ネイルチップは、指先に付けるだけで気軽にネイルアートを楽しめる人気のアイテムです。イベントや旅行などで使いたい方、仕事などで爪を伸ばせない方などに人気で、自分の作品を販売するチャンスが増えています。この記事では、ネイルチップを販売する方法や必要なもの、販売するコツまで詳しく解説します。
ネイルチップを販売するならメルカリShopsがおすすめ
ネイルチップを販売するなら、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを開業できるメルカリShopsを利用するのがおすすめです。スマホ一台から、かんたんにネットショップを開設できるので、ネットショップ初心者でも手間をかけずにネイルチップの販売を始められます。
かんたんなだけではなく、自身のショップへの集客に役立つ機能や、一律送料でお得かつあんぜんに商品を送れる「らくらくメルカリ便」を利用できるなど、ネイルチップの販売に嬉しいポイントが多いです。どこでネイルチップを販売しようか迷っている方は、ぜひメルカリShopsを利用してみてはいかがでしょうか。
ネイルチップを販売するためには資格は必要?
ネイルチップを販売する際は、基本的には資格は必要ありません。しかし、資格を持っておくことで強みになるので、これからネイルチップのネットショップを開設するなら資格取得を目指すのがおすすめです。
ここでは、ネイルチップの販売に資格を持っておくと良い理由と、おすすめの資格をご紹介します。
信頼性を高めるためには資格や実績があると良い
ネイルチップは、資格や実績などがなくても販売することができます。しかし、お客さまに安心して購入してもらうためにも、資格や実績が強みになります。
ネイルチップは人気アイテムなので、販売しているショップが多く、売れるショップにするためには、資格や実績などの肩書が有利になります。
ショップを始めたばかりは、知名度や実績が低いため、人気ショップや売上が良いショップに隠れてしまいがちです。資格を取得して、実績を地道に積み上げていき、信頼性を高めていきましょう。
ネイルチップを販売する際に、持っておくと良い資格には、以下の2つがあります。
- JNECネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル技能検定試験
それぞれ詳しくご紹介します。
持っておくとおすすめの資格(1)|JNECネイリスト技能検定
JNECネイリスト技能検定は、1997年に始まったネイリストの機能検定試験で、ネイル業界ではもっとも歴史があり、権威のある資格です。
2023年10月時点で、受験者数は累計約99万人おり、合格者も約62万人もいて、ネイル検定試験では一番人気を誇っています。
JNECネイリスト技能検定では、ネイリストとしての知識の向上や技術を目的としており、基本的なところからトップレベルまでの幅広い知識と技術が試されます。
出典:公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター|日本ネイリスト検定試験センターとは
持っておくとおすすめの資格(2)|JNAジェルネイル技能検定試験
ネイルチップを制作する際には、ジェルを使うことになると思うので、ネイリストの資格と合わせて、ジェルネイルの資格を持っておくのがおすすめです。
JNAジェルネイル技能検定試験は、NPO法人日本ネイリスト協会が主催し、ネイルの正しい知識と技術を確立することを目指しています。この試験では、ジェルネイルの施術に必要な理論と技術を身に付けられます。
JNAジェルネイル技能検定試験は、全国で10万人以上が取得している人気の資格です。
出典:NPO法人 日本ネイリスト協会|JNAジェルネイル技能検定試験
ネイルチップを販売する方法
ネイルチップを販売する方法は、主に5つあります。
- ネットショップで販売する
- ハンドメイドマーケット(アプリ・サイト)で販売する
- フリマアプリに出品する
- 専門の販売サイトに出品する
- 雑貨店などで販売する
それぞれ方法やメリットが異なるので、自分に合った売り方を見つけていきましょう。
ネットショップで販売する
メルカリShopsをはじめ、最近では無料でネットショップを作成できるサービスが増えており、法人・個人問わずネイルチップを気軽に販売できるようになっています。
