メルカリでは、商品の厚さが3センチを超えると送料が上がる場合もあり、どの配送方法を選べば良いか迷う方もいるでしょう。この記事では、メルカリで厚さ3センチ以上の商品を安く送れる方法や、状況別におすすめの配送方法をご紹介します。
【一覧】メルカリで厚さ3センチ以上の商品を発送できる方法
メルカリで厚さ3センチ以上の商品を発送できる方法は、主に以下の6つです。
- 定形外郵便 [規格外]
- レターパックプラス
- 宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)
- ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)
- 宅急便(らくらくメルカリ便)
- ゆうパック(ゆうゆうメルカリ便)
それぞれの送料と対応サイズを詳しく解説します。
定形外郵便 [規格外]
3辺合計に制限があるだけで、厚さに制限はないため、3センチ以上の商品も発送できます。重さによって送料が変わるのが特徴です。
対応サイズ | 3辺合計90センチ以内 ※長辺は60センチ以内 |
送料 | 50グラム以内:200円 100グラム以内:220円 150グラム以内:300円 250グラム以内:350円 500グラム以内:510円 1kg以内:710円 2kg以内:1,040円 4kg以内:1,350円 |
レターパックプラス
郵便局などで購入できる専用封筒が必要です。A4サイズ以内であれば、厚さ3センチを超えても問題ありません。
対応サイズ | A4サイズ(専用封筒) 重さ:4キロ以内 |
送料 | 520円 |
宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)
厚さ5センチまで送れます。コンビニなどで専用箱の購入が必要です。
対応サイズ | 【薄型専用BOX】 縦24.8センチ × 横34センチ (収納時の厚さは外寸5cmまで) 【専用BOX】 縦20センチ × 横25センチ × 厚さ5センチ ※どちらも重さの制限なし |
送料 | 520円(送料450円+箱代70円) |
ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)
宅急便コンパクトよりも小さいサイズですが、厚さは7センチまで対応しています。郵便局などで専用箱の購入が必要です。
対応サイズ | 縦17センチ × 横24センチ × 厚さ7センチ 重さ:2キロ以内 |
送料 | 520円(送料455円+箱代65円) |
宅急便(らくらくメルカリ便)
サイズ別の全国一律送料です。60~160サイズまで対応しています。
対応サイズ | 3辺合計160cm以内 |
送料 | 60サイズ(2キロ以内):750円 80サイズ(5キロ以内):850円 100サイズ(10キロ内):1,050円 120サイズ(15キロ内):1,200円 140サイズ(20キロ内):1,450円 160サイズ(25キロ内):1,700円 |
ゆうパック(ゆうゆうメルカリ便)
サイズ別の全国一律送料です。60~170サイズの商品を送ることができ、重さは25キロまで対応しています。
対応サイズ | 3辺合計170cm以内 |
送料 | 60サイズ(25キロ以内):770円 80サイズ(25キロ以内):870円 100サイズ(25キロ以内):1,070円 120サイズ(25キロ以内):1,200円 140サイズ(25キロ以内):1,450円 160サイズ(25キロ以内):1,700円 170サイズ(25キロ以内):1,900円 |
こんなときはこの配送方法がおすすめ!
