるようになり、めんどくささも自然と軽減されます。
しかし最初のうちは、「要望に応えた方が良いのかな…」と迷ってしまう場合もあるでしょう。
梱包・発送がめんどくさい
無事に購入された後にめんどくさいと感じやすいのが、梱包と発送です。
ここまではスマートフォンやパソコンを使って完結する作業ですが、梱包と発送は物理的な行動が求められます。
- どのような資材を使うのか
- どのように梱包するのか
- どの業者に依頼して送るのか
といった無事にアイテムを相手に届けるためのポイントを考えて行動する必要があり、慣れないうちは「めんどくさいし手間がかかる……」と感じてしまいやすいです。
取引中・取引後のクレームがめんどくさい
そのほか、取引中や取引後にクレームを受けてしまった場合にも、めんどくさいと感じやすいです。
「送られてきた商品が壊れていた!」
「発送連絡を受けたけれど、商品がこちらに届いていない」
「自分のイメージと違ったので返品したい」
「やっぱり欲しくなくなったのでキャンセルしてください」
上記のようなクレームを受けた場合、初心者の間は対応すべきかどうかの判断も付かず、ストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
本来であれば応じる必要のない無理難題を受け入れてしまい、「こんなにめんどくさいなら、次はメルカリを使うのを辞めよう……」とめんどうになってしまう方も少なくありません。
メルカリのめんどくささを解決する3つの方法
このように、メルカリをめんどくさいと感じる瞬間はたくさん存在します。結果、メルカリがめんどくさいという評判にも繋がってしまうのかもしれません。
しかし実は、上記のめんどくささのほとんどは工夫次第で大きく軽減できるものです。具体的には、以下の3つの方法が解決策となりえます。
- バーコード出品の活用
- 梱包資材の一括準備
- メルカリの使い方の熟知
バーコード出品を活用する
商品説明の作成など、出品に関するめんどくささを軽減してくれるのが「バーコード出品」です。
バーコード出品は、メルカリ公式が用意している便利機能。
アイテムのバーコードを読み取るだけで、AIがカテゴリーや商品名、簡単な商品説明と売れやすい価格を自動入力してくれる嬉しいシステムです。
そのまま出品するのはもちろん、自動入力された内容は自分で細かく調整できるため、自分好みの商品説明を作る叩き台のようにも活用可能。めんどくさいと感じる間もなく出品できるようになります。
現時点では、利用できるのは一部のカテゴリーのアイテム(本や音楽、コスメなど)に限られていますが、ぜひ活用してみてください。
梱包資材をまとめて用意しておく
梱包・発送のめんどくささを減らすために、梱包資材をまとめて用意しておくのもおすすめです。
アイテムが売れるたびに、「どのダンボールに入れようか…」と毎回悩んでいては、どうしてもめんどくさく感じてしまいます。
梱包用の資材をあらかじめまとめ買いしたり、不要なダンボールの保管場所を作っておいたりと、悩まずに梱包できるよう工夫すると◎。
また、「近所のあの宅配業者の集荷を使おう」といったように、自分がメインとして使う発送用の業者も決めておくと、さらにスムーズにアイテムを送れるようになるでしょう。
メルカリの使い方・常識を事前にマスターする
メルカリの使い方や常識について、事前に理解しておくことも大切です。
上述のめんどくさいと感じる原因でご紹介したように、めんどくさいと感じる理由の多くは、「こういうときどうしよう…」と知識不足で悩むことにあります。
メルカリの使い方や常識をマスターしておけば、めんどくさいと感じる心配も最小限。
トラブルがあったときにも、自分に落ち度があるのか、相手が無茶を言っているのか理解しておくとスムーズに対応できます。
- どのような商品説明や梱包を用意すれば、購入者に喜んでもらえるのか
- 出品者側の責任となるクレームには、どのようなものがあるのか
といったポイントを理解しておきましょう。
まとめ
めんどくさいといわれているメルカリも、バーコード出品を活用したり、梱包資材を事前に用意したりするなどの工夫により、めんどくさくない形で活用できます。
また、メルカリのめんどくささの多くは、知識不足による不安から起こるものです。
何かわからないことがあれば、下記のメルカリガイドが参考になりますので、ぜひご活用ください。