サービスによって費用やデザイン、機能などが異なりますが、初心者でもネットショップを簡単に運営できるものが多いです。初めての方が不安に思う集客の面でサポートを受けられる場合もあり、ネットを通じて全国のお客さまにネイルチップを届けられる方法と言えます。
ちなみにメルカリShopsなら、スマホ一台からかんたんにネイルチップの販売を始められます。フリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売できるため集客に強く、さらに充実した販促機能で無理なく売上アップを狙えます。
ハンドメイドマーケット(アプリ・サイト)で販売する
minneやCreemaなどといったハンドメイド作品を販売できるマーケットでも、ネイルチップを販売できます。
ネットショップと違い、ハンドメイド作品を購入したいというお客さまが集まっているので、自分が販売しているネイルチップのデザインを気に入ってもらえれば売れる可能性が高いです。
ただしハンドメイド作品の販売に特化したサービスになるため、多くの作家が集まっているため、競合との競争も激しくなりがちな点には注意が必要です。SNSなどを活用して集客するのはもちろん、デザインにオリジナリティを持たせるなどの工夫も欠かせません。
フリマアプリに出品する
「メルカリ」などのフリマアプリに作品を出品することもできます。フリマアプリは自分で値段を決められるので、作品のクオリティや相場に合った価格を付ければ、賢く利益を出すことが可能です。
ただし、フリマアプリはユーザー数が多いため、ネイルチップや雑貨を出品するクリエイターも多く利用しています。ライバルが多いので、初めのうちは利益よりも実績づくりに力を入れなければいけません。
値下げ交渉をされることも多く、利益が出る価格で売りにくいのも注意点と言えるでしょう。
専門の販売サイトに出品する
ネイルチップは人気が高いファッションアイテムのため、専門に取り扱う販売サイトがいくつかあります。専門サイトには、ネイルチップが欲しいお客さまが集まるので、出品できれば販売のチャンスが広がります。
販売に関するサポートを受けられたり、継続して出品できたりするメリットがある一方で、手数料などが発生し利益が低くなるケースがあります。サイトのコンセプトに合わせて製作する必要があり、自分らしいネイルチップが作れないこともあるでしょう。
雑貨店などで販売する
制作したネイルチップを雑貨屋やネイルショップなどに売り込み、販売してもらう方法もあります。その店舗を利用するお客さまの目に触れるため、魅力的なネイルチップを作れば、集客の手間を省いて販売できるでしょう。
ただ、商品をお店に置いてくれるかどうかは、お店の判断によります。店舗のコンセプトに合うか、価格は適切か、クオリティは問題ないかなど判断基準が多くあるので、経験や実績が浅い段階では断られる可能性が高いです。
ネイルチップを販売するために必要なもの
ネイルチップを販売するためには、製作に必要なもの以外にも、揃えておきたいものがあります。まずは販売で使用するものの用意から進めていきましょう。
製作に必要な材料
ネイルチップを製作する際に必要となる材料には、以下のようなものがあります。
- ネイルチップ
- ジェルネイルやマニキュア
- ベースコートとトップコート
- シールやパーツなどの装飾品
ネイルチップ
ベースとなるネイルチップには、形にいくつかの種類があるため、まずは形から選びましょう。ネイルチップの形には、ベリーショットやラウンジ、オーバル、スクエアなどがあります。
小さい手にも合いやすいものや爪が長く見えるもの、先端が尖ったものなどさまざまな形があるので、作りたいデザインに合わせて選ぶのも良いでしょう。
ジェルネイルやマニキュア
ネイルチップに色をつける場合は、ジェルネイルやマニキュアを使用します。マニキュアよりジェルネイルの方が長持ちしやすいです。
ベースコートとトップコート
ネイルチップを製作する際は、ジェルネイルやマニキュアを塗る前と後にベースコートやトップコートを塗ります。ベースコートやトップコートを塗ることで、ツヤが出るだけでなく、カラーやアート、パーツが取れにくくなるため長持ちします。
シールやパーツなどの装飾品
ネイルチップの制作にはベースカラーや手書きアート以外にも、シールやパーツなどを使って華やかに仕上げることもできます。ネイルチップに使える装飾品には、シールやストーン、スタッズ、ホログラム、パール、ラインテープなどがあります。
