「メルカリで本を売ってみたい!」
「でも、梱包ってどうすれば良いんだろう……?」
そんな悩みを抱えている方に向けて、この記事では簡単かつ高評価も得やすい本の梱包方法をご紹介します。
スムーズで気持ち良い取引のために、ぜひ目を通してみてください。
メルカリで本を売るなら、適切な梱包が重要!その理由は?
フリマアプリであるメルカリにおいて、梱包は非常に重要なポイントです。
梱包が重要な理由は、主に下記の2つです。
- 受取評価に影響する
- 送料に影響する
理由1:受取評価に影響する
メルカリでは、取引の最後に、購入者と出品者がお互いに評価をします。
首尾よく本を購入してもらえても、梱包がイマイチだとクレームにつながり、購入者から悪い評価を受けてしまいます。
せっかくお互いに気持ち良く取引ができるはずだったのに、もったいない取引になってしまいます。
受取評価が悪いと、今後メルカリで他の商品を出品した際に購入検討者から警戒され、販売に影響が出てしまう可能性があります。
反対に、適切な梱包をキッチリと施せれば、購入者から高評価も得やすくなり、今後メルカリ内でほかの不要品をスムーズに処分するのも簡単になります。
理由2:送料に影響する
梱包は、送料にも影響します。
メルカリにはたくさんの発送方法があり、サイズや重さなどによって選択できる方法が異なります。
もし梱包方法が適切でなく、梱包後のサイズが必要以上に大きくなってしまった場合、無駄に高い送料で発送しなければいけなくなります。
そうなると、出品者の利益が減ってしまいます。
そのようなことを防ぐためにも、適切な梱包を行う必要があります。
メルカリで売れた本を梱包する3つのSTEP
それでは、メルカリで喜ばれる本の梱包方法を見ていきましょう。
今回はメルカリ公式が推奨している方法を参考に、3つのステップに分けて梱包の手順をご紹介します。
STEP1:本を守る梱包材・緩衝材を用意しよう
本の梱包の最初のステップは、本を守るための梱包材・緩衝材の準備。
本をきちんと守れるかどうかを左右する重要ポイントです。
本の梱包に必要なもの
本を梱包する場合、メルカリ公式では、以下の梱包材・緩衝材を使うよう推奨しています。
いずれもホームセンターや通販で簡単に手に入るアイテムです。
【本の梱包に必要なもの】
- ビニール袋もしくはOPPシート
- 緩衝材:新聞紙・プチプチ(エアキャップ)
- ダンボール資材
- ガムテープ・養生テープ
まとめ売りした本が売れた場合など、多くの本を梱包するなら、ダンボールに入れて送るのがおすすめです。
もし売れた本が1冊だけなら、ダンボールではなく封筒を使って送る手もあります。
本のサイズは下記の表を参考にご覧ください。
本の種類 | サイズ |
---|---|
A6判(文庫本など) | 105×148mm |
B6判(単行本など) | 128×182mm |
四六判(ハードカバーの単行本など) | 127×188mm |
A5判(学術書、文芸雑誌など) | 148×210mm |
B5判(週刊誌・一般雑誌など) | 182×257mm |
A4判(写真集など) | 210×297mm |
最初からプチプチの付いた「クッション封筒」など、便利な梱包アイテムも市販されていますのでチェックしてみましょう。
なお、本の梱包に必ずプチプチを使用しなければいけないというルールはありません。他の緩衝材を使用したりすれば、プチプチなしでも梱包可能です。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
公式が用意している「メルカリ梱包資材」を使う手も
初心者の内は、ビニール袋やOPPシートひとつとっても、どれが良いのか不安な方も多いはず。
そんなときには、メルカリのアプリ内や全国のコンビニで販売されている「メルカリ梱包資材」を使うのもおすすめです。