メルカリで厚さ3センチ以上の商品を送る際に、どの配送方法がおすすめかは、何を優先したいか、どんな商品を送るのかによって異なります。
ここでは状況別におすすめの発送方法をご紹介します。
とにかく安く送りたい
250グラム以内なら「定形外郵便 (規格外)」、250グラムを超えるなら「宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)」か「ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)」がおすすめです。
定形外郵便 (規格外)は、250グラム以下の場合、350円以内で発送が可能です。それより重くなると最低でも510円かかり、これは他の配送方法と比べると割高です。
宅急便コンパクトまたはゆうパケットプラスなら、250グラムを超えても箱代込みで送料520円。追跡や補償サービスなどが付くため、定形外郵便よりコスパが良いと言えます。
軽い商品のとき
軽い商品には、「定形外郵便 (規格外)」がおすすめです。重さによって送料が決まるため、軽いほど送料を抑えられます。
250グラムを超えると、同程度の料金でも他の配送方法の方がサービスが充実してくるため、250グラム以内の商品であれば定形外郵便がおすすめです。
ただし、定形外郵便は追跡や補償サービスがないため、高額な商品には向いていません。
追跡・補償サービスをつけたい
高額な商品や壊れやすい商品で、万が一の配送トラブルが心配というときは、商品が今どこにあるか確認できる追跡サービスと、配送トラブル時に補償が受けられる補償サービスが付いている配送方法を選ぶのがおすすめです。
追跡・補償サービスが付くもので、安く抑えられるのは「宅急便コンパクト(「らくらくメルカリ便」)」と「ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)」です。
また、「レターパックプラス」もA4サイズ程度の商品におすすめです。レターパックプラスには補償サービスがついていないものの、追跡サービスは受けられます。
A4サイズよりも大きい場合は、「宅急便(らくらくメルカリ便)」または「ゆうパック(ゆうゆうメルカリ便)」がおすすめです。メルカリ便なので、追跡・補償サービスだけでなく、匿名配送もでき、サービス内容が充実しています。
簡単に手間なく送りたい
できるだけ手間なく発送したい人には、「レターパックプラス」またはメルカリ便が使える配送方法がおすすめです。
レターパックプラスはあらかじめ専用封筒を郵便局などで購入しておけば、ポストあるいは郵便局窓口に出すだけで簡単に発送ができます。発送の際に送料の支払いや、配送コードの提示などが必要なく、封筒を渡すだけで良いのが嬉しいところです。
宅急便コンパクトやゆうパケットプラスなど、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便を使える配送方法も、宛名書きが不要なので手間なく発送できます。商品が売れたら、梱包した商品をコンビニなどへ持参し、配送コードを見せるだけで発送できるので簡単です。
商品の厚さを減らすコツ
厚さ3センチ以上の商品の送料を抑えるには、できるだけ適した配送方法を選ぶ以外にも、梱包を工夫して厚さ自体を減らして対処することもできます。
ここでは厚さを減らせる梱包術について解説します。
衣類は圧縮する
衣類などは圧縮袋に入れることで、かなりコンパクトにできます。厚手のセーターでも、厚さ3センチ以内に抑えられる場合もあります。
圧縮袋は、メルカリの梱包資材としてもご用意しています。メルカリの圧縮袋は、掃除機要らずで手で巻くだけで簡単に圧縮可能です。コンビニやアプリ内にあるメルカリストアから購入することができます。
圧縮する際の注意点は、衣類の素材です。綿や麻、ダウンはシワができやすいため、圧縮には向いていません。
また、圧縮袋を使って梱包する際は、出品時に商品説明に記載しておくことをおすすめします。圧縮を好まない方もいるため、トラブルにならないようあらかじめ伝えておくことが大切です。
必要以上に緩衝材を巻かない
緩衝材を必要以上に巻きつけて、厚みが増していることもあります。防水対策や外からの衝撃に耐える基本的な梱包は必ず行ったうえで、過剰に緩衝材を巻き付けるのは避けましょう。
ただし、壊れやすいものなどは丁寧に梱包することが大切です。送料を抑えるよりも、まずは商品を破損しないように届けることが重要なので、壊れやすい商品の場合は安全に梱包することを優先しましょう。
最適な配送方法を選んで気持ち良く商品を届けよう
メルカリで厚さ3センチ以上の商品を送るには、定形外郵便やレターパックプラス、メルカリ便を使った配送方法などがあります。料金体系や、補償が付くかどうかに注目すると、選びやすくなります。
商品に適した配送方法を選び、購入者へ気持ち良く商品を届けましょう。