製作に必要な道具
ネイルチップの製作には、ネイルスタンドややすり、筆、UVライトなどの道具が必要になります。ネイルチップ制作で必要となる主な道具を見ていきましょう。
絵の具
ネイルチップにアートを施す際には、アクリル絵の具を使うことができます。アクリル絵の具に少し水を足して直接アートしたり、クリアジェルと混ぜて使うことが可能です。硬化していないジェルがネイルチップに残っている上からアクリル絵の具を乗せてしまうと線が滲んでしまうので、ジェルを固めた状態でアートを描くようにしましょう。
ネイルチップの製作に絵の具を使うことで、ジェルネイルにはない色が出せるようになり、アートの幅も広がります。
筆
マニキュアならボトルの蓋にハケが付いていますが、ジェルネイルの場合、コンテナに入ったものだとハケが付いていないので、ジェルネイル用の筆を用意する必要があります。
手書きでアートを描く場合は細い筆を使うことになるため、必要に合わせて複数の筆を揃えましょう。
ピンセット
ネイルチップにシールやパーツなどの装飾品を施すなら、ピンセットがあると便利です。
ネイルスタンド
ネイルスタンドは、チップを固定してデザインする際に使います。5本が連結しているタイプと一つずつが分かれているタイプがあります。全体のカラーを統一するデザインの場合は連結したもの、1本ずつ細かくデザインしていく場合は1本ずつのものを選ぶと良いでしょう。
またネック部分が長いスタンドを使うと手で固定できるので、細かいアートがしやすくなります。
やすり
やすりはネイルファイルとも呼ばれる、ネイルチップの形や長さを削ったり整えたり、表面の凹凸をなくしてマニキュアやジェルを定着させるために使う道具です。
一気に削るなら目の粗いもの、形を整えるなら目の細かいものなど、複数のやすりを使うことになるので、複数のやすりが入ったセットを購入するのもおすすめです。
両面テープ
両面テープはスタンドにネイルチップを貼り付ける際に使います。ネイルチップに使うために売られている専用の両面テープを使うのが良いでしょう。専用のものなら、さまざまなサイズがあるので、ネイルチップに合わせて調整する必要がありません。
UVライト
ジェルネイルを使う場合は、ネイルチップに塗ったジェルネイルを固めるために硬化用のUVライトが必須になります。UVライトにはドーム型やアーチ型などがありますが、しっかりと硬化させたいならさまざまな角度からライトを当てられるドーム型がおすすめです。
販売に必要な材料
ネイルチップの販売に必要な材料は、以下の通りです。
できあがったネイルチップを収納するケース
できあがったネイルチップを収納するケース
できあがったネイルチップは、傷ついたり、割れたりしないようにケースに入れます。
また購入されたネイルチップをお客さまに届けるために、梱包資材も必要です。封筒や箱、緩衝材、プチプチ、テープなどがあれば、最低限の包装が可能です。梱包資材の多くは100円ショップで揃えることができるので、まずは安価で必要な資材を揃えましょう。
取扱説明書
取扱説明書は必須ではありませんが、あると丁寧な印象を与えることができます。初めてネイルチップを使うお客さまであれば、付け方や手入れの仕方は嬉しいサポートでしょう。
市販の商品に付いているようにしっかりしたものではなくても問題ありません。小さな紙や冊子に使い方をわかりやすく記載し、商品と一緒に梱包しましょう。
ネイルチップのサイズの決め方
ネイルチップのサイズの決め方には、「標準サイズで販売する方法」または「オーダーメイド注文を受ける方法」の2種類があります。それぞれでの決め方についてご紹介します。
標準サイズで販売する
多くの人に合う平均的なサイズの番号をあらかじめ決めておき、決まったサイズでネイルチップを製作後、販売する方法です。標準サイズで販売する場合は、サイズに関するやり取りが必要なく、いくつかの在庫を作っておくことができるため、購入から発送までの時間を短縮できます。
ただし人によって爪のサイズやカーブが異なるため、標準サイズではすべてのお客さまに合うとは限らない点には注意が必要です。
標準サイズでできるだけ多くのお客さまに購入してもらうためには、幅広いサイズ展開が必要になります。
オーダーメイド注文を受ける
オーダーメイド注文は、注文をいただいたお客さまの爪のサイズに合わせてネイルチップのサイズを選ぶ方法です。
オーダーメイド注文の場合、「サイズ表から番号を選んでもらう」または「サンプルチップでサイズを確認してもらう」方法があります。
