壊れている、使えないなどで手元に残ってしまったジャンク品。実はメルカリなら高く売れる可能性があります。この記事では、メルカリでのジャンク品の売り方と注意点を解説します。トラブルやクレームを未然に防ぎながら正しく出品しましょう。
なぜジャンク品はメルカリで需要がある?
メルカリでは、壊れている・動かないなど、いわゆる「ジャンク品」の販売ができます。
むしろ、ジャンク品を求めるユーザーも少なくありません。
たとえば、家電のパーツを紛失してしまったけれど、まるごと買い替えるのはもったいない……そんなときにジャンク品のパーツを使えば、修理できます。
このように、修理やジャンク品のパーツ目的で、壊れているものでも買いたいユーザーの需要があるのです。
また、ジャンク品は、壊れていないものと比べて、相場が手頃であるのも魅力です。
商品をなるべく安く入手したいユーザーにも需要があります。
メルカリでのジャンク品の売り方
メルカリでジャンク品をなるべく高く売るためには、いくつかのコツが必要です。
これからジャンク品を出品しようとしている方は、ぜひこの記事でコツを押さえておきましょう。
商品説明欄に「ジャンク品である」と記載する
ジャンク品を売るうえで最も大切なのが、ジャンク品であることを記載することです。
ジャンク品であることを隠したまま出品するのは、メルカリの禁止事項に該当するため、絶対にやめましょう。また、購入者とのトラブルに発展する可能性もあります。
ベストなのは、商品名と商品説明欄の両方に「ジャンク品」「訳アリ」「壊れています」などと記載することです。そうすると、購入者は一目でジャンク品だと認識できます。
壊れている部分を撮影して登録する
壊れている箇所が目に見える場合は、その部分をきれいに撮影して、商品写真に登録するのも良いでしょう。
ジャンク品の詳しい写真があれば、どのくらい壊れているのか、どこがどう壊れているのかが分かりやすくなり、買い手が付きやすくなるかもしれません。
動かなかったり、電源がつかないなど、目に見えない部分が壊れている場合は、商品説明欄に詳しく記載しましょう。
どのくらいから動かないのか、電源はまったく入らないのかなど、なるべく詳しく書くことで、商品をイメージしやすくなります。
ジャンク品と踏まえたうえで価格設定をする
壊れているジャンク品と、問題なく動く新品の商品では、売れる価格がまったく違います。
同じ商品で新品のものが高値で売れているからといって、同じ価格設定をすると、売れにくくなる可能性が非常に高くなります。
まずは、メルカリの検索欄から商品名を検索し、市場調査をしましょう。
そのうえで、同じ商品の中古品よりも、少し安い値段で出品すると、売れやすくなるかもしれません。
このとき注意したいのが、販売手数料と送料です。きちんと利益が出るように計算したうえで、売りたいジャンク品に見合った価格設定をしましょう。
メルカリでジャンク品を梱包・発送するやり方
メルカリでジャンク品が売れたら、いよいよ梱包と発送です。
ジャンク品によって適した梱包方法は異なりますが、ここでは、液晶の割れたノートパソコンを例として、上手な梱包と発送のやり方をご紹介します。
ジャンク品の梱包方法
すでに壊れているジャンク品は、これ以上壊れないように通常よりもていねいに梱包しなければいけません。
以下の資材を用意して、きちんと梱包しましょう。
- ダンボール箱
- ビニール袋
- 緩衝材(エアキャップ、新聞紙など)
- ガムテープや養生テープ
ダンボール箱とビニール袋は、売りたいノートパソコンに合ったものを選びましょう。
大きめなダンボール箱を選んだ場合、輸送中に商品にダメージがかかる恐れがあります。
- 1.ノートパソコン全体を緩衝材で包む
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マウス・ケーブル類などがある場合は取り外しておき、単体で包みましょう。まとめて包んでしまうと、接続端子などが破損する可能性があります。
- 2.緩衝材に包んだ本体や付属品をビニール袋に入れて密閉する
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これは水濡れ防止のためです。
- 3.ダンボール箱に本体・付属品を入れる
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このとき、箱の底面・側面にも緩衝材を詰めておきましょう。輸送時の衝撃で本体が破損するリスクを軽減できます。
- 4.ガムテープ・養生テープなどでしっかり閉じる
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輸送時にダンボール箱が開かないように、しっかりと閉じておきましょう。また、「水濡れ厳禁」「割れ物注意」など、注意書きをしておくのも大切です。ジャンク品はデリケートなため、輸送時に万が一の破損がないように、しっかりと注意書きをしましょう。
ジャンク品の発送方法
ジャンク品の発送で最もおすすめなのは、らくらくメルカリ便、もしくはゆうゆうメルカリ便です。
どちらも匿名配送・追跡・補償に対応しており、はじめてでも安心して取引できます。
梱包や発送に不安がある方や、テレビやデスクトップパソコンなど、大きなジャンク品を送る場合には、「梱包・発送たのメル便」も便利です。
梱包・発送たのメル便は、梱包から発送までをプロにお任せできるサービスのこと。らくらく・ゆうゆうメルカリ便と同じく、匿名配送・追跡・補償にも対応しています。
売りたいジャンク品に合わせて、最適な発送方法を選びましょう。
メルカリにジャンク品を出品するときの注意点
メルカリにジャンク品を出品する際、やってはいけないことがいくつかあります。
トラブルに発展しないよう、ジャンク品を売る際の注意点を学んでおきましょう。
返品不可と記載しない
出品する際に、「返品不可」や「ノークレーム」「ノーリターン」などと記載してはいけません。メルカリでは、「返品に応じない」と記載することは、禁止行為にあたります。
もし、メルカリ事務局が禁止行為に該当すると判断した場合、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置が取られる可能性があります。
嘘の情報を記載しない
なるべく高く売りたいからといって、壊れているのに壊れていないなど、嘘の情報を記載するのは絶対にやめましょう。
メルカリでは、取引時のトラブルの原因になるため、嘘の情報や誤解を招くような出品を禁止しています。
どのようなものが違反にあたるかは、以下になります。
- 虚偽の商品説明
- 虚偽のブランド設定・カテゴリ設定・商品状態設定
- その他、事務局が不適切と判断したもの
ジャンク品でもメルカリなら売れるかも!
壊れている・動かないなどのジャンク品でも、メルカリなら思わぬ高値で売れるかもしれません。
ぜひ一度メルカリに出品してみてください。