メルカリで売れた商品を購入者に安全に届けるため、考えなければいけないのが防水対策です。この記事では、アイテム別の防水対策から梱包資材までを幅広く解説しています。
アイテム別の防水対策
メルカリの取引において、商品の防水対策は大切な手順です。しっかり防水対策を行うためには、商品に合ったやり方で梱包する必要があります。
ここではアイテム別に、防水対策ができる適切な梱包方法をご紹介します。
カード類
トレーディングカードやポストカードなどは、以下のように梱包します。
- スリーブやビニール袋にカードを入れる
- 折れ防止のために2枚の厚紙で挟み、ふちをテープで留める
- チャック付きのビニール袋に入れる
- クッション付き封筒などに入れて完成
折れ対策をした後に、チャック付きのビニール袋に入れて、水濡れと飛び出しを防止します。
スマホ・パソコン・精密機器
スマートフォンやノートパソコン、タブレットなどの精密機器は、以下のように梱包します。
- 商品をエアキャップなどの緩衝材で包む
- コードなどの付属品がある場合は、それぞれ個別に緩衝材で包む
- 商品をビニール袋に入れて密閉する
- 商品をダンボールに入れる
- すき間に丸めた新聞紙などの緩衝材を詰めて封をしたら完成
商品をビニール袋に入れる場合は、チャック付きのものを使うか、開封口を覆うようにしっかりとテープで固定して、水が入り込まないようにしましょう。
外装は、封筒よりも強度の高いダンボールがおすすめです。輸送中の衝撃で破損しないよう、すき間に緩衝材を敷き詰めて、箱の中で商品を固定することが大切です。
本・マンガ
文庫本や漫画本は、以下のように梱包します。
- 商品をビニール袋で包む
- エアキャップなどの緩衝材で全体を包む
- 封筒やダンボールに入れる
- ダンボールの場合はすき間に緩衝材を詰めて完成
最初にビニール袋に商品を入れて、水濡れをしっかり防ぎましょう。
セット売りなどで巻数が多い場合は、頑丈なダンボールでの梱包がおすすめです。
洋服
Tシャツやセーターなどの洋服は、以下のように梱包します。
- 洋服をきれいに折りたたむ
- OPP袋やビニール袋、または圧縮袋に入れる
- 紙袋や宅配ビニール袋に入れて完成
洋服は肌に触れる商品なので、きれいなビニール袋に入れましょう。
また、厚手のセーターなどかさばる商品は、圧縮袋に入れることでコンパクトにしながら、防水対策も行えます。圧縮袋に入れる場合は、事前に商品説明に記載しておきましょう。
雑貨など
化粧品やアクセサリー、生活雑貨などは、以下のように梱包します。
- 商品を緩衝材で包む
- 商品をOPP袋やビニール袋に入れる
- 封筒や商品サイズに合ったダンボールに入れる
- ダンボールに入れる場合は、すき間に緩衝材を詰めて完成
緩衝材で包んだ後は、防水のためにビニール袋に入れます。
小さめの雑貨の場合、外装にはクッション封筒を使うのがおすすめです。付属品があるものやブランド品の場合は、商品サイズに合った小さめのダンボール資材が良いでしょう。
防水対策に使える梱包資材
防水対策のために、水が染み込まないビニール袋などを用意する必要があります。
メルカリでは梱包資材について特に決まったルールはなく、市販のものを使っても問題ありません。ただし、購入者に気持ちよく受け取ってもらうことを考えて、できるだけキレイな梱包資材を使うことをおすすめします。
防水対策に使える梱包資材について、詳しく見ていきましょう。
チャック付きビニール袋
チャック付きビニール袋は、商品を密閉することができるため、防水対策にピッタリのアイテムです。
カード類や精密機器など、特に水濡れ対策が必要な商品の場合は、できるだけ用意できると良いでしょう。
チャック付きビニール袋は、食品用に限らず、さまざまなサイズのものが販売されており、100円ショップやホームセンターなどで購入可能です。
OPP袋・ビニール袋
価格も安価で手に入れやすいビニール袋ですが、チャック付きのものが用意できない場合は、ビニール袋に商品を入れて、開封口をすべて覆うようにしっかりとテープで留めることで、防水対策ができます。
また、雑貨などの場合は、OPP袋と呼ばれる透明なビニール袋に入れると、見栄えが良くなります。こちらも水が浸入してこないように、開封口をテープでしっかり覆えば防水対策になります。
OPP袋やビニール袋は、100円ショップやホームセンターなどで購入可能です。
メルカリの梱包資材
メルカリでも梱包資材の販売をしています。幅広いサイズの商品を、気軽に梱包・発送していただけるよう、以下のような梱包資材を販売中です。
- 宅配ビニール袋
- 手で巻くだけのカンタン圧縮袋
- エアーキャップ
- ゆうパケットや宅急便コンパクトの専用箱
- 各種サイズのダンボール箱
商品リストは下記の公式サイトからご覧いただけます。
お近くのコンビニやイトーヨーカドー、またはメルカリアプリ内のメルカリストアから購入可能です。
【メルカリストアの場所】
メルカリアプリの「出品タブ」から「オリジナル梱包材を見る」をタップ
安心して商品を届けるために、ぜひメルカリの梱包資材も活用してみてください。
梱包トラブルを避けるためにできること
輸送中の水濡れや衝撃で商品が破損して、トラブルに発展するのは避けたいものです。
メルカリは顔の見えないやり取りになるため、ちょっとしたことがトラブルになったり、反対にちょっとした気遣いが好印象につながる場合もあります。
お互いが気持ちよく取引するために、どのようなことに気をつけたら良いか見ていきましょう。
商品に合った梱包方法を知る
水濡れによって品質が著しく落ちるものは特に防水対策を徹底した梱包が必要となり、衝撃に弱い商品であればしっかりと衝撃対策をした梱包が必要になるなど、商品ごとに梱包方法が異なってきます。
それぞれの商品に合った適切な梱包方法を知ることで、商品を破損することなく届けることができ、また不要な梱包をしないで済むため、過剰包装になることも避けられます。
メルカリでは、メルカリガイドで商品別の梱包・発送方法などをご紹介しているため、そちらもぜひ参考にしてみてください↓。
補償ありのメルカリ便を使うと安心
発送方法で、「らくらくメルカリ便」または「ゆうゆうメルカリ便」を使えば、万が一のときに補償サービスが受けられるため安心です。
メルカリ便を利用した取引で、配送中に商品の破損などが起こった場合、メルカリ事務局が状況を確認し、適切に対応いたします。
安心して商品を届けたい場合は、補償があるメルカリ便を使って発送するのがおすすめです。
適切な梱包方法を知って安心して商品を届けよう
メルカリで売れた商品に防水対策をするには、チャック付きのビニール袋を使ったり、ビニール袋に入れた後しっかりテープで固定するなどの方法があります。それぞれの商品に合ったやり方で梱包することで、商品の破損を防ぎ、トラブルを避けることができます。
この記事も参考にしながら防水対策のポイントを押さえて、ぜひメルカリに商品を出品してみてください。