サイズ表の場合は、ネットショップの販売ページやホームページなどにネイルチップの横幅や長さ、形などを表示しておけばいいので、オンライン上のやり取りのみで注文可能です。もう一方のサンプルチップでのサイズ確認は、お客さまの自宅にサイズ確認用のサンプルチップを送ったり返送してもらう手間が発生します。
ただしどちらの方法にしても、お客さまの爪に合ったネイルチップが届けられるので、顧客満足度が高まるでしょう。
ネイルチップの基本的なつくり方
ここでは、ネイルチップの基本的な作り方をご紹介します。
ネイルチップは、基本的に以下の流れで作れます。
- まずはサイズや形に合ったチップを選ぶ
- 爪に合わせて成型する
- 塗装とパーツでデザインする
1.まずはサイズや形に合ったチップを選ぶ
まずは作成する形やサイズを決めたら、それに合わせたネイルチップを選びましょう。作りたい形に近いものを選ぶことで、工程の手間を削減ができます。
2.爪に合わせて成型する
ネイルチップを選んだら、作りたい形や幅、長さに削りながら、爪の根元にフィットするように整えましょう。
もし浮くようであればドライヤーで熱を当てることで、カーブの調節ができます。カーブの調節ができたら、仕上げに冷風をあてて固定します。
3.塗装とパーツでデザインする
ネイルチップを整形したら、チップをスタンドに両面テープなどで固定します。ダストブラシを使って、やすりがけで出た粉を払ってから、エタノールを染み込ませたキッチンペーパーなどで、ネイルチップの表面を拭いてキレイにします。
マニキュアやジェル、トップコート、トップジェル、パーツなどを使ってデザインしていきます。キレイに仕上げるためには、仕上げだけでなくデザインする前にもベースコートやベースジェルを塗ってからにするのがおすすめです。
最後にチップスタンドから外して、微調整を加えれば完成です。
ネイルチップを上手に販売するコツ
ネイルチップを上手に販売するためには、コツ・ポイントがあります。
- サイズ確認など購入しやすい仕組みをつくる
- 商品説明文や写真にこだわる
- 適正価格を付ける
- 複数のプラットフォーム・店舗で売る
- SNSなどで集客に取り組む
- リピーターを増やす工夫をする
素敵な作品が売上につながるように、できることから実践していきましょう。
サイズ確認など購入しやすい仕組みをつくる
ネイルチップのオンライン販売で気になるのが、チップの大きさです。
ネイルチップをオンライン販売する方法としては、「標準サイズで販売」「オーダーメイド注文」の2種類があります。
標準サイズで統一する場合は、決まったサイズ番号のものを販売するため、あらかじめ在庫を作っておくことができます。またお客さまとのやり取りが少ないため、手間が少なくなります。
しかし爪の大きさは人それぞれなので、あらかじめ製作したものが合わないこともあります。標準サイズのネイルチップがあわない方からは購入されないため、お客さまの幅はどうしても狭まってしまう点には注意が必要です。
お客さまは購入に失敗したくないので、サイズが確認できる仕組みを作りましょう。購入前に見本チップを送り、近いサイズを教えてもらい、ぴったりサイズのネイルチップを製作するなど、確認のステップを入れるのがおすすめです。
購入までに時間はかかるものの、丁寧なサービスによってリピート利用を期待できるかもしれません。
商品説明文や写真にこだわる
ネットショップでネイルチップを販売する場合、お客さまは商品を手に取ることはできません。そのため、お客さまが知りたいことを説明文や写真でしっかり伝えることが大切です。
商品説明文には、使用している素材、相性の良いシーンやファッション、デザインのこだわり、サイズなどを記載すると良いでしょう。サイズが合わなかったときの対応なども記載されているとベターです。
写真は、明るくわかりやすいものを用意しましょう。はっきり見えるように明るさや背景を工夫するのがポイントです。自然光が当たる場所で白色の背景で撮影すると、自然で明るい印象になります。
ネイルチップだけの写真のほかに、つけている様子がわかる写真があると、お客さま自身がつけている様子を想像しやすいです。
適正価格を付ける
利益を出したいからといって高額な価格を付けると、お客さまから購入されにくくなります。安価にしすぎると利益が出ず、ショップの運営に苦戦するケースが多いです。