メルカリでは、そのまま発送に使えるダンボール箱やアイテムを守ってくれるプチプチ、長さも測れるテープなど、取引に役立つ便利な資材を公式に販売しています。
こちらは公式資材ゆえに不具合も起きにくく、万が一クレームを受けてしまった場合にも「メルカリ公式の資材を使っていました」と伝えられるため安心です。
身近なセブンイレブンやローソンでもすぐに手に入りますので、ぜひ確認してみてください。
STEP2:ビニール袋や緩衝材を使って本を優しく梱包する
無事に資材を入手できた後は、いよいよ梱包です。
本の梱包では、最初に水濡れを防止するためにビニール袋(OPPシート)で包み、その上からプチプチなどの緩衝材でさらに包んで衝撃対策を行います。
上手に梱包するポイントとして、以下の3点を覚えておきましょう。
- 本の角(4つ)をプチプチなどでしっかりと包む
→ちょっとした衝撃でも起こりやすい角折れの防止 - 本全体は過度に包みすぎない
→厚みが増し、送料が上がりやすくなってしまう。角など要所を重点的に守るイメージ - 複数冊が売れた場合はラップを使ってまとめる
→配送中にそれぞれの本が好き勝手に動くと傷ついてしまいやすい。できるだけ塊にまとめる
STEP3:封筒やダンボールに入れれば梱包は完成!
上記のポイントを意識しつつ本を包んだ後、封筒や段ボールに入れれば梱包は完成です。
こちらも購入者に喜ばれるコツとして、以下の5点を覚えておきましょう。
- 封筒の場合、中が見えない不透明なものを選ぶ
→プライバシー保護。購入者からのクレーム防止になる - 封筒の場合、余裕があれば厚紙を一緒に入れておく
→厚紙が本を守ってくれるため、折れや傷が付きにくくなる - ダンボールの場合、商品が動かないようにしっかり緩衝材を投入
→ダンボールの中で本が自由に動くと傷みやすくなる。梱包材はたっぷりと入れておく - ダンボールの場合、ガムテープでしっかりとフタを閉じる
→二重にとめておくなど、配送事故を起こさないよう注意する - ダンボールや封筒に「水漏れ厳禁」や「折り曲げ厳禁」と注意書きを書く
→配送業者に丁寧に扱ってもらいやすくなる
事前に資材を用意しておき、一度手順に慣れてさえしまえば、本を梱包するのに5分もかかりません。
ぜひ気軽な気持ちで挑戦してみてください。
【動画解説】1冊の本をクッション封筒を使って梱包する手順
メルカリ公式Youtubeでは、1冊の本をクッション封筒に入れて梱包する手順を動画で解説しています。
下記がその動画になりますので、参考にご覧ください。
メルカリで売れた本の発送方法は「メルカリ便」がおすすめ!
無事に梱包できた本の発送は、公式推奨の配送方法「メルカリ便」を活用するのがおすすめです。
メルカリでは、「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」と呼ばれる、それぞれヤマト運輸と郵便局と提携した配送方法を提供しています。
メルカリ便を使った場合、以下のメリットがあります。
【メルカリ便のメリット】
- 安心の匿名配送
- 面倒な宛名書きも不要
- 全国送料一律でわかりやすい
- 配送トラブルが発生した場合もメルカリがサポート
どちらの場合も発送はコンビニから行えるほか、らくらくメルカリ便であれば集荷にも対応、ゆうゆうメルカリ便であれば郵便ポストから送れる配送方法もあり、とても手軽です。
本の発送方法については、下記のページで解説していますので、併せてご確認ください。
上手に本を梱包してメルカリを使いこなそう!
今回は、メルカリで売れた本の梱包について解説しました。
購入者・出品者双方の評価が大切となるメルカリでは、梱包の良し悪しで取り引きの満足度や評価が変わり、アプリの使い勝手も変わります。
特に本のような傷みやすい品は、できるだけ傷が付かないように配慮して梱包しましょう。
この記事を参考に、お互いに笑顔で終われるスムーズな取引を目指して、ぜひメルカリで本を出品してみてください。