そのため、ネイルチップを販売する際は、相場に合った適正価格を付けましょう。似ている商品の価格をチェックし、大きく離れないことがポイントです。
とはいえ、材料費や配送料なども関わってくるので、利益も考慮してバランスの取れた価格設定を行いましょう。
複数のプラットフォーム・店舗で売る
ネイルチップを販売する方法は、ご紹介したように複数あります。一つのプラットフォーム・店舗に絞るのも方法のひとつですが、複数の方法で販売するのがおすすめです。
出品するプラットフォームや店舗が増えることで、それぞれを利用するお客さまに合ったデザインのネイルチップをはじめとした商品をアピールできます。出店サイトとオリジナルショップを持てば、オリジナルショップに誘導することも可能です。
SNSなどで集客に取り組む
ネイルチップをより多くのお客さまに届けるためには、集客が必要です。実店舗のように日常の中で目に入る機会は少ないため、自らショップを知ってもらう努力が必要になります。
集客方法でおすすめしたいのがSNSです。X(旧Twitter)やInstagramなどを利用している方は多く、良いものをSNSで探す文化も生まれつつあります。ハッシュタグを上手く付けて投稿するなど、工夫した発信によって多くの方にネイルチップを知ってもらえるでしょう。
またSNSは、次回の販売予定や製作過程の報告などの新着情報を届けられるだけでなく、コメントやDMなどでお客さまと直接コミュニケーションを取れるので、ファン獲得につなげやすいのも特徴です。
ちなみにメルカリShopsでは、X(旧Twitter)やInstagram、Facebookなどの各種SNSと連携することが可能です。ショップページにSNSアカウントのリンクを設置できるので、メルカリShopsから直接SNSにアクセスしてもらえます。
リピーターを増やす工夫をする
ショップのファンを増やす工夫として、特典やメッセージカードを添えるのもおすすめです。ちょっと喜んでもらえるように入浴剤やドライフラワーなど、さりげないおまけを用意してみましょう。
メッセージカードでは、購入してくれたことへの感謝やネイルチップに込めた思いなどをシンプルに伝えるのがポイントです。ショップのSNSアカウントやURLなどを記載すると、再度利用してもらえる可能性が高くなります。
ちょっとしたおまけやメッセージによって、人柄を伝えることができ、また利用したいと思ってもらえるでしょう。
ちなみにメルカリShopsでは、ラベルと表示回数でリピーターであることを知らせてくれる機能が搭載されています。リピート購入か新規購入かを一目で確認できるので、毎回異なる方法でお客さまにアプローチすることが可能です。
ネイルチップ販売の際の注意点
ネイルチップを販売する際には、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。注意しなければいけない点は、以下の3つです。
- 売れるためにはクオリティが重要
- 商用利用が禁止されているものに注意する
- 利益によっては確定申告が必要になる場合がある
それぞれを詳しく見ていきましょう。
売れるためにはクオリティが重要
ネイルチップを購入したい方は、他にはないデザインや使いやすさ、耐久性などを求めています。デザインに惹かれる特徴がなかったり、数回で壊れてしまったりするものでは、お客さまに購入してもらうのは難しいでしょう。
売れるためにはクオリティが重要です。質の高いネイルチップを作るためには、知識や技術、経験が必要になります。いきなりハイクオリティなネイルチップを作るのは難しいので、勉強や練習を繰り返しながら、良い商品を作れるようになりましょう。
クオリティを高めていく過程で、ヒントになるのがお客さまの口コミです。ネイルチップを販売すると、多くの場合お客さまから評価をもらうことになります。満足の声だけではなく、不満の声も時にはありますが、一喜一憂せずに次の製作に活かしましょう。
例えば、オリジナリティを出すために凝ったデザインのネイルチップを販売したとします。ところが、お客さまからシンプルな方が良かったという声があれば、必ずしもアートのようなデザインが求められていないことがわかるでしょう。装飾を抑えめにしたり、カラーを絞ったりすることで、お客さまのニーズに合った製作ができるようになるはずです。
ちなみにメルカリShopsなら、相互評価が基本のフリマアプリ「メルカリ」を利用する方がお客さまになるため、口コミを残してくれる場合が多いのが特徴です。
商用利用が禁止されているものに注意する
ネイルチップにキャラクターやブランドロゴなどを勝手にデザインして販売することは、著作権法違反になります。
キャラクターやブランドロゴなどは、商用利用が禁止されています。自分用にネイルチップを作って、自分で使うのは問題ありませんが、販売してお金を得ることは認められていません。
商用利用が禁止されているデザインを、勝手に使うと著作権侵害に違反する行為となるため、販売用のネイルチップには絶対に利用しないでください。
またネット上などに公開されている、他ショップのオリジナリティが高いデザインをコピーするのも、著作権法違反に該当するので注意が必要です。
利益によっては確定申告が必要になる場合がある
ネットショップを運営して収入を得ている場合は、1年間の利益がある一定の金額を超えたら、確定申告をしなければいけません。
副業の場合は、年間所得が20万円以上になると、確定申告をする必要があります。会社に勤めている場合は、会社が年末調整を行うので、自分で申告を行うことはありません。
ただし、副業をしている場合は、会社の年末調整とは別に、自分で確定申告書を作成して、税務署に提出する必要があります。確定申告をしないと、追加で税金を納めなければいけなくなる可能性もあるので、忘れないようにしなければいけません。
副業を始める際は、税金に関しても勉強しておくことが大切です。
ネットショップでネイルチップを販売するまでの流れ
ネットショップでネイルチップを販売するまでの基本的な流れは、以下の通りです。
- ショップのコンセプト・ショップ名を決める
- 出店先を決める
- ネイルチップ製作材料を揃える
- ネイルチップを製作する
- サイズ確認方法を決める
- 商品写真を撮影する
- 商品名・商品紹介文を考えてサイトに登録する
- 販売価格を決める
- 発送方法を決めて梱包資材を揃える
- 取扱説明書・サンキューカードなどを準備する
- 販売を開始する
1.ショップのコンセプト・ショップ名を決める
まずはショップのコンセプトやショップ名を考えましょう。ショップ名は、販売したいネイルチップのジャンルなどに合わせた覚えやすい名前にするのがおすすめです。
コンセプトやショップ名は、ショップづくりのもととなるものなので、適当に決めるのではなく、慎重にしっかりと決めることが大切です。
2.出店先を決める
ネイルチップを販売する方法には、ネットショップやハンドメイドマーケット、フリマアプリなどがあります。その中から出店先を選ぶのですが、特におすすめなのはネットショップの開設です。
初期費用や月額費用がかからないサイトも数多くあるので、初期費用を抑えて始められます。またショップ運営に必要な機能やサービスが充実しているので、商品を登録するだけですぐに販売を開始できます。
ちなみにメルカリShopsなら、商品が売れるまで一切の費用がかからないので、気軽にネットショップを開設することが可能です。またフォーマットに沿って、ショップ情報の入力や商品の登録をするだけなので、誰でもかんたんにネイルチップの販売に挑戦できます。
3.ネイルチップ製作材料を揃える
出店先を決めたら、販売するネイルチップを作成するのに必要な道具や材料を揃えます。材料や道具は数多くあるので、一気に揃えると値段もかかります。
ネイルチップの製作に必要な材料や道具の多くは、100円ショップやスターターキットなどでも揃えられます。まずは最低限必要なものだけを揃えて、後から徐々に揃えていくのもおすすめです。
4.ネイルチップを製作する
材料を揃えたら、販売するためのネイルチップを作ります。
5.サイズ確認方法を決める
ネイルチップの販売においてサイズ確認は非常に重要なので、どの方法でサイズ確認を行うのかを決めます。
標準サイズで販売する場合は、各商品ページにサイズ番号表を載せて、お客さまに欲しい番号を選んでもらって注文してもらうようにすると良いでしょう。
6.商品写真を撮影する
販売ページに載せるための商品写真を撮影します。お客さまに欲しいと思ってもらえるように、キレイに撮影することが重要です。
一眼レフやデジカメがあればベストですが、ない場合はスマホのカメラでも問題ありません。撮影した写真は、加工アプリなどで加工してよりキレイに見えるようにしましょう。
ただし、写真と実物があまりにもかけ離れているとクレームにつながるので注意が必要です。
ちなみにメルカリShopsなら、アプリを使って商品登録をする場合、アプリ内で写真の撮影と加工ができるので、別途加工アプリを使い分ける手間が省けます。
7.商品名・商品紹介文を考えてサイトに登録する
商品ページに掲載する写真を用意したら、写真をアップロードして商品名と商品紹介文を考えましょう。
商品説明文には、お客さまが欲しいであろう情報を記載してしっかりと伝えましょう。
8.販売価格を決める
ネイルチップの販売価格を決めていきます。販売方法は、適正価格はもちろん利益を考慮して損しないような価格を設定しましょう。
ちなみにメルカリShopsの場合、商品価格と送料を分けた値段設定はできないため、送料を含めた商品価格を設定するようにしましょう。
9.発送方法を決めて梱包資材を揃える
発送方法はサイズによって送料も変わるので、できるだけ発送費用を抑えられるサービスを選ぶのがおすすめです。梱包した状態の商品のサイズに合うサービスの中から、利用しやすいものを選びましょう。
ちなみにメルカリShopsなら、通常よりもお得な価格の一律送料で商品を送れる「らくらくメルカリ便」が利用できるので、配送コストを抑えられます。幅広いサイズに対応しているので、商品のサイズに合わせやすいのもポイントです。
発送方法が決まったら、販売するネイルチップの数に合わせて、梱包資材を揃えます。
10.取扱説明書・サンキューカードなどを準備する
購入いただいたネイルチップに同封する取扱説明書とサンキューカードを準備しましょう。サンキューカードは、お客さまにネイルチップを購入していただいた感謝の気持ちを伝えるためのものです。
サンキューカードは、あまりにも長いメッセージだと読むのも大変になるので、シンプルなもので問題ありません。感謝の気持ちを短く伝えましょう。
11.販売を開始する
すべての準備が整ったら、後はあらかじめ登録しておいた商品ページを公開して販売を開始しましょう。
公開したら、実際に公開された商品ページを確認して、どのように見えるのかや見えづらいところはないか、誤字や脱字がないかの最終確認をするのがおすすめです。
ネイルチップ販売なら集客に強く便利な機能が充実したメルカリShopsへの出店がおすすめ!
ここまでネイルチップを販売する方法やコツを解説しましたが、ネイルチップを販売するなら店舗を持たずに運営できるネットショップがおすすめです。店舗の場所に関わらず販売でき、全国のお客さまにネイルチップを届けることができます。
ネットショップを開設する場合は、どのサービスを利用するかが大切です。そこでおすすめしたいのがメルカリShops。ここでは、ネイルチップの販売に便利なメルカリShopsの魅力をご紹介します。
初心者でもスマホからかんたんにショップ開設ができる!最短即日からネイルチップの販売ができる
メルカリShopsは、シンプルで快適に利用できるネットショップサービスです。操作もスマホからかんたんに行え、難しい知識がなくても利用していただけます。
ネットショップを開設するには、審査が必要なので、まずは開設申込から始めましょう。ショップ開設の申し込みは、約10分から15分程度で完了し、審査結果は即日から数営業日以内にメールでお知らせいたします。
またネットショップ開設後は、かんたんな手順で商品を販売でき、あらかじめ用意された豊富な決済手段、配送に便利なメルカリ便などを活用して、かんたんにショップを運営できます。
フリマアプリ「メルカリ」市場を活かせるため若い女性も多く売れる可能性が高い
メルカリShopsで販売した商品は、フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しむお客さまに表示されます。フリマアプリ「メルカリ」を利用しているのは毎月2,300万人以上となっており、お客さま候補が数多くいるのがメリットです。
またネットショップを運営するためには集客の手間がかかりますが、メルカリShopsなら集客いらずで多くのお客さまに商品をアピールできます。
参考:メルカリ|フリマアプリ「メルカリ」、サービス開始10周年記念インフォグラフィックス公開
初期費用と固定費は不要!ショップ規模に関わらずコストを抑えて運営できる
メルカリShopsの利用には、初期費用や月額利用料といった固定費は一切かかりません。月々発生するコストがないので、費用を抑えながらショップ運営が可能です。
ただし、商品が売れたときに、売れた商品価格から10%の販売手数料が発生します。また、売上金を口座に振り込む際は、振込手数料が別途発生します。メルカリShopsでかかるコストは販売手数料と振込手数料の2点と覚えておきましょう。
サイズ別一律料金の「らくらくメルカリ便」を利用すれば送料が抑えられる
メルカリShopsでは、売れた商品をお客さまのもとに発送する際に、お得に送れる「らくらくメルカリ便」が利用できます。「らくらくメルカリ便」は、サイズ別で全国一律の送料に設定されているので、お客さまのお住まいの地域が日本全国どこであっても送料が変わりません。
送料が変わらないため、送料を個別に調べることなく、販売価格が決められるので手間がかからないのが嬉しいポイントです。また、送料が抑えられる分、販売価格を下げれば、販売の幅を広げられます。
「らくらくメルカリ便」には、送料以外にも、以下のような特徴があります。
【「らくらくメルカリ便」の特徴】
- 宛名書き/レジでの会計が必要ない
- 幅広いサイズ(60サイズから160サイズまで)に対応している
- 匿名配送に対応している ※「クールメルカリ便」は匿名配送に対応していません
- フリマアプリ「メルカリ」の取引画面からかんたんに配送状況が確認できる
- 万が一の配送時のトラブルが発生した場合は、適切にサポートが受けられる
「らくらくメルカリ便」は、メルカリShopsの出店者と、フリマアプリ「メルカリ」の出品者のみが利用できる配送サービスです。
売れやすい環境や機能が充実しているので独自の集客なしでも商品が売れやすい
メルカリShopsには、売れやすい環境や機能が揃っているため、フリマアプリ「メルカリ」内の集客のみでもネイルチップが購入されやすいのも魅力の一つです。
例えば、ファンがつきやすくなる環境としては、以下のような機能があります。
フォロー機能
お気に入りのショップをフォローできる機能。新商品の販売開始時に、自動で通知が届くため、新商品をお客さまにアピールできます。
タイムセール機能
指定した期間内に、該当商品を割引価格で販売できる機能。商品ページにタイムセールラベルが表示されるので、視覚的にお得感を伝えられます。またセール開催中には、タイムセール商品一覧ページに表示されるため、露出度を増やして新規のお客さまを呼び込めます。
ショップクーポン機能
ショップのフォローしてくれているお客さま向けに割引クーポンを発行できる機能。フォロワーの購入意欲を促せるのはもちろん、クーポンをきっかけに新たなフォロワーの獲得も期待できます。
SNS連携
メルカリShopsにSNSアカウントを連携できる機能。ショップページにSNSアカウントのリンクが設置できるので、メルカリShopsから直接SNSにアクセスしてもらえます。
購入前のメッセージ機能
お客さまが、商品の疑問点や、気になる点などをショップに直接質問できる機能。購入前の疑問点が解決できるので、購入のきっかけを作りやすくなります。
上記の機能は、どれも無料で利用できるので、ぜひ利用してみてください。
サポートが受けられるため万が一のトラブル時もあんしん
ネットショップを運営していると、お客さまとのトラブルが起こってしまうことがあります。いくら気をつけていたとしても、お客さまからキャンセルを依頼されたり、クレームをつけられてしまったりする可能性はゼロにはできません。
その点、メルカリShopsであれば手厚いサポートを受けられる体制が整っています。万が一のトラブル時にも、運営に相談することで適切なサポートを受けられるため、安心してご利用いただけます。
メルカリShopsでネイルチップを販売しよう
ネイルチップは、実店舗だけではなく、ネットショップやフリマアプリ、販売サイトなど様々な方法で販売できます。
なかでも、ネットショップは初心者でも始めやすく、工夫次第で上手く販売できる方法です。
メルカリShopsには、フリマアプリ「メルカリ」上のお客さまにアピールできることに加えて、運営コストを抑えられること、便利な管理機能が多いこと、サポートが充実していることなど、多くのメリットがあります。
ぜひメルカリShopsを活用して、ネイルチップの販売を始めてみましょう